クレジットカードのように使える「デビットカード」の作り方
2024.08.27
デビットカードの作り方は?クレジットカードとの違いやメリットも解説
クレジットカードのように使える「デビットカード」の作り方
2024.08.27
クレジットカードと同じようにVisaやMastercard®などの加盟店で使える「デビットカード」は、審査なしで作ることができます。後払いの信用取引であるクレジットカードと違い、利用方法は簡単で買い物をすると同時に銀行口座から現金が引き落とされる即時決済のため、現金払いと同じ感覚で使うことができます。
ここでは、1枚持っておくと便利なデビットカードのメリット・注意点、申し込み方法から作り方まで詳しくご紹介します。
デビットカードとは?
デビットカードは、Visa、Mastercardなどの支払い機能がついているカードで、見た目はクレジットカードとほとんど変わりません。機能やカードを作る際の手続きに大きな違いがあります。
デビットカードとクレジットカードの違い
デビットカードとクレジットカードは何が違うのか、具体的に見ていきましょう。代表的なポイントが以下の3点です。
後日引き落としではない
クレジットカードが後日まとめて引き落とし(後払い)であるのに対し、デビットカードは利用と同時に口座から引き落とされる即時決済という点が大きな違いです。デビットカードを利用する際には、口座にどのくらい残高があるかを把握しておきましょう。
信用審査がない場合が多い
銀行口座に入っている金額内での利用が可能です。使い方が現金支払いと同じようになるため、デビットカードのお申し込み時には審査を必要としない場合が多いです。
現金払いのようにあらかじめ口座からお金を引き出しておく手間はかかりませんし、クレジットカードと同じく、普段の買い物やネットショッピングにも使うことができます。
年齢制限が低い
デビットカードはお申し込み時に審査がない場合が多いため、最低年齢が低めになっています。クレジットカードが18歳以上であることが多いなか、デビットカードは中学生を除く15歳、または16歳以上から作ることができます。
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デビットカードのメリットとは?
デビットカードには、銀行窓口やATMへ足を運んで現金を引き出す手間を省略できるほかにも、さまざまなメリットがあります。
メリット1 ATM利用手数料の節約
現金での支払いを主にしている人は、引き出しの度に引き出し手数料を支払っている可能性があります。現金払いなら使いすぎの心配はありませんが、少額でも手数料が積み重なればそれなりの金額になります。デビットカードなら、手数料のコストもATMに行く時間も節約しながら、現金払いと同じ感覚で買い物をすることができます。
メリット2 返済能力を超えて使いすぎることがない
クレジットカードを利用する際はお支払い口座の残高や、手持ちのお金の額に関係なく買い物ができますし、限度額に達するまでは使い続けることができるため、うっかり使いすぎてしまう人も多いのではないでしょうか。デビットカードの場合、カード利用時に口座に入っている金額が限度額になるため、返済能力を超えて使いすぎる心配がありません。
メリット3 海外でも対応するATMなら現地通貨を引き出せる
デビットカードの中には海外で利用できないものもありますが、三井住友カードの「SMBCデビット」なら、海外でもVisaまたはPlusマークのついたATMで現地通貨の引き出しができます。銀行だけでなく、空港やスーパーマーケットなどでも使えるので便利です。
メリット4 利用金額に応じてキャッシュバック、ポイントも貯まる!
デビットカードの種類によっては、利用金額に応じたキャッシュバックサービスがある会社もあります。三井住友カードの「SMBCデビット」の場合、毎月のショッピングご利用金額の0.25%が、銀行口座に振り込まれるサービスがあります。
なお、「Oliveフレキシブルペイ」にはデビットモードがあり、デビットカードとして利用することができます。アプリ画面上で支払いモードの切替えを行うことで簡単に利用できて便利です。
デビットカードの注意点
クレジットカードとほとんど同じような機能があるデビットカードですが、いくつか違う点もあります。いざカードを使おうとしたらデビットカードには対応していなかった、と慌ててしまうシチュエーションに陥らないためにも、注意点をあらかじめ確認しておきましょう。
口座残高がないと使えない
デビットカードの利用と同時に決済するため、指定の銀行口座には利用額以上の残高が必要です。残高が利用額を下回っているときは決済することができません。
リボ払い・分割払い、キャッシングには対応していない
デビットカードには、対応していない機能があります。利用額を分割して後払いする「リボ払い」「分割払い」には非対応です。また、カードで現金を借り入れる「キャッシング」の機能もついていません。
利用できない場所やサービスがある
クレジットカードは使えても、デビットカードは利用できないサービスや場所があります。公共料金の支払いには対応していません。また、ETCやガソリンスタンドでも利用できないので、注意が必要です。
デビットカードの作り方
デビットカードを作るには、決済に指定する銀行口座を持っている必要があります。銀行口座をひとつも持ってない場合や、口座開設をしたことがない銀行のデビットカードを作りたい場合には、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類や現住所を確認できる書類・印鑑などを用意して、まずは金融機関の窓口やインターネットバンキングで口座開設をしましょう。
ここでは、銀行口座を持っている人がインターネットからデビットカードを申込む場合の、一般的な流れをご紹介します。なお、銀行の窓口で申し込むこともできます。
1.申し込みサイトにログインする
デビットカードを作りたい金融機関(銀行やゆうちょなど)を決めたら、そのウェブサイトやアプリからデビットカード申込みのページに入ります。店番号や口座番号を入力する場合がほとんどなので、口座情報がすぐ分かるようにしておきましょう。
なお、すでにその金融機関のアカウントを持っている場合は、ユーザーID、パスワードなどを入力してログインします。
2.デビットカードを申し込む
ログイン後、デビットカードの申し込みをします。申込み完了後、カードが発行されてから到着するまでにはおおよそ1週間~10日程度かかるのが一般的ですが、金融機関によっては2週間ほどかかる場合もあります。海外旅行といった、デビットカードが必要な予定が決まっているときは、あらかじめカードが手元に届くまでの日数が予定に間に合うかを確認しておきましょう。
