車の購入にクレジットカードは使える?お得な方法を解説
2024.05.23
車の購入にクレジットカードは使える?お得な方法を解説
2024.05.23
車の購入は、人生において大きなお買い物のひとつです。高額な出費となるだけに「クレジットカードで車を買うことはできないのか?」と思う人もいるのではないでしょうか。多くの店舗では、車の購入時にクレジットカードでの1回払いはできませんが、一部料金なら対応してくれるディーラーや販売店はあります。
どのような条件なら車の購入でクレジットカードが活用できるのか、詳しく解説します。
新車の購入にクレジットカードは使える?
新車を購入するにあたって、クレジットカードが利用できるのかどうか、確認していきましょう。
新車購入では全額1回払いは基本的にできない
ディーラーや販売店では、新車の購入代金の全額をカード決済で支払うことを不可としているところが大部分を占めるでしょう。では、多くのディーラーや販売店が、カード1回払いを受け付けていないのはなぜでしょうか?
その理由は、新車は高額なため、カード会社に支払う決済手数料(加盟店手数料)の負担が大きくなるためです。加盟店が支払う加盟店手数料はお店の規模や業種などによって異なりますが、3%台が中心といわれています。そのためカード1回払いを受け付けると、車の購入代金に比例してディーラーや販売店がカード会社に支払う手数料も高額になってしまうのです。
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新車の頭金として一部なら、カード払いできる可能性がある
カードの種類によって利用上限金額が設けられていたり、分割払いやリボ払いが利用できないなど支払い方法が異なったりしますが、頭金など一部の代金をカード払い可としているディーラーや販売店はあります。そのため、車の購入でクレジットカードを利用したい場合は、カード払いに対応しているかどうか、あらかじめディーラーや販売店へ確認しておくことをおすすめします。
現金払いとカード払いどっちがお得?
「現金払いとカード払いではどちらがお得なのだろう?」とお悩みの方もいるでしょう。結論から言うと、カードの還元率によって得られるポイントは異なりますが、利用額に応じてポイントが貯まるため現金払いよりカード払いがお得です。
例えば、頭金など一部をカード払いにしたとして、その金額が50万円だった場合、「ご利用金額200円(税込)ごとに1ポイントを獲得できるカード」なら、2,500ポイントが貯まります。1ポイント=1円換算で利用できれば、カー用品や洗車グッズなどの購入に2,500円分のポイントを使えるためお得です。
車を一括で買わない方がいい理由は何ですか?
前述したとおり、多くのディーラーや販売店がカード1回払いを受け付けていないのは、車の購入費用が高額で、カード会社に支払う決済手数料(加盟店手数料)の負担が大きくなるためでした。では、購入する側の視点で、車を一括で買わない方がいい理由は何でしょうか?
それは、車のような大きな買い物をすることで、カード利用枠を圧迫するためです。
一般的なカードの利用可能枠(限度額)は、一般カードで10万~100万円、ゴールドカードでは50万~300万円ほどで、ショッピング枠とキャッシング枠の両方を合わせて限度額までしか利用できません。
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車をクレジットカードで購入するメリット
車の購入代金をカード払いするメリットは、柔軟な支払いができる点です。店舗によっては、車の購入に現金とカード払いの併用が認められているところがあります。そのため、手持ちのお金が足りず現金で支払えなくても、一部の代金をカードで支払うことができます。また、カードによっては決済後に支払い方法を分割やリボなどに変更できるものもあり、毎月の支払い金額を抑えることが可能です。「車を買いたいが、どのように支払えばよいか?」と不安に思う方は、カード払いをぜひ検討してみてください。
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中古車のカード払いはディーラーや販売店によって対応が異なる
車両代が50万円以下といった低価格の中古車であれば、ディーラーや販売店がカード会社に支払う決済手数料の負担が少ないため、カード払いができるケースが比較的多いようです。
ただし、中古車の場合も、全額カード払いができるかどうかはディーラーや販売店によって異なります。また、利用できるクレジットカードの国際ブランドの種類や、支払い回数などもディーラーや販売店によってさまざまです。
中古車を購入する場合も、あらかじめクレジットカードが利用できるのか、その種類についても、ディーラーや販売店に確認しておくといいでしょう。
車検費用はカード払いができるケースが多い
車検には、点検や整備のための車検基本料金のほか、部品交換費用や事務手数料などの諸費用、法定費用がかかります。
この車検にかかる費用の全額を、クレジットカードで支払える店舗が増えてきています。ただし、カード払いができるのは車検基本料や部品交換費用などの諸費用で、法定費用は現金払いのみとしているケースも多くあります。
2023年1月4日(水)から、法定費用の自動車重量税と自動車検査登録手数料などはクレジットカードでの決済が可能になりました。これにより運輸支局などでの印紙購入・貼り付けなどの負担が不要となります。
このような流れを受けてキャッシュレス化が進み、車に関してカード払いができるシーンが増えることが期待されます。また、カード払いをすることでポイントも貯まります。
クレジットカードが利用可能となるのは国の手続きのみで、軽自動車検査協会が実施している軽自動車の手続きはクレジットカード払いに対応しておりません。
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自動車保険料や駐車場代はカード払いがお得で便利!
