
電車やバスがスマホ決済で乗れる!使える交通機関や設定方法を解説
2025.05.08
電車やバスがスマホ決済で乗れる!使える交通機関や設定方法を解説
電車やバスがスマホ決済で乗れる!使える交通機関や設定方法を解説
2025.05.08
日本では、電車やバスなどの交通機関を利用する際の最もポピュラーな方法は交通系ICカードか切符ですが、クレジットカードのみで利用する方法があるのをご存じでしょうか。クレジットカードのタッチ決済や、クレジットカードを設定したタッチ決済対応のスマホを、改札や乗車口の専用端末にタッチすることで、交通系ICカードを介することなく駅への入場やバスへの乗車ができます。
ここでは、タッチ決済と交通系ICカードとの違いやタッチ決済が利用できる交通機関、そもそもタッチ決済とはどのようなものかといった基礎情報のほか、カードやスマホのタッチ決済を交通機関で利用するメリット、利用時の注意点なども詳しく解説します。
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電車やバスでもクレジットカードやスマホでタッチ決済ができる!
これまで、日本で電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、交通系ICカードが主流でした。しかし、2024年後半~2025年初頭から、これまで利用できなかったクレジットカードやスマホを直接タッチする「タッチ決済」が、各交通機関で導入されはじめました。
利用方法は、タッチ決済に対応しているクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードを用意し、自動改札に設置されている専用端末にタッチするだけです。なお、タッチ決済対応のカードをスマホに設定すれば、スマホのタッチ決済でも利用できます。
そもそもタッチ決済とは?
タッチ決済とは、クレジットカードやカードを設定したスマホをタッチ決済専用端末に軽くタッチするたけで決済が完了できる、非接触型の決済方法のことです。デバイスは、クレジットカードやデビットカードのようなカード型とスマホの2種類があります。
タッチ決済に対応しているカードとタッチ決済専用のリーダー端末、店頭などの使える場所には「リップルマーク」が表示されており、利用可能かどうかの目印になります。
現金払いのように紙幣やコインを取り出したり、磁気テープ式のクレジットカードのようにカードを店員に渡したりリーダーに差し込んだりする必要はありません。カードやデバイスを軽くタッチさせるだけで決済が完了するため、スムーズでスピーディーに支払いを行うことができます。
タッチ決済と交通系ICカードとの違い
SuicaやPASMOに代表される交通系ICカードも、端末にタッチすることで支払いを行う点はタッチ決済に似ていますが、違いもあります。交通系ICカードはプリペイドカードの一種なので、基本的に事前のチャージが必要となります。ただし、交通系ICカードをクレジットカードと連携させておけばオートチャージの設定ができるので、いちいちチャージをする手間を省くこともできます。
一方、カードのタッチ決済の場合、クレジットカードやデビットカードならチャージ不要です。クレジットカードなら一定の期日に利用料金がまとめて引き落とされ、デビットカードは利用と同時に口座残高から引き落としが行われます。
特に大きな違いとして挙げられるのは、定期券として利用できるかどうかという点です。交通系ICカードは通勤・通学時の定期券として使えますが、2025年3月現在、タッチ決済対応のカードでは定期券利用はできません。ただし、今後、機能拡張で定期券機能も提供される予定と言われています。
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クレジットカードやスマホのタッチ決済ができる公共交通機関
続いて、クレジットカードやスマホのタッチ決済が利用できる交通機関について、ご紹介しましょう。
2025年3月時点で、Visaのタッチ決済で利用できる交通機関は124社の事業者、32都道府県と、多くの公共交通機関で導入が開始されています。使える交通機関は電車やバスだけでなく、モノレールやフェリーなども含まれ、今後も全国各地に拡大していく予定です。
詳しくはこちらをご覧ください
電車やバスでタッチ決済をする5つのメリット
ここからは、クレジッドカードのタッチ決済を使って電車やバスを利用するメリットについて解説していきましょう。メリットは大きく分けて5つ挙げることができます。
タッチ決済対応のクレジットカードを交通機関の利用に使う場合は、交通系ICのように事前登録の必要はありません。タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカードを持っていれば、すぐに使うことができます。
クレジットカードやデビットカードのタッチ決済であれば、乗車前のチャージが不要です。チャージのために現金を用意したり券売機に立ち寄ったりする手間がかかりません。また、切符などの乗車券自体も持たなくてよいため、お支払いも乗車中もスムーズです。
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ポイントが貯まる
クレジッドカードのタッチ決済なら、利用金額に応じたカードのポイントが貯まります。電車やバスの利用も例外ではありません。お買い物ではなく日々の移動でもお得にポイントを貯めることができます。
非接触で衛生的
カードのタッチ決済なら、支払い時にカードの受け渡しがなく、現金や自動改札、決済端末に触れる必要もないため、衛生的です。感染症が流行する季節でも安心でしょう。
海外でも使える
カードのタッチ決済での交通機関乗車は、海外でも利用できる手段です。タッチ決済対応の端末が設置されている乗降口であれば利用可能です。慣れない言語や通貨を使って切符を買う不安や手間が払拭できるので、旅行や出張時にも安心で便利な手段といえるでしょう。
電車やバスでタッチ決済をする際の注意点
タッチ決済対応のカードさえあればすぐに電車やバスに乗れる便利さが魅力ですが、交通機関でタッチ決済をする際には注意点もあります。大きく分けて、以下の3点に気を付けましょう。
タッチ決済に対応しているクレジットカードが必要
電車やバスでタッチ決済を利用するには、まず、対応しているクレジットカードが必要です。タッチ決済対応のマークがないクレジットカードでは、タッチ決済は利用できません。手持ちのカードにリップルマークが表示されているかを確認しておきましょう。
なお、タッチ決済はカードとスマホ、どちらかのデバイスを利用します。スマホのタッチ決済の場合は、事前にタッチ決済対応のクレジットカードを登録する必要があるので注意しましょう。
タッチ決済に対応している駅でしか使えない
カードのタッチ決済で交通機関を利用する場合、タッチ決済に対応している駅でしか使えません。例えば、電車でタッチ決済を利用する場合、乗車する駅のほか、降りる駅もタッチ決済に対応しているかどうかを確認しておく必要があります。
もし、降車駅がタッチ決済に対応していなかった場合は、現金での支払いに切替えるなど、別の支払い手段を用意しなければなりません。
利用できる改札機が限られている
カードのタッチ決済が使える駅でも、すべての自動改札機がタッチ決済に対応しているわけではない場合があります。いくつかの自動改札機には専用端末が設置されていたり、駅係員の窓口付近に簡易専用端末が付いていたりというケースもあります。
自宅やオフィスの最寄りの駅など、頻繁に利用する駅では、タッチ決済可能な改札機の場所を覚えておくと混雑時も慌てることなくスムーズでしょう。
スマホのタッチ決済の設定方法
