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クレジット端末機(CAT端末)とは?導入の方法やモバイル端末との違いなどを徹底解説
2021年になり、ますますキャッシュレス化が進んでいる現在において、事業者側が導入する際に考えなければならないのが、クレジット端末機・クレジット読み取り機とも呼ばれる「CAT端末」についてです。
今回は、CAT端末とはどのような働きをしているのか、どのようにして導入すればいいかなどをご紹介いたします。
目次
クレジット端末機(CAT端末)とは?
CAT端末とは、「キャット端末」と読み、カードの有効性を確認する決済端末のことです。
Credit Authorization Terminal(信用照会端末)の略で、クレジットカードを利用できる店舗で顧客がクレジットカードを利用した際、カードの情報をクレジットカード情報処理センター経由でクレジットカード会社に送り、そのカードが有効なものであるかどうかを確認でき、問題が無ければそのまま会計ができます。
CAT端末にはお店のレジ周りに据え置かれている「据え置き端末」と移動販売などで持ち運び可能な「モバイル端末」があります。
クレジット端末機(CAT端末)の導入方法
CAT端末を導入する方法は2つ。
1つはカードブランドが出している決済端末を契約し利用する「個別契約」、2つ目は一度に複数の決済方法・国際ブランドを導入できる「決済代行会社を介しての契約」です。
決済代行会社を利用すれば1つの会社と契約するだけで複数のカードブランドや決済方法を利用できるため、とても便利です。ですが、会社ごとに利用できる決済サービスや料金は違いますので、しっかりとした比較が必要になります。
クレジット端末機(CAT端末)の決済手順
CAT端末の決済手順は、メーカーやモデルによって異なりますが、基本的には以下の手順で処理を行います。
1, 売上ボタンを押す
2, 金額、支払い回数などを入力する
3, カードや決済端末によりカードの読み取り方法が分かれます。①磁気カードの場合は通す、②ICチップカードの場合は差し込みをして読み込む、③タッチ決済の場合はカードリーダーにタッチする。
3, 認証通信(ICチップ決済の場合は、暗証番号を入力します)
4, 売上票・レシートの出力
5, (磁気カード決済の場合)売上票にサインをもらう
クレジットカード決済をした際は、「お客さま控え」「加盟店控え」「カード会社控え」の3つのレシートが出力されます。
顧客にはお客さま控えとレジの控えを渡し、加盟店控えとカード会社控えは一緒に保管をしておきましょう(磁気取引の場合はお客さまにカード会社控えにサインをしてもらいます)。クレームやカードの不正利用があった際に保管をしておかないと、カード会社からの返金請求に応じなくてはなりません。
クレジット端末機(CAT端末)の種類の違い
クレジット端末機(CAT端末)には、「据え置き型」、「ポータブル型」、「スマホ・タブレット型」の3つがあります。
端末はそれぞれ事業者によって仕様は違いますが、大まかな特徴をそれぞれ紹介いたします。
据え置き型
据え置き型端末は、レジに直接繋ぎ利用するタイプ。飲食店やデパートなどで見かけるのはこの据え置き型タイプです。
機能性が高く、使いやすいですが、レジに直接繋いでいるため、端末をテーブルに持ち運んだりすることはできません。ですがその分セキュリティ性は高く、紛失のリスクもありません。
また、決済手段ごとに追加で端末を導入する必要があるものもあり、レジ周りが狭い場合は不向きです。
stera terminalは、多くの決済手段を1つにまとめることができる決済端末。これ一台で完結できるため、追加で端末を導入する必要はありません。そのため、狭いレジでも利用できるのがうれしいポイントです。また、stera packなら月額3,300円(税込)で気軽に導入が可能です。
ポータブル型
ポータブル型は、Wi-Fiや4G回線などを利用するタイプ。
据え置き型と違い、端末を持ち運べるのでテーブル会計をする際にも便利なのが特徴で、訪問販売やイベント会場、移動販売の際にも便利です。
端末がコンパクトなので、レジ周りが狭い、レジ周りの内装をこだわりたいという企業にもおすすめです。
コンパクトな反面、レシートプリンターが内蔵されていないことも多く、利用するには別売りのレシートプリンターが必要になることもあります。
Square Terminalは、コードレスで、バッテリーの持久性も高く、1日中決済を受け付けることができるポータブル型の決済端末です。レシートプリンターが内蔵されているため、これ一台で決済をすべて完結させることができます。
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スマホ・タブレット型
スマホ・タブレット型は、スマートフォンやタブレットにカードリーダーを接続して、決済端末として利用する方法です。スマートフォンを持っていれば、カードリーダーのみで導入ができるため、導入費用が抑えられます。
一時的にクレジット端末機を利用したいというイベント会場・移動販売での利用に便利な形です。
こちらもポータブル型と同様、レシートプリンターが内蔵されていないことが多いので、別途用意する必要があります。
Square Readerは、スマホやタブレットに接続するだけでキャッシュレス決済に対応できるCAT端末です。専用ドックにセットすることで、常に充電した状態で決済を受け付けることができます。磁気カードを決済するための専用リーダーもついているので、どんなタイプの決済でも安心して利用できます。
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CAT端末のメリット
では、据え置き型CAT端末のメリットをご紹介します。
セキュリティ性能が高い
据え置き型CAT端末の場合、電話回線、またはLAN回線を利用してカード情報をセンターに送ります。
一般的に、インターネット回線よりも電話回線の方がセキュリティが高いとされていますので、カード情報を取り扱うにはうってつけです。
また、端末が有線でつながれているため、悪意のある第三者に盗まれる、細工をされるということも少ないのも、メリットの一つです。
