Oliveと三井住友カード(NL)の違いは?併用できる?選び方を比較して解説
2023.12.11
Oliveと三井住友カード(NL)の違いは?併用できる?選び方を比較して解説
Oliveと三井住友カード(NL)の違いは?併用できる?選び方を比較して解説
2023.12.11
共通点の多い「Oliveフレキシブルペイ」と「三井住友カード(NL)」。どちらに申し込むか迷っている方も多いのではないでしょうか。2つのカードには、国際ブランドや決済機能、ポイント還元率、付帯特典など異なる特徴があります。より便利にカードを活用するためには、それぞれの特徴を比較して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いや共通点、それぞれがおすすめの人について紹介していきます。
三井住友カード(NL)の特徴
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できるクレジットカードです。
多くのクレジットカードは券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが印字されていますが、「三井住友カード(NL)」はこれらの情報が表記されていないナンバーレスカードになります。カードの盗み見による情報漏洩の心配がなく、初めての方でも安心・安全です。
Oliveの特徴
Oliveは三井住友フィナンシャルグループが提供するモバイル総合金融サービスです。専用アカウント(Oliveアカウント)を作成することで、1つのアプリで口座・決済・証券・保険・ローンなどをまとめて管理できます。
Olive にはOlive 専用アプリが特にないため、「三井住友銀行アプリ」または三井住友カードの「Vpassアプリ」のどちらからもアクセスが可能です。
アプリやカード、サービスが増えて把握が難しくなったキャッシュレスを1つにまとめ、管理や適切な使い分けを助けてくれます。
別ウィンドウで「三井住友銀行」のウェブサイトに遷移します。
Oliveアカウントを作成すると、クレジット・デビット・ポイント払いを切替えできる「Oliveフレキシブルペイ」が発行されます。後払いの「クレジットモード」、カード支払いと同時に口座から即時引き落とされる「デビットモード」、貯まったVポイントで支払う「ポイント払いモード」の3つの支払い機能が一体となり、三井住友銀行のキャッシュカードとしても機能するオールインワンカードです。
Oliveフレキシブルペイもまた、券面にカード番号、口座番号の記載がないナンバーレスカードになります。ランクは一般・ゴールド・プラチナプリファードの3つからお選びいただけます。
三井住友カードとOliveフレキシブルペイは、国際ブランドや決済機能、ポイント還元率などに違いがあります。
まずは、2つのカードの異なる点を1つずつ確認していきましょう。
国際ブランド
クレジットカードは、国際ブランドによって利用できる加盟店が異なるため、申し込む前に比較しておきたいポイントです。
三井住友カード(NL)はVisaとMastercardから選択できる一方、OliveフレキシブルペイはVisaのみとなっています。カードによって選択できる国際ブランドが異なりますので、申し込むときは注意が必要です。
決済機能
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの大きな違いが、決済機能です。
三井住友カード(NL)はクレジットカードでの決済のみですが、Oliveフレキシブルペイではクレジットカード以外に「デビットモード」と「ポイント払いモード」を利用できます。
さらに、Oliveフレキシブルペイにはキャッシュカード機能も付帯されており、合計4つの機能が集約されたオールインワンカードです。
3つの支払い機能(クレジット・デビット・ポイント払い)の切替えは、アプリ上でボタンをタップするだけ。持ち歩くカードも1枚にまとまるのでお財布がかさばりません。
Vポイントアッププログラムの最大ポイント還元率
クレジットカードを選ぶときは、ポイント還元率も比較しておきたい点です。
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(一般)は通常のポイント還元率は0.5%と同じであるものの、「Vポイントアッププログラム」の対象となるサービスが異なり、対象のコンビニ・飲食店での最大ポイント還元率に違いがあります。
「Vポイントアッププログラム」は対象サービスを利用すればするほど、対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率がアップするサービスです。
通常、毎月のご利用金額合計200円(税込)ごとに、Vポイントが1ポイント(0.5%)貯まるカードを対象のコンビニ・飲食店で利用したの場合、Vポイントアッププログラム(最大+8%)とスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済でのお支払い(+6.5%)、家族ポイント(最大+5%)を組み合わせることで、通常のポイントを含んだ最大20%のポイントが還元されます!
商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がありますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを差しお支払いいただく場合があります。その場合のお支払い分は、当サービスポイント加算の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合があります。
Google Pay™ で、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。
最大20%ポイント還元を受けるには取引条件があります。
一部、カード種別や入会時期により、Vポイントアッププログラムの還元率が最大+8%を超える場合があります。
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
Vポイントアッププログラムのサービス
Vポイントアッププログラムの対象サービスは6種類。そのうち4つのサービスがOlive独自の特典です。三井住友カード(NL)の場合、対象サービスの条件を満たせば、最大16%、Oliveの場合は条件を満たせば最大20%のポイントが還元されます。
Vポイントアッププログラムを利用するには、SMBC IDにご登録のうえ、Vpass連携が必要となります。
Oliveフレキシブルペイについては、クレジットモードでのご利用のみ対象です。また、クレジットモードに設定していたとしても、iD決済は一律デビットモード払いとなるため対象となりません。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の両カードをお持ちのうえ、同一のSMBC IDで管理いただいた場合は、三井住友カード(NL)の対象コンビニ・飲食店でのご利用も最大20%のポイント還元率となります。
OliveフレキシブルペイはVisaブランドのみの発行となