固定資産税はクレジットカード納付できる?メリットや納付方法を解説

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    2024.01.22

固定資産税はクレジットカード納付できる?メリットや納付方法を解説
監修: 宮川真一 監修: 宮川真一

監修:宮川真一

岐阜県大垣市出身。1996年一橋大学卒業。税理士としてのキャリアは20年以上。税理士法人みらいサクセスパートナーズの代表として、会計・税務を軸に複数の会社取締役・監査役にも従事。

【保有資格】CFP® 、税理士

家や土地といった不動産を所有していると、固定資産税の納税義務が発生します。自治体によっては固定資産税がクレジットカード納付できることをご存じでしょうか。クレジットカード納付ができれば、クレジットカードのポイントが貯まるといったメリットがありますので、活用したいところです。

ここでは、固定資産税をクレジットカードで納付するメリットや納付方法について解説します。

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固定資産税はクレジットカードで納付できる!

固定資産税はクレジットカード納付が可能です。かつて税金の納付は、納付書による現金払いが主流でしたが、現在ではクレジットカードでの納付に対応した税金の種類も増えてきました。

地方税である固定資産税については、未対応のところもある一方、「クレジットカード納付可」の自治体も多くあります。

固定資産税の納税通知書は4~6月頃に自治体から届きます。納付書は4期分に分かれているのが一般的ですが、自治体によっては1年分を一括払いできる場合もあります。納付書1枚ごとに支払いの手続きを行うため、例えば、1~2期を現金、3期をクレジットカードで納付するなど、支払い方法の変更も可能です。

固定資産税をクレジットカードで納付できるおもな自治体

クレジットカードで固定資産税を納付できるおもな自治体は、以下のとおりです。

  • 札幌市
  • 仙台市
  • 宇都宮市
  • 東京都(23区・立川市など)
  • さいたま市
  • 千葉市
  • 川崎市
  • 静岡市
  • 名古屋市
  • 京都市
  • 大阪市
  • 姫路市
  • 広島市
  • 福岡市 など

管轄の自治体が、固定資産税のクレジットカード納付に対応しているかは、各自治体のサイトから確認してみましょう。利用できる国際ブランドは自治体によって異なりますが、例えばVisaやMastercard®であれば、多くの自治体で利用できます。

固定資産税をクレジットカードで納付するメリット

固定資産税をクレジットカードで納付することで、次のようなメリットがあります。

固定資産税をクレジットカードで納付するメリット

自宅からいつでも納付することができる

クレジットカードでの納付は、オンライン上で完結します。金融機関やコンビニに行く手間が省けるうえに、24時間いつでも納付できるのは大きなメリットでしょう。

また、納付額が高額になることもめずらしくありません。クレジットカードでの納付は高額な現金を持ち歩く必要がないため、紛失・盗難のリスクを低減できる点もメリットの1つです。

クレジットカードのポイントが貯まる

普段のお買い物でクレジットカードのポイントが貯まるのと同様に、固定資産税の納付でもポイントが貯まります。固定資産税は不動産を所有していれば、必ず納付しなければいけない税金です。どうせなら、ポイントが付与されるクレジットカードを活用したほうがいいでしょう。

例えば、固定資産税を10万円納付する場合、還元率1%のクレジットカードで納付すれば、1,000円のポイントが貯まることになります。
ただし、クレジットカードでの納付には、手数料がかかります。どれくらいお得になるのか、事前にポイント還元率と手数料を計算しておくといいでしょう。

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後払いで納付できる

クレジットカードの利用額は、後日、指定の口座から引き落とされます。後払いで納付できることは、お金のやりくりの面では、メリットといえるでしょう。手元に現金がないとき、カード払いは重宝します。

家計管理がしやすい

固定資産税をクレジットカードで納付することで、家計管理がしやすくなるのもメリットです。クレジットカードで支払うと利用明細に記録が残るため、あとから「いつ支払ったのか」がすぐに分かります。固定資産税以外の生活費もクレジットカードで支払えば家計管理が一元化されて便利です。

分割払いなど、支払い方法が変更できる

固定資産税をクレジットカードで納付すると、お支払い方法を柔軟に変更できるようになります。

固定資産税は年4回の納付が一般的ですが、現金払いでは原則それ以上の分割払いはできません。クレジットカード払いであれば「1回払い」「分割払い」「リボ払い」などからお支払い方法を選べるため、家計に合わせた柔軟な対応が可能です。ただし、自治体によって選択できるお支払い方法が異なるため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

