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新社会人のボーナス事情は?平均的な支給額とその使い道を紹介します
会社員として働く際の大きな楽しみのひとつが、夏と冬のボーナスです。
人によっては、このボーナスが魅力で、長く仕事を続けることができているという場合もあるでしょう。しかし、新社会人のボーナスは、いくらくらいもらえるのか、そもそも、もらうことができるのか、不安や疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新社会人のボーナス事情について詳しく解説していきます。
- 記事の目次
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ボーナスとは?
ボーナスとは、毎月支払われる給与とは別に、従業員に支給される特別賞与のことです。
多くの会社では夏と冬の年2回、おもに正社員向けに支給されるようになっており、会社員として働くすべての人の楽しみとなっているといっても過言ではないでしょう。
ただし、ボーナスは、法律などで支給が定められたものではなく、あくまでも会社側の都合で設定されている制度です。会社によってはボーナス制度そのものがない場合や、ボーナスを毎年支給している会社であっても、その年の業績次第で大幅な増額や減額が行われるなど、非常に流動的なものとなっています。
ボーナスは個人の成績によって決まる部分も大きい
ボーナス額の決め方は企業や業種によってさまざまですが、一般的には基本給×月数×評価係数となっています。
月数とは期間のことを指していますので、単純計算をすると1年間を休みなく働くことができれば、それだけボーナスも上がっていくことになります。
しかし、これはあくまでも基本的な支給額を決める部分です。重要なのは評価係数の部分で、いうなれば会社に貢献している人、良い成績を残している人ほど、さらに金額がプラスされていくようになっています。人によっては、ボーナス1回で100万円以上の金額を手に入れる場合もあり、働くモチベーションのひとつになっているケースも少なくありません。
新入社員のボーナスは、夏は寸志程度、冬からが本番
ボーナスの基本的なしくみを理解したうえで、実際に新入社員がボーナスをもらえるのかどうかを見ていきましょう。
人事労務関連の調査研究をしている産労総合研究所が2019年に行った調査によると、新入社員に対して何らかの夏のボーナスを支給すると答えた企業は、全体の88.1%となっています。このことから、新入社員であっても夏のボーナスからもらえるケースがほとんどだということが分かります。
ただし、新入社員が夏のボーナスをもらえる時期は、入社して2~3ヵ月程度のタイミングですから、先程解説した月数が圧倒的に少なく、会社によっては試用期間と被ってしまっており、正式な社員としてボーナス額を計算することができません。そのため、夏のボーナスはあくまでも寸志として、金一封や数万円程度の支給をする会社が多くなっています。
冬のボーナスに関しては、月数も経ち、人によってはすでにある程度の成績も残すことができているはずですから、皆さんが本来イメージするようなボーナスの金額に近づいてきます。
新入社員のボーナスは、夏は気持ち程度、冬からが本番と覚えておくといいでしょう。
ボーナスの平均支給額は、給与の2ヵ月分程度が一般的
新入社員のボーナス支給に関して解説しましたが、実際のところ、もらえる金額はいくらくらいのケースが多いのでしょうか。
新入社員のボーナスに関する産労総合研究所の調査によると、夏の支給額の平均は大卒で8万7,636円、高卒で6万9,064円となっています。想像よりも少ないと感じた人もいるかもしれませんが、先程も解説したとおり、新入社員の夏のボーナスはあくまでも寸志であり、おまけに近い存在であるからです。
本番である冬のボーナスに関しては、企業や業種、成績によってその数字が大きく左右されてしまうため、一概にはいえません。ある程度どれくらいもらえるかを知りたい場合は、自分の会社の賞与に関する社内規定をチェックするといいでしょう。
例えば、賞与の規定が「年2回(4ヵ月分)」というように記載されていた場合、1回のボーナスにつき、月給の2ヵ月分が支給されるという意味になります。つまり、月給が20万円であれば、40万円がボーナスの支給額になるということです。そこに日々の成績が加味され、社会保険料などが引かれて、実際の手取り金額が算出されるのです。
ボーナスの増やし方
せっかくボーナスがもらえるのであれば、少しでもその支給額を増やしたいと思うのは当然でしょう。
ここからは、ボーナスの増やし方について解説していきます。
査定期間にしっかりと実績を残す
前半部分でも解説したとおり、ボーナス支給額の計算には、評価係数という会社での評価や仕事の成績が反映される部分があります。
この数字をいかに大きくしていくことができるかで、ボーナスの支給額が大きく左右される可能性があるのです。会社によっては、しっかりとした実績を残せば、基本となる支給額の倍以上の金額になることもあります。
反対に、結果が伴わなければ、基本の数字が下がってしまうこともあります。まずは会社の戦力として、自分に価値があることをしっかりアピールするようにしましょう。
ボーナスの増減は会社の利益も影響する
一般的に、ボーナスは会社全体の業績によっても左右されます。
そのため、いくら自分1人が良い成績を残しても、思いどおりにボーナスの金額が増えないことも十分考えられるのです。ボーナスの支給額を増やしたいのであれば、自分の成績をしっかり上げていくことも大切ですが、それとともに会社全体の業績に目を向け、それらの底上げができるようにしっかりとサポートしていくことが重要といえるでしょう。
みんな、どんなことにボーナスを使っている?
新入社員がどんなことにボーナスを使っているのか、おもな例を紹介します。
両親へのプレゼントに使う
ボーナスの使い道として多いのが、今まで育ててくれた両親へのプレゼントです。
普段の給与があまり多くない新入社員にとっては、なかなかまとまったお金を用意することが難しく、月々の給与から両親に恩返しするのも楽ではありません。そこで、ボーナスを利用してプレゼントをする人が多くなっているのです。
自己投資に利用する
今後の成長や次回以降のボーナスをより上げていくことを目指し、自己投資に使う人も多いようです。
専門的な知識が得られるセミナーに参加したり、仕事で使える資格の取得を目指したりする費用として使われています。
貯金して万が一に備える
万が一の事態や、今後の目標のために、貯金という選択をする人も少なくありません。
先程も述べたとおり、新入社員の毎月の給与だけでは、日々の生活がやっとという人も多く、そうなると貯金額もなかなか増やすことができません。
そこで、ボーナスを利用して、一気に貯蓄額を上げていくのです。
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支払方法としてボーナス一括払いを利用することもできるため、お金のやりくりも非常にやりやすいでしょう。
- ボーナス一括払い
ボーナス一括払いは、夏や冬のボーナスが入る翌月に、まとめて代金を支払う方法です。
現在、手持ちがなくても、一定期間の利用金額を、8月や翌年1月の支払いにすることができます。しかも、手数料はかかりません。夏:12月16日から6月15日の利用金額を、8月の支払い日に引き落とし。
冬:7月16日から11月15日の利用金額を、翌年1月の支払い日に引き落とし。
- 加盟店により、取扱期間が異なります。
ボーナスのしくみを理解し、支給額を増やすための努力をしよう
ボーナスの意味やそのしくみ、支給額を増やすためのコツについてご紹介してきました。
いろいろ細かく解説しましたが、簡単にいえば、がんばればがんばった分だけボーナスはたくさんもらえるということです。
だからこそ、好きな仕事、がんばり甲斐のある仕事にチャレンジし、そのモチベーションをさらに高める要素として、ボーナスをうまく活用していきましょう。
- 2023年2月時点の情報なので、最新の情報ではない可能性があります。