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法人カードの基礎知識
企業・法人、個人事業主向けの法人カードは、一般的に個人カードより審査が厳しく、年会費も高く設定されていますが、ビジネスシーンで利用すると多くのメリットがあります。今回は、そのメリットの一つ、付帯サービスについて解説します。
多くの法人カードでは、利用に応じてポイントやマイレージサービスを受けることができます。還元率は個人カードに比べると低い傾向にあり、0.5%程度ですが、法人カードの場合、社員に持たせている複数枚のカードで貯まったポイントを親カードにまとめることもできます。年間で計算すると、経費もまとまった額になるため、ポイント還元率が0.5%でも、毎月100万円の経費を使えば、年間で6万円分のポイントが貯まります。獲得したポイントは企業・法人のものになるので、会社の備品など社員に還元できます。
海外への出張が多い職種・業種にとってうれしいのが、海外旅行損害保険の付帯サービス。法人カードに付帯されている海外旅行損害保険は、海外出張中に起きたケガや病気、盗難などさまざまなトラブルを補償してくれます。補償額は、一般カードより、ゴールド、プラチナカードの方が高いのが通例です。海外は日本と医療費の事情が異なることから、海外出張に保険をかける必要がありますが、法人カードに付帯していれば、保険料の節約になります。
法人カードによっては、経営者や従業員の健康増進を目的として、スポーツクラブ優待や健康相談、人間ドックが割引価格で受けられるサービスが付帯されています。法人カードを保有する経営者だけでなく、従業員への福利厚生に利用できるものもあり、その内容は、ホテル、レストラン、レジャー施設のほか、育児サービスや家事代行サービスなどさまざま。自社で必要なサービスが充実した法人カードを選ぶと良いでしょう。
カードを使って買物をした商品について、「火災・破裂・爆発・破損・盗難」などの事故が起きた場合、商品の金額が保険金で支払われるサービスです。オフィスで使うパソコン、家具など高額なものは、ショッピング保険がついていることでリスクヘッジにもなります。限度額、保証期間などは、カード会社やカードの種類によって異なります。
有料道路の料金を後払いで精算するETC カードは、法人カード1枚につき、複数枚発行できるものもあります。社員が業務で車を使う場合は、ETCマイレージサービス、深夜通行割引などのメリットがあります。
ゴールド・プラチナカードには、ビジネスデスクが利用できるサービスが付帯していることもあります。例えば、レンタルオフィスや会議室、ビジネスラウンジが利用できるものや、飛行機や新幹線の手配を代行してくれる執事サービス、税務相談・法律相談ができる専門家の紹介サービスなど、忙しいビジネスパーソンに便利な付帯サービスです。
経費精算業務の効率化が図れるように、クラウド型経理精算ソフトサービスと連動しているカード会社もあります。クラウド型経理精算ソフトサービスは、クレジットカードの利用明細をソフトに簡単に取り入れることができ、仕訳伝票の自動作成ができます。会社法に準拠した決算書を作ることができます。
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今回の記事のまとめ
法人カードは、ビジネスに便利な付帯サービスが充実しています。自社にあった付帯サービスから法人カードを選ぶことで、企業・法人にとってさまざまなメリットを得ることができるでしょう。