ここからは、スマホのタッチ決済の利用方法を解説します。スマホのタッチ決済は、タッチ決済対応のクレジットカードをApple Payの場合は「ウォレットアプリ」に、 Google Pay™ の場合は「 Google ウォレット™ 」に設定して使います。ウォレットアプリと Google ウォレット それぞれの設定方法を、手順を追って見ていきましょう。
Apple Payの設定方法
スマホでApple Payのウォレットアプリを設定する方法です。デバイスがiPhoneの場合を例にご紹介しましょう。
まずは、ウォレットアプリを開き、クレジットカードを追加します。アプリの最初の画面の「+」をタップして「クレジットカードなど」を選択しましょう。画面の案内に沿って、カード情報を手入力するか、カメラ機能で情報を読み取ります。有効期限・セキュリティコードの入力後、規約に同意すると完了します。
Apple Payのウォレットアプリの設定方法をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
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Google Pay の設定方法
続いて、 Google Pay の設定のしかたです。Vpassアプリからの設定方法をご紹介します。
Vpassアプリを開き、「 Google Pay の設定」「G Pay追加」と続けてタップします。その後「Visaを設定する」を選択したら、次の画面で電話番号を入力し、利用規約へ同意をすると完了します。
Google Pay の設定方法をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
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タッチ決済での公共交通機関の乗り降りのしかた
次に、タッチ決済で交通機関に乗降する際の手順を見てきます。
まずは、タッチ決済対応のカード、またはタッチ決済対応のカードを設定したスマホを用意します。利用したい交通機関の乗り場で、窓口や自動改札、乗車口に設置されているタッチ決済専用端末にカードやスマホをタッチすると乗車できます。降車時にも、乗車時と同じようにタッチ決済専用端末にカードをタッチします。
手順自体は交通系ICカードを使った乗車・降車とほとんど同じですが、クレジットカード・スマホのタッチ決済では、自動改札や窓口などでタッチ専用端末が設置されている位置が異なります。
タッチ決済で電車やバスなどに乗った場合は降車時にも再度カードを端末にタッチする必要がありますので、忘れないように注意しましょう。
電車やバスのタッチ決済におすすめの三井住友カード
ここからは、電車やバスなどの交通機関に使えるおすすめな三井住友カードをご紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
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年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
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限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
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対象のコンビニ・
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タッチ決済ご利用で 1・2・3
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※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
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三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
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ポイント還元率: |
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※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
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三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
電車やバスに乗る際はタッチ決済利用でさらに便利でスピーディーに!
タッチ決済に対応している乗降口は全国・全駅ではありませんが、これからも普及拡大していきます。朝夕のラッシュの時間帯や、海外への出張・旅行などで慣れない交通機関を使う際にも安心でスピーディーです。もちろん、カード利用なのでポイントも貯めることができます。利用方法と注意点をきちんと把握して、交通機関を使う際は、より便利でスムーズな手段としてカードやスマホのタッチ決済の活用をおすすめします。
よくある質問
Q1.タッチ決済で電車やバスに乗れる?
これまで日本では、電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、交通系ICカードでの支払いが主流でしたが、2024年後半~2025年初頭から、これまで利用できなかったクレジットカードやスマホを直接タッチする「タッチ決済」が、各交通機関で導入されはじめました。
タッチ決済に対応しているクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードを用意し、自動改札に設置されている専用端末にタッチするだけで乗車ができます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.タッチ決済で電車やバスに乗るメリットは?
交通系ICカードではなくクレジットカードやスマホのタッチ決済で交通機関を利用するメリットは大きく分けて5つ挙げられます。「タッチ決済対応のクレジットカードならすぐに使える」「チャージが不要」「ポイントが貯まる」「非接触で衛生的」「海外でも使える」というメリットです。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.タッチ決済で電車やバスに乗る際の注意点は?
タッチ決済で交通機関を利用する際には、「タッチ決済に対応しているクレジットカードが必要」「タッチ決済に対応している駅でしか使えない」「利用できる改札機が限られている」という3点に注意が必要です。
詳しくは以下をご覧ください。
「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
Copyright © 2025 Apple Inc. All rights reserved.
Apple、Apple Pay、ウォレット、iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
Google Pay 、 Google ウォレット は、 Google LLC の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2025年5月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。