クレジットカードの繰り上げ返済とは?活用するメリット・デメリットとやり方を解説

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    2024.07.11

クレジットカードの繰り上げ返済とは?活用するメリット・デメリットとやり方を解説

クレジットカードで決済した代金は毎月の引き落とし日に口座振替で支払うのが基本ですが、カード会社によっては引き落とし日より前の支払いが可能な「繰り上げ返済」に対応しています。金銭的に余裕がある時に実践することで、利用可能額が早く回復できたり、利息や手数料を軽減できたりとさまざまなメリットがあります。

ここでは、クレジットカードの繰り上げ返済の概要やメリット・デメリット、繰り上げ返済の方法などについて紹介します。

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クレジットカードの繰り上げ返済とは

クレジットカードの「繰り上げ返済」とは、本来の引き落とし日よりも前にカード会社に利用代金を支払う(返済する)ことです。

クレジットカードには「締め日」「引き落とし日」があり、締め日まで利用したカード代金が引き落とし日に金融機関の口座から引き落とされることになります。通常の支払い(返済)は毎月同じ引き落とし日に行われるため、その日までは利用可能額は回復しません。また、キャッシングの場合は引き落とし日までの利息も発生します。

繰り上げ返済は決まった支払いタイミングより前に支払うことで、通常よりも早く利用可能額が回復したり、利息や手数料を軽減させられたりするメリットがあります。

また、期日までに支払いや返済を済ませた事実は信用情報に記録されるため、「支払い能力がある」としてクレヒス(クレジットヒストリー)に良い影響を与えることが考えられます。

ローンやクレジットカードの審査を控えている方は、積極的に繰り上げ返済をしていくことをおすすめします。

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繰り上げ返済の種類

繰り上げ返済には、大きく分けて以下の2種類があります。

  • 1回払いの繰り上げ返済
  • リボ払いの繰り上げ返済

1回払いの繰り上げ返済は毎月の口座振替で金融機関の口座から利用代金が振り替えられる前に支払いを済ませる方法です。

リボ払いの繰り上げ返済は毎月一定額の支払い金額よりも多く、または残金を全額支払って早期返済する方法です。残金の一部を繰り上げるのが「一部繰り上げ返済」、全額を繰り上げるのが「全部繰り上げ返済」と呼ばれます。

カード会社や後払いの種類によって選択できる繰り上げ返済の方法に違いが生じる可能性もあるので注意が必要です。繰り上げ返済を希望するときは、利用しているカード会社がどちらの繰り上げ返済に対応しているか確認しておきましょう。

繰り上げ返済のメリット

ここでは、クレジットカードの利用額を繰り上げ返済することのメリットを見ていきましょう。

繰り上げ返済といっても、「1回払いの繰り上げ返済」と「リボ払いの繰り上げ返済」ではメリットが異なります。「1回払いの繰り上げ返済」では利用可能額を回復でき、「リボ払いの繰り上げ返済」では利用可能額を回復できるだけでなく、手数料が減るメリットがあります。

繰り上げ返済のメリット

利用可能枠額を早く回復できる

1回払いの繰り上げ返済でも、リボ払いの繰り上げ返済でも、利用可能額を早期に回復できるメリットがあります。

クレジットカードの利用可能額とは、クレジットカードを利用できる金額のことです。買い物代金の支払いに利用できる「ショッピング枠」と、現金を借入できる「キャッシング枠」があります。

カードを利用して支払った分だけ利用可能額が減少し、支払いや返済が済むと、その分が復活するしくみです。通常は毎月一定の引き落とし日に返済したあとに利用可能額が復活しますが、繰り上げ返済することで通常よりも早いタイミングで利用可能額を回復させることができます。

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利息・手数料負担が軽減される

リボ払いでは各月のご利用残高に対して金利・手数料がかかるため、追加で返済し残高を減らす分だけ、最終的に支払う利息・手数料が少なくなります。

繰り上げ返済のデメリット

クレジットカードのなかには、繰り上げ返済に対応していないものもあります。繰り上げ返済を希望する場合、ご自身が所有するカードが繰り上げ返済に対応しているかは事前に確認しましょう。

また、繰り上げ返済にはこれからご紹介するようなデメリットがある点にも注意が必要です。

繰り上げ返済のデメリット

 振込み手数料がかかるケースがある

振込みで繰り上げ返済を行う際、振込み手数料はユーザー側の負担になる場合がある点に注意が必要です。振込み手数料は金額に関係なく固定であることが多く、繰り上げ返済する金額が少額であるほど、振込み手数料負担が実質的に大きくなります。

振込み手数料をカード会社とユーザーのどちらが負担するかを事前に確認し、ユーザーの負担であれば1回の振込み金額をできるだけ多くすることをおすすめします。

手持ち資金が不足することがある

繰り上げ返済の金額は、一括繰り上げ返済を除き、基本的にユーザー側で決めることができます。大きな金額を繰り上げ返済することで利用可能額の回復や手数料・利息の軽減などの効果が大きくなりますが、一方で手持ち資金が不足するかもしれません。

生活用の資金や次回の返済・支払い用のお金を用意できないのは本末転倒なので、余裕を持って繰り上げ返済をしましょう。

繰り上げ返済のやり方

繰り上げ返済をする方法はカード会社によっても異なりますが、一般的に以下の3つの方法があります。

繰り上げ返済のやり方

口座振込み

繰り上げ返済の方法として一般的なのは、金融機関の口座振込みによる返済です。細かい手順はカード会社ごとに異なりますが、基本的に以下の手順で振込み手続きをすることになります。

