現金と同じ感覚で、クレジットカードのように使える「デビットカード」の作り方

デビットカードは、VISA、Mastercardなどの支払い機能がついているカードで、見た目はクレジットカードとほとんど変わりません。大きな違いは、クレジットカードが後払いであるのに対し、デビットカードは利用と同時に口座から引き落とされる即時決済であるというところです。
クレジットカードと同じように、普段の買物やインターネットショッピングにも使うことができます。銀行口座からお金を引き出す手間もなく現金払いと同じように使えるため、審査を必要としない場合が多く、中学生を除く15歳、または16歳以上から作ることができます。

デビットカードには、銀行での引き出す手間や手数料のほかにも、以下のメリットがあります。

現金払い派の人は、お金が必要になる度に銀行やATMでの引き出し手数料を支払っている可能性があります。現金払いは使いすぎの心配はありませんが、手数料も積み重なればそれなりの金額になります。デビットカードなら、ATMに行く時間や手数料を節約しながら、現金払いと同じ感覚で買物をすることができます。

クレジットカードの場合は口座の残高や手持ちの金額に関係なく、限度額に達するまで使うことができるため、うっかり使いすぎてしまう人も多いのではないでしょうか。デビットカードの場合、口座に入金されている現金が限度額になるため、返済能力を超えて使いすぎることはありません。

デビットカードの中には、海外で使用できないデビットカードもありますが、三井住友カードの「SMBCデビット」なら、海外でもVISAまたはPlusマークのついたATMであれば、現地通貨の引き出しができます。銀行だけでなく、空港やスーパーマーケットなどで使えるのも便利です。

デビットカードの種類によっては、利用金額に応じたキャッシュバックサービスがある会社もあります。「SMBCデビット」の場合、毎月ショッピングご利用金額の0.25％が、銀行口座に振り込まれるサービスもあります。

クレジットカードと同じように、デビットカードを利用する際には裏面の署名が必要です。口座に入金したら、すぐに利用ができます。