税金の納付に活用!三井住友カードのおすすめカード

固定資産税の場合、一括納付するとなると大きな額になりやすいものですから、利用限度額に余裕のあるクレジットカードが安心です。また、納税サイトの手数料を考えると、できるだけポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶといいでしょう。
税金の納付に適した1枚を、三井住友カードのラインナップの中からピックアップしてみました。

 三井住友カード(NL/ナンバーレス)

年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。

年会費永年無料のナンバーレスカード!

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三井住友カード

(NL/ナンバーレス)

三井住友カード(NL) 三井住友カード(NL)

三井住友カード

(NL/ナンバーレス)

年会費

永年無料

ポイント還元率

0.5%~7%

限度額

~100万円

国際ブランド : visamasterロゴ

おすすめポイント

対象のコンビニ・飲食店のご利用イメージ

対象のコンビニ・

飲食店でスマホの

タッチ決済ご利用で 1・2・3

ポイント

最大7%還元

即時発行可能イメージ

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最短104

海外旅行損害保険イメージ

海外旅行傷害保険 5

最高

2,000万円

※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。

※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。

※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。

※4 即時発行ができない場合があります。

※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。

※  本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。

三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)

高校生を除く満18歳以上の方が利用できるナンバーレスのゴールドカードです。三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。

使うほどおトクなゴールドカード

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三井住友カード

ゴールド

(NL/ナンバーレス)

三井住友カード ゴールド(NL) 三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド

(NL/ナンバーレス)

年会費

5,500円(税込)

条件付きで永年無料

ポイント還元率

0.5%~7%

限度額

~200万円 国際ブランド : visamasterロゴ

おすすめポイント

年会費永年無料イメージ

年間100万円のご利用で

翌年以降 1

 

年会費永年無料

対象のコンビニ・飲食店のご利用イメージ

対象のコンビニ・

飲食店でスマホの

タッチ決済ご利用で 2・3・4

ポイント

最大7%還元

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年間100万円のご利用で

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10,000ポイント

※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。

※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。

※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。

※  本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。

三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。

ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。

ポイント特化型のプラチナカード

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三井住友カード

プラチナプリファード

三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カード

プラチナプリファード

年会費

33,000円(税込)

ポイント還元率

1%~15%

限度額

~500万円

国際ブランド : visaロゴ

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※1 毎年、前年100万円ご利用ごとに10,000ポイントプレゼント。

※2 特典付与の条件は、必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。

 固定資産税をクレジットカードで納付する手順

固定資産税をクレジットカードで納付するには、どのようにすればいいのでしょうか?
各自治体の窓口でクレジットカード納付ができるというわけではなく、オンライン上での手続きとなります自治体によって、クレジットカード納付専用のページを用意しているところもあれば、「モバイルレジ」といった外部企業による支払いサイト・お支払いアプリを利用した手続きを案内されるところもあります。

クレジットカードで納付する手順について、大まかな流れを確認しておきましょう。

<固定資産税をクレジットカードで納付する手順>

  1.  固定資産税の納税通知書とクレジットカードを用意する
  2.  各自治体のサイトからクレジットカード払い専用のページにアクセスする
  3.  利用規約を確認する
  4.  手数料の金額を確認する
  5.  納税通知書に記載されている「納付番号」「確認番号」「納付区分」といった納付情報を入力する
  6.  クレジットカード情報を入力する
  7.  固定資産税を納付する

口座振替を利用している場合、納付書が送付されていないため、クレジットカードによる納付ができません。口座振替停止を各自治体へご連絡いただき、停止処理後、納付書がお手元に届いてからクレジットカード納付のお手続きをしてください。

固定資産税をクレジットカードで納付する際の注意点

クレジットカードで固定資産税を納める場合、いくつかの注意点があります。それぞれ確認しておきましょう。

固定資産税をクレジットカードで納付する際の注意点

クレジットカード払いに対応していない自治体がある

地方税である固定資産税は、自治体によって納付方法が異なります。

 

最近では、キャッシュレス決済の普及により、クレジットカードでの納付に対応している自治体が増えているものの、未対応の自治体もあります。その場合は、納付書での現金払いもしくは口座振替にて納付しなければなりません。