車を所有する限り維持費がかかります。この維持費をカード払いにすれば、カードの利用金額に応じてポイントが貯まるため、大変お得です。
特に、自動車保険料は契約内容によっては高額になります。毎月支払う駐車場代も、年間でみると大きな出費です。そのため、カード払いにすることで、年間でかなりのポイントを獲得できるしょう。
また、これらの固定費をカード払いにすることで、支払い忘れの心配もなくなり、家計管理がしやすくなります。
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車の購入にクレジットカードを使うときの注意点
車の購入をはじめ、高額なお買い物にクレジットカードを使う場合は、いくつか注意点があります。思わぬ負担が生じてしまう可能性もあるため、確認しておきましょう。
クレジットカードの利用限度額を確認しておく
ディーラーや販売店がカード払いに対応していたとしても、支払い額がクレジットカードの利用限度額を超えてしまう可能性があります。そのため、車を購入する前に支払い額を把握して、クレジットカードの利用限度額と照らし合わせておきましょう。
もし、支払い額が、クレジットカードの利用限度額を上回ってしまう場合、利用限度額の引き上げを行う必要があります。
短期的に大きな金額を支払う予定がある場合は、一時的な引き上げが最適です。利用限度額の引き上げには、カード会社の審査に通る必要があるため、時間がかかるケースがありますので注意してください。なお、一時的な引き上げは一定期間を過ぎると利用限度額が元に戻ってしまいますので、いつまで増額されているのかもあわせて確認しておきましょう。
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分割・リボ払いにする場合は計画的に支払うようにする
クレジットカードによる3回以上の分割払いやリボ払いは、手数料が発生します。一度に全額支払わなくて良いというメリットを活かすためにも、3回以上の分割払い・リボ払いにする場合は、計画的な返済ができるかシミュレーションした上で利用するようにしましょう。
決済手数料が取られていないか確認する
車は高額なので、ディーラーや販売店がカード会社へ支払う決済手数料も高くなります。ディーラーや販売店によってはクレジットカードの決済手数料を上乗せするところがあります。手数料の上乗せはカード会社の規約に違反している可能性もあるため、もし、上乗せされていたら、ディーラーや販売店になぜ決済手数料がかかるのか、必ず確認しましょう。
そもそも車の購入にかかる費用は?
まずは、車の購入にかかる費用について確認していきます。具体的には、車両代金、法定費用、諸費用の3つに分かれます。
車両代金
自動車本体のほか、オプションパーツや備品の購入にかかる代金です。選ぶ車種やグレード、装備によって異なります。普通車を新車で購入するのであれば車種にもよりますが、150万~500万円程度は必要となるでしょう。
法定費用
購入時にかかる消費税のほか、排気量などによって課税される自動車税、車両重量によって課税される自動車重量税、車種によって課税される自賠責保険料、環境負荷に応じて課税される環境性能割などがあります。
諸費用
車庫証明の申請と取得にかかる車庫証明費用や、運輸支局で車の登録を行いナンバーを取得するための検査登録費用、それらの手続きをしてもらう代行費用などがあります。
車の購入にもおすすめの三井住友カード
続いては、車の購入など高額なお買い物にもおすすめの三井住友カードをご紹介します。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレスのカードです。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるナンバーレスのゴールドカードです。クレジットカード情報はVpassアプリから確認できるので、ネットショップでもスムーズにお買い物ができます。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できるナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
車の購入でもカード払いができるかチェックしよう
車の購入でクレジットカードを利用することで、多くのポイントが貯まります。ディーラーや販売店には、クレジットカード決済が利用できるかどうか、購入前に確認しておくといいでしょう。クレジットカードを上手に活用して、快適なカーライフをスタートさせてください。
よくある質問
Q1.車の購入でクレジットカード決済はできる?
新車の購入では、全額をクレジットカードで支払える販売店は基本的にありませんが、頭金などの一部の代金をカード払い可としているディーラーや販売店はあります。また、カードの種類によって利用上限金額が設けられていたり、分割払いやリボ払いが利用できないなど支払い方法が異なったりする場合があるため、あらかじめクレジットカードが利用可能かどうか、ディーラーや販売店へ確認しておくことをおすすめします。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.車の購入でクレジットカード決済するメリットは?
カード払いができるのが頭金だけでも、車の購入は高額です。そのため、カード払いを活用することで、普段のお買い物だけではなかなか得られないポイント還元を、一度に獲得することができます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.車の購入でクレジットカード決済する際の注意点は?
車の購入でクレジットカードを使うときは、「カードの限度額を確認しておく」「3回以上の分割払い・リボ払いにする場合は計画的に支払えるようにする」「決済手数料が取られてないか確認する」といった点に注意する必要があります。
詳しくは以下をご覧ください。
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2024年5月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。