マルチ決済端末を使えば、さまざまな決済方法が導入できる
マルチ決済端末は、1つの端末でさまざまな決済方法に対応できるCAT端末のことです。
近年急速に進んでいるQRコード決済や、電子マネー決済など、クレジットカード決済以外のキャッシュレス端末も導入したいという方も多いと思います。
stera terminal(ステラターミナル)は、三井住友カードが提供している据え置き型CAT端末。世界水準のセキュリティで、QRコード決済、電子マネー決済、クレジットカードなど、さまざまなキャッシュレス決済に対応可能です。
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売り上げの管理が楽になる
CAT端末を利用することで、キャッシュレス決済の回数が増えれば、現金管理の手間やリスクを減らすことができます。
キャッシュレス決済された分の集計は、データを確認するだけで完了しますので、スタッフにとっても作業負担の削減につながるでしょう。
顧客層の拡大が期待できる
ジェーシービーが行った調査によると、消費者の2人に1人(53.5%)はキャッシュレス決済ができない店舗の来店意欲が下がると言われています。
逆に言えば、キャッシュレス決済を利用できるというだけで顧客層の拡大、来店意欲を上げることが可能ということ。
見込み客を逃さないためにも、CAT端末の導入などでキャッシュレス決済を利用できるようにすることは大切です。
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CAT端末を導入するときのポイント
CAT端末を取り扱っている決済代行会社はとても多いため、どの端末にしたらいいのか迷ってしまう、という事業者の方も多いと思います。
そこで、導入する際に気を付けておきたいポイントをご紹介いたします。
充分なサポートがある会社を選ぶ
初期設定やトラブルが起こった際など、しっかりとしたサポートが受けられる会社に頼むことで、スムーズな導入が行えます。
CAT端末が使えないとなると、業務に支障が出たり利用者に迷惑となる可能性もありますので、トラブルが起こった際に連絡できる先を確認しておくことも大切です。
導入したい決済方法がある端末を選ぶ
現在、さまざまな決済方法があり、どの決済方法を導入すればいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードは、利用者が日本で一番多い現金以外の決済方法ですし、電子マネー決済・QRコード決済は今後も伸びしろがあり、少額決済ができる店舗では売り上げの拡大にもつながります。
このように、自分の店舗に合った決済方法を見つけ、導入したい決済方法が利用できるCAT端末を選ぶことが大切です。
充分な実績がある会社を選ぶ
CAT端末は、顧客のカード情報を扱う重要な端末です。そのため、セキュリティ面はもちろん、充分な実績がある会社であるかどうかも重要な判断基準です。
自社の同業他社の導入実績や、効果などのデータがあると、CAT端末導入の後押しにもなるでしょう。
CAT端末の導入で迷っているなら「stera terminal」がおすすめ
据え置き型CAT端末の導入なら、「stera terminal(ステラターミナル)」がおすすめです。
stera terminalは、三井住友カードがGMOペイメントゲートウェイ株式会社とビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社と提携して開発した新しい決済プラットフォームです。
豊富な決済サービスをワンストップで提供
steraの決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」は、電子マネー・QRコード決済・クレジットカード決済など、すべての決済手段に対応した、オールインワン決済端末。
カードは磁気ストライプ、接触IC、非接触ICにも対応していて、電子サインやPINの入力も利用者側の画面で行えますので、他の機械はなにもいりません。
PINの入力キーは常にランダムに表示されるほか、お客さま側からしか目視できないようになっているため、セキュリティ対策もばっちりです。
ECサイトと実店舗のデータ統合が可能
これまでのCAT端末では、ネット店舗とリアル店舗の決済データを連係できないという課題がありました。
ですが、steraではECとリアル店舗、両方の決済データを統合管理できるシステム「stera dashboard(ステラダッシュボード)」を提供しています。
それぞれの店舗のデータを手作業で集計し、突き合わせるという必要がなく、簡単に確認が可能です。
データをダウンロードし、分析することでマーケティングや業務の効率化にも活かせるでしょう。
世界レベルのセキュリティを実現
三井住友カードが長年培ってきたセキュリティ対策のノウハウに、世界規模で利用されているVISAの不正検知システムなどの機能を融合し、世界基準のセキュリティレベルを実現しています。
また、安定したネットワークで事業者も利用者も安心して利用できるよう設定されています。
今回の記事のまとめ
CAT端末とは?
- ・読み方は「キャットたんまつ」
- ・個別契約と決済代行会社を介しての契約で導入が可能
CAT端末とモバイル端末の種類の違い
- ・CAT端末はセキュリティが高く、さまざまな決済方法に対応できるものもある
- ・モバイル端末は、低価格でコンパクトな決済端末。
CAT端末のメリット
- ・セキュリティ性能が高い
- ・マルチ決済端末を使えば、様々な決済方法が導入できる
- ・売り上げの管理が楽になる
- ・顧客層の拡大が期待できる
CAT端末を導入するときのポイント
- ・充分なサポートがある会社を選ぶ
- ・導入したい決済方法がある端末を選ぶ
- ・充分な実績がある会社を選ぶ
CAT端末の導入で迷っているなら「stera terminal」がおすすめ
- ・ECサイトと実店舗のデータ統合が可能
- ・世界レベルのセキュリティを実現
- ・豊富な決済サービスをワンストップで提供
- ・アプリのダウンロードで必要な機能を追加できる
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