クラウドファンディングをクレジットカードで支援する方法は?メリットや支払い方法を解説
2023.08.16
クラウドファンディングをクレジットカードで支援する方法は?メリットや支払い方法を解説
クラウドファンディングをクレジットカードで支援する方法は?メリットや支払い方法を解説
2023.08.16
近年、インターネット上で不特定多数の方から資金を集める「クラウドファンディング」(通称「クラファン」)が広く認知されるようになりました。プロジェクトの実施者は資金調達の手段として利用でき、支援者は支援のランクに応じてモノやサービス、配当などのリターン(報酬、見返り)を得られます。
ここではクラウドファンディングについての概要と種類の違い、支援金を支払う方法として選びたいクレジットカード払いのメリットなどについて、詳しく解説していきます。
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングは、英語では「Crowdfunding」と書き、「Crowd=群衆」と「Funding=資金調達」を合わせた造語です。「クラファン」と略されることもあります。
プロジェクトの実施者が、自分のやってみたい夢や活動をプロジェクトとして企画し、インターネット上で情報を発信して、それに共感した支援者から必要な資金を集めるしくみです。従来の金融機関からの融資やローン、国の助成金とは異なり、新しい資金調達の方法として注目されています。
クラウドファンディングの種類は?
クラウドファンディングの方法には、大きく分けて「購入型」「寄付型」「融資型」の3つの種類があります。プロジェクトの目的によってどのタイプが適しているかが異なり、種類ごとに支援者が受けとれるリターンも異なります。3種類の特徴や違いについて理解を深めておきましょう。
購入型
購入型は、支援した金額に応じてモノやサービスをリターンとして受け取れるタイプのクラウドファンディングです。ベンチャー企業やスタートアップ企業などのプロジェクト実施者が新しく開発したい商品やサービスを支援者が予約購入する形が多く、ネットショッピングに近いイメージもあります。
そのプロジェクトならではの商品・サービスを購入できるメリットがある一方、資金が集まらないとプロジェクト実施者がモノやサービスを開発できず、リターンが受けられないケースのある点がデメリットです。
新規開発の先進的・革新的な商品・サービスをいち早く手に入れたいときに適した支援方法といえるでしょう。
寄付型
寄付型は、慈善事業や社会運動など、そのプロジェクトに共感した支援者がお金を寄付するタイプのクラウドファンディングです。お礼の手紙や支援者名のクレジットなどを支援への感謝の気持ちとして受け取れることはありますが、配当や商品・サービスによるリターンを得られることは基本的にありません。
その性質から、災害支援やボランティア活動へ寄付をする新しい形として利用されることが一般的です。支援することで寄付金控除を受けられるため、寄付することで災害支援や社会貢献活動などを行いつつ、税制優遇を受けることもできます。
ちなみに、全国の自治体に寄付をして返礼品を受け取れる「ふるさと納税」も、寄付型クラウドファンディングの一種です。
融資型
融資型は、クラウドファンディング運営会社が仲介をして、融資を受けたい企業と融資したい支援者(投資家)をマッチングさせるタイプのクラウドファンディングです。資金を得たい企業などが、クラウドファンディング運営会社を通して融資を募ります。企業情報は公開されないため、支援者は興味がある匿名のファンドに出資することができます。企業のネームバリューなどに左右されないという特徴があります。
運営会社は、融資を受け取った企業からの返済金の中から手数料を差し引き、残りを支援者に配当します。ただし、事業の失敗によって運用が目標に達しなかった場合など、支援者が配当を得られない場合もあります。
クラウドファンディングの実施方式は?
クラウドファンディングで実施されるプロジェクトの方式としては、以下の2種類があります。
All or Nothingによるクラウドファンディング
All or Nothingによるクラウドファンディングは、実施期間中に目標金額が集まった場合にプロジェクトが成立となり、プロジェクトの実施者は支援金を受け取れる方式です。
一方で、目標金額にわずかでも達しなかった場合はプロジェクトが成立せず、集まった資金は支援者に返金されます。もちろん支援者が受け取れるリターンもありません。支援者が損をすることはありませんが、支援したいプロジェクトをまた探し直す必要があります。
All inによるクラウドファンディング
All inによるクラウドファンディングは、期限内に目標金額に達したか否かにかかわらず、プロジェクトの実施者が支援金を受け取れる方式です。新規開発の商品・サービスのプロモーションとして利用されやすい方式です。
ただし、目標金額に達しないとしてもプロジェクトを開始することを支援者に約束し、実施する必要があります。支援された分のリターンも、必ず返さなければなりません。
クラウドファンディングの支援金の支払い方法は?
クラウドファンディングで支援したいプロジェクトが見つかったとき、支援金の支払いに利用できるのは、主に以下の6つの方法です。
なかでも一般的なのは、クレジットカードによる支払い方法です。「READYFOR」「CAMPFIRE」「MOTIONGALLERY」など、国内の主要なクラウドファンディングサイトではクレジットカードによる決済が導入されています。
クラウドファンディングの支援金をクレジットカードで支払うメリット
クラウドファンディングの支援金を支払う方法として、最もおすすめできるのはクレジットカードによる支払いです。
クレジットカードで支払うことによって、以下の3つのメリットがあります。
ネット上で支払いを完結できる
クラウドファンディングの支援金は、クレジットカードならネット上で簡単に支払いが完結できる点がメリットです。支援者の個人情報やカード情報を入力するだけで自宅にいながら支払いが完了します。コンビニ払いのように外出する必要はありません。
ポイントが貯まる
クラウドファンディングの支援金をクレジットカードで支払うことで、カードのポイント還元率に応じてポイントが付与されます。銀行振込やコンビニ払いではポイントが付与されないため、クレジットカードを利用するだけでポイントの分だけお得に支援ができます。
例えば100円で1円分のポイントが付与される還元率1%のカードであれば、10万円の支援金を支払った場合、1,000円分のポイントが付与される計算です。
返金手続きがスムーズ
前述のAll or Nothing方式の場合、目標金額に達せずプロジェクトが成立しなかった場合は支援金が返金されます。
支援金を銀行振込やコンビニ払いで支払っていたケースでは返金手続きが必要で、1ヵ月程度の待ち時間が発生することがほとんどです。一方、クレジットカードで支払っていた場合には、返金手続きは自動で行われます。
キャンセル手続きが自動的に行われるクレジットカード払いのほうが、万が一のキャンセルのときに手間や時間をかけずに済むでしょう。
クラウドファンディング支援でおすすめの三井住友カード
クラウドファンディングの支援には、ポイント還元率や付帯サービスが充実したクレジットカードを選ぶことが大切です。ここからは、クラウドファンディングの支援に利用するのにおすすめの三井住友カードを紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)・三井住友カード(CL/カードレス)
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。
三井住友カード(CL)は、お申し込みから決済、利用状況の管理まで、すべてをスマートフォンからの操作で完結できるのが大きな特徴。カード番号・有効期限といったカード情報の確認や利用状況の管理は、Vpassアプリから可能です。Vpassアプリは生体認証ログインにも対応しているため、なりすましや不正利用を防ぎ、安心・安全にご利用いただけます。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
スマホ一台で身軽にお買い物
スマホ一台で身軽にお買い物
三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
(CL/カードレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
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限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
即時発行可能!
最短10秒1
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 即時発行ができない場合があります。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
三井住友カード プラチナ
三井住友カードの数あるカードの中でも、最も上位ランクになるのが「三井住友カード プラチナ」です。黒色で光沢のあるカード券面は、高いステータス性を発揮してくれます。 総利用枠は原則300万円~になります。また、旅行傷害保険は国内・海外ともに最高1億円の補償がついていたり、航空券やホテル、レストランなどの予約案内を24時間・年中無休で対応してくれるコンシェルジュサービスがあったりなどと、最上位カードならではの手厚いサービスが魅力です。
年会費は5万5,000円(税込)で、満30歳以上の方がお申し込みの対象となります。
最上位クラスのプラチナカード
最上位クラスのプラチナカード
三井住友カード
プラチナ
三井住友カード プラチナ
年会費: |
55,000円(税込) |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
原則300万円~ |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
海外・国内旅行傷害保険
最高1億円
ショッピング補償
年間500万円
あなたの旅を
サポートする
コンシェルジュ
サービス
クラウドファンディングの支援金をクレジットカードで支払う際の注意点
クラウドファンディングの支援金はクレジットカードで支払うのがおすすめですが、利用する際は以下の事項に注意が必要です。
基本的に1回払いのみ
クラウドファンディングの支援金をクレジットカード払いにする場合、利用できる支払い方法は基本的に1回払いのみです。「2回払い」「分割払い」「リボ払い」などは、通常のお買い物とは異なり利用できません。
カードブランドによって利用できない場合がある
クレジットカードの国際ブランドによっては、クラウドファンディングの支援金の支払いに利用できないケースがあります。
例えば、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」では、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubの国際ブランドを支払いに利用できます。しかし、All or Nothing 型では、JCB、American Express、Diners Clubは目標達成後にしか利用できません。また寄付型の場合に利用できる国際ブランドはVisaとMastercardのみとなっています。
クラウドファンディングはクレジットカードでの支払いが便利!
クラウドファンディングのプロジェクトに支援するなら、自宅で支払いが完了してポイントまで付与されるクレジットカードを活用しましょう。万が一プロジェクトが成立しなかった場合でも、返金手続きが自動的に完了します。クラウドファンディングに興味があれば、今回紹介したなかでご自身に合う三井住友カードを選びましょう。
よくある質問
Q1.クラウドファンディング(クラファン)とは?
クラウドファンディング(クラファン)は、インターネット上でプロジェクトや夢などの活動情報を発信し、共感してくれた支援者から必要な資金を集めるしくみです。英語では「Crowdfunding」と書きます。「Crowd=群衆」と「Funding=資金調達」を合わせた造語です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.クラウドファンディングの支払い方法は?
クラウドファンディングを通して支援金を支払う方法としては「購入型」「寄附型」「融資型」の3種類に分かれます。どのタイプが適しているかはプロジェクトの目的によって異なり、支援者が受け取れるリターンも種類ごとに変わります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.クラウドファンディングの支援金をクレジットカードで支払うメリットは?
クラウドファンディングの支援金をクレジットカードで支払うメリットとして「ネット上で支払いを完結できる」「ポイントが貯まる」「返金手続きがスムーズ」といったことが挙げられます。
詳しくは以下をご覧ください。
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2023年8月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。