stera(ステラ)アプリの開発の始め方

stera(ステラ)アプリとは

stera terminal(ステラターミナル)上で動作可能な Android™ アプリケーションのことを指します。stera(ステラ)アプリを開発することで、stera terminal(ステラターミナル)の可能性を大きく拡げることができます。

stera terminal(ステラターミナル)

 

stera(ステラ)アプリでは下記の機能を実現できます。

 

  • stera terminal(ステラターミナル)搭載ハードウェア(プリンタ、カスタマーディスプレイ)の制御
  • 決済アプリケーションとの連携
    • stera terminal unitは対象となりません。
  •  Android 標準APIを使用した機能の実装
    ただし、下記制限があります。
    • ハードウェア非搭載の機能に対応するAPIは使用できません。
      具体的にはGPSや加速度センサーが使えません。
    • GMS(Google Mobile Service)非搭載です。
    • Firebaseを活用したプッシュ通知などの一部機能が使用できません。
    • PCI-PTS要件対応のため、Open Protocol仕様制限(セキュリティモード)があります。
    • 特定の鍵で署名したアプリケーションのみインストールできます。
    • stera terminal standardのOSは Android 8.1(Oreo)になります。
    • stera terminal unitのOSは Android 10(Q)になります。

アプリケーション開発に必要な知識

アプリケーション開発に携わる上で、下記の基礎知識を保有している必要があります。

 

  •  Android アプリケーション開発の基本知識
    参考サイト:AndroidDevelopers
    ※別ウィンドウでAndroidDevelopersサイトへ遷移します。
  • Java/Kotlin言語の基本的な知識
  • stera terminal(ステラターミナル)に関する知識(本ドキュメント)

準備するもの

stera(ステラ)アプリの開発にあたり、下記を用意してください。

 

  •  Android 開発環境(AndroidStudioを推奨)の入った開発用PC
    開発用PCのOSは問いません。
     Android 開発環境の一例として、AndroidStudioのインストール方法を以下ページで説明しています。
    アプリ開発のための環境構築
    また、アプリケーションをstera terminal(ステラターミナル)へデプロイするために、ストア署名ツールが必要となります。ストア署名ツールについては、以下ページを参照ください。
    アプリ配信のための署名

 

  • 開発用stera terminal(ステラターミナル)端末
    アプリケーションのデバッグをするために必要です。
    また、stera terminal(ステラターミナル)と開発用PCとの接続にはmicroUSBケーブルが別途必要です。
    開発用stera terminal(ステラターミナル)端末の入手方法は三井住友カードにお問い合わせください。
    仮想 Android 端末を使用したデバッグもできますが、stera terminal(ステラターミナル)制御モジュール(PaymentApi.jar)との連携の確認ができません。

 

  • stera market(ステラマーケット)アプリ開発キット
    stera market(ステラマーケット)用のアプリケーションを構築するための開発者用ソフトウェアやガイドラインをダウンロードする必要がございます。
    stera market(ステラマーケット)へログイン後にダウンロードをお願いいたします。

 Android は Google LLC の商標です。