事前に自治体の窓口やホームページにて納付方法を確認しておくとよいでしょう。

手数料が発生する

固定資産税をクレジットカードで納付するには、前述したように決済する際に手数料が発生します。手数料は自治体によって異なりますが、納付金額が高額になるほど手数料も高くなります。この手数料は、カード会社に支払うものではなく、システム利用料となります。

各自治体の納付サイトには、手数料シミュレーション機能が用意されていますので、手数料がいくらになるのか、確認してから納付しましょう。

例えば、「地方税お支払サイト」のシステム利用料は、1万円までは37円(税別)、以降は1万円ごとに75円(税別)加算されていきます。

別ウィンドウで「地方税共同機構」のウェブサイトへ遷移します。

別ウィンドウで「株式会社エフレジ」の地方税共同機構 クレジットカード納付サイトへ遷移します。

 領収書が発行されない

クレジットカードで固定資産税を納付する場合、領収書は発行されません。もし領収書が必要な場合は、納税通知書を使って金融機関かコンビニで納付する必要があります。

納税証明書の発行に時間がかかる

クレジットカードでの納付の場合、クレジットカード納付手続き完了後から納税証明書の発行が可能です。ただし、通常よりも納付情報が反映されるまでには時間がかかり、納付後すぐに発行されないため注意しましょう。

国際ブランドの指定がある

クレジットカードで納税する際、国際ブランドの指定があります。Visa、Mastercard、JCB、Diners Club、American Expressの「5大国際ブランド」のクレジットカードであれば、まず問題なく使えますが、ほかの国際ブランドでは対応していないケースもあります。

クレジットカードで納付できる固定資産税以外の税金

固定資産税以外にも、税金をクレジットカードで納付することができます。
修正申告や更正で課される「加算税」や期限までに納付しなかった場合に上乗せされる「延滞税」など、附帯税と呼ばれる税金も納付できます。

クレジットカード納付に対応しているおもな税金

固定資産税をはじめ、住民税や自動車税といった身近な税金は、多くの自治体が対応しています。
しかし、自治体によっては、クレジットカードで納付できる税金の種類が限られている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

国税 法人税/地方法人税/相続税/贈与税/登録免許税(告知分のみ)/自動車重量税(告知分のみ) など
地方税 住民税(道府県民税・市町村民税)/個人事業税/自動車税種別割(※)/不動産取得税 など

2019年9月30日(月)以前に自動車の新規登録を受けている場合は、「自動車税」となります。

クレジットカードで固定資産税を納付することを検討してみよう

固定資産税は所有している不動産にかかる税金ですので、納税額は高額になります。お得な納税方法を模索するうえで、ポイント還元されるクレジットカードでの納付方法を検討してみてはいかがでしょうか?納付情報が利用明細などで確認できるので家計管理がしやすくなったり、カード決済後に分割払いやリボ払いを選択できたりするというメリットもあります。

ただし、クレジットカードで納付する際には、納付サイトのシステム手数料がかかるので、どれくらいお得になるのか、シミュレーションしてみることをおすすめします。

よくある質問

Q1.固定資産税をクレジットカードで納付できる?

固定資産税はクレジットカードで納付できます。ただし、自治体によっては、未対応のところもあります。各自治体のサイトで、固定資産税がクレジットカードで納付できるかどうか、確認しておくことをおすすめします。

詳しくは以下をご覧ください。

Q2.固定資産税をクレジットカードで納付するメリットは?

固定資産税をクレジットカードで納付することで、ポイントが貯まるだけでなく、現金を引き出して金融機関やコンビニで納付する手間がなくなります。また、手元に現金がないときに、後払いできるので便利です。ほかには、分割払いやリボ払いなど、お支払い回数を柔軟に変更できたり、家計管理がしやすくなったりすることもメリットです。

詳しくは以下をご覧ください。

Q3.固定資産税をクレジットカードで納付する方法は?

固定資産税は、各自治体のサイト、あるいは外部企業の支払いサイト・お支払いアプリから納付できます。納税通知書とクレジットカードを用意し、サイト内の注意事項を確認して、納付手続きを行ってください。

詳しくは以下をご覧ください。

MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。

「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。

2024年1月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。

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