3.カードを受け取る
申し込んだデビットカードは、発行後1週間程度を目安に簡易書留で自宅に届きます。カードが届いたら開封し、申し込んだ内容と届いたカードに間違いがないかを確認してください。また、カード送付台紙にも登録内容や利用限度についてなど、大切な情報が記載されていることが多いです。必ず目を通しましょう。
4.カードの署名を忘れずに
クレジットカードと同じように、デビットカードを利用する際には裏面の署名が必要です。
カードの準備が整った後は、決済に指定した銀行口座に入金してあればすぐに利用開始できます。
デビットカードもまとめて管理できる1枚4役の「Oliveフレキシブルペイ」が便利
デビットカードは銀行口座があればクレジットカードより低いハードルで作ることができます。デビットカードと銀行口座を一緒のタイミングで申し込みたいと考えている人には、銀行口座と同時に申し込める「Oliveフレキシブルペイ」がおすすめです。
デビットカードに加えてキャッシュカード、クレジットカードとポイント払いの機能がある
「Oliveフレキシブルペイ」にはデビット機能がついています。そのほかにも、銀行キャッシュカード機能とクレジットカード機能、ポイント払い機能があります。複数のカード機能が集約されているOliveフレキシブルペイひとつで4つの役割を果たします。
また、デビット・クレジット・ポイント払いの3機能は、アプリで切替えが可能です。何枚もカードを増やすのは不安という人や、お財布の中をスッキリとスリムに保ちたい人、どのカードを何にどれだけ使ったかを自力で管理するのは億劫だという人には、簡便さが魅力でしょう。
別ウィンドウで「三井住友銀行」のウェブサイトに遷移します。
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Oliveフレキシブルペイ
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※ iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※ 通常のポイント分を含んだ還元率となります。 ※ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。 ※ ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がありますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
三井住友カードのクレジットカードのご紹介
急ぎの用件でクレジットカードがどうしても必要、といった場合にも、三井住友カードなら即時発行できる種類があります。例えば、最短10秒で発行できる「三井住友カード(NL)」と「三井住友カード(CL)」がおすすめです。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
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2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(CL/カードレス)
お申し込みから決済、利用状況の管理まで、すべてをスマートフォンからの操作で完結できるのが大きな特徴。カード番号・有効期限といったカード情報の確認や利用状況の管理は、Vpassアプリから可能です。Vpassアプリは生体認証ログインにも対応しているため、なりすましや不正利用を防ぎ、安心・安全にご利用いただけます。
スマホ一台で身軽にお買い物
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三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
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※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
デビットカードの作り方はとても簡単!
デビットカードは、銀行口座さえ開設してあれば審査を経ずに持つことが可能です。すべての銀行で発行しているわけではありませんが、1枚持っておくととても便利なカードです。
簡便でスマートにキャッシュレス生活をしたいけれど後払いは苦手だという人や、クレジットカードを作りたいけれど審査に通るのが難しい人などは、デビットカードを検討してみるのはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1.現金と同じように使えるデビットカードとは?
デビットカードは利用時すぐに口座から引き落とされるので、現金支払いと同じ感覚で使うことができます。また、デビットカードは、VisaやMastercardなどの加盟店ならクレジットカードと同じく、普段の買い物やネットショッピングにも使うことができます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.デビットカードが適しているのはどのような人?
現金が主な支払い手段でATM利用回数が多い人には、口座利用時の手数料削減につながる利点があります。また、毎月のクレジットカード支払い額が多い人、使いすぎが心配な人には、自分で決めた入金額が利用限度額なので使い過ぎの防止に役立ちます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.デビットカードを作る方法は?
デビットカードを作るには、お支払い口座に指定するための銀行口座を持っていることが必要です。口座がある金融機関のデビットカードは、窓口やインターネットから申し込むことができます。
申し込みからデビットカードが自宅に届くまでには1週間から10日、長い場合は2週間程度かかる場合があります。日数はカードを申し込んだ金融機関によって異なりますので、デビットカードを使う予定が決まっている方は、間に合うような日程で申し込むことをおすすめします。
詳しくは以下をご覧ください。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
2024年8月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。