  • カード会社に連絡する
  • 指定された口座に振込む

繰り上げ返済をするなら、先にカード会社への連絡が必要です。

カード会社の口座番号を知っていたとしても、先に振込んでしまうと繰り上げ返済したことにはなりません。せっかく振込んだお金で繰り上げ返済を有効にするためにも、カード会社には事前に連絡しましょう。繰り上げ返済をしたい旨を伝えることで予約ができ、口座名と振込むタイミングを教えてくれます。

カード会社から口座の指定を受けたあとは、そこに振込むことで繰り上げ返済が完了します。 

 ATM

金融機関やコンビニなどのATMから繰り上げ返済をする方法です。コンビニであれば24時間いつでもATMを利用できるため、日中は多忙で振込みによる繰り上げ返済ができない方でも問題なく手続きできるでしょう。ただし、ATMでの繰り上げ返済にはクレジットカードと暗証番号が必要になります。最近は暗証番号が不要のタッチ決済が普及しているため、暗証番号を忘れがちです。繰り上げ返済のために事前に暗証番号を再確認しておきましょう。

一部で繰り上げ返済に対応していないATMが設置されている場合もあるため、繰り上げ返済をATMで行いたいときは事前に手続きが可能か確認しておくと良いでしょう。

口座引き落とし

口座引き落としは、毎月返済している口座から、繰り上げ返済分の金額を引き落としてもらう方法です。

なお、支払い口座に指定している金融機関と、引き落とし日によって申し込み期限が異なる場合があります。繰り上げ返済を希望する場合は早めにカード会社に連絡を取りましょう。

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繰り上げ返済に対応したおすすめの三井住友カード

ここからは、三井住友カードの中で繰り上げ返済を活用したい場合におすすめのクレジットカードをご紹介します。

三井住友カード(NL/ナンバーレス)

年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。

年会費永年無料のナンバーレスカード!

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三井住友カード

(NL/ナンバーレス)

三井住友カード(NL) 三井住友カード(NL)

三井住友カード

(NL/ナンバーレス)

年会費

永年無料

ポイント還元率

0.5%~7%

限度額

~100万円

国際ブランド : visamasterロゴ

おすすめポイント

対象のコンビニ・飲食店のご利用イメージ

対象のコンビニ・

飲食店でスマホの

タッチ決済ご利用で 1・2・3

ポイント

最大7%還元

即時発行可能イメージ

即時発行可能!

 

最短104

海外旅行損害保険イメージ

海外旅行傷害保険 5

最高

2,000万円

※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。

※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。

※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。

※4 即時発行ができない場合があります。

※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。

※  本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。

三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)

高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。

また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります

使うほどおトクなゴールドカード

使うほどおトクなゴールドカード


三井住友カード

ゴールド

(NL/ナンバーレス)

三井住友カード ゴールド(NL) 三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド

(NL/ナンバーレス)

年会費

5,500円(税込)

条件付きで永年無料

ポイント還元率

0.5%~7%

限度額

~200万円 国際ブランド : visamasterロゴ

おすすめポイント

年会費永年無料イメージ

年間100万円のご利用で

翌年以降 1

 

年会費永年無料

対象のコンビニ・飲食店のご利用イメージ

対象のコンビニ・

飲食店でスマホの

タッチ決済ご利用で 2・3・4

ポイント

最大7%還元

ポイントイメージ

年間100万円のご利用で

毎年プレゼント 1

 

10,000ポイント

※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。

※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。

※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。

※  本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。

三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。

ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。

ポイント特化型のプラチナカード

ポイント特化型のプラチナカード


三井住友カード

プラチナプリファード

三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カード

プラチナプリファード

年会費

33,000円(税込)

ポイント還元率

1%~15%

限度額

~500万円

国際ブランド : visaロゴ

おすすめポイント

ポイントイメージ

新規入会&利用特典で

40,000ポイント

ポイントイメージ

毎年、継続利用で 1

最大40,000

ポイント

特約店の利用イメージ

特約店の利用で

獲得ポイント 2

最大+14%

※1 毎年、前年100万円ご利用ごとに10,000ポイントプレゼント。

※2 特典付与の条件は、必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。

繰り上げ返済のタイミングは慎重に検討しましょう

本来の引き落とし日よりも前に繰り上げ返済することで返済期間を短くできたり、利息・手数料を減額できたりといったさまざまなメリットがあります。

ただし、日常生活や次回の支払いに支障が出るほど繰り上げ返済してしまうのは本末転倒です。やみくもに繰り上げ返済をするのではなく、手元の資金や近い将来の返済をよく考えて、慎重に繰り上げ返済額を決定しましょう。

よくある質問

Q1.クレジットカードの繰り上げ返済とは?

クレジットカードの繰り上げ返済は、本来の引き落とし日よりも前にカード会社に利用代金を支払ったり、返済したりすることです。

詳しくは以下をご覧ください。

Q2.繰り上げ返済のメリットは?

クレジットカードの代金を繰り上げ返済することには「利用可能額を早く回復できる」「利息・手数料負担が軽減される」などのメリットがあります。

詳しくは以下をご覧ください。

Q3.繰り上げ返済のやり方は?

繰り上げ返済のやり方には「口座振込み」「ATMでの支払い」「口座引き落とし」などがありますが、カード会社ごとに、どの繰り上げ返済に対応しているか異なるため事前に確認をしましょう。

詳しくは以下をご覧ください。

「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。

2024年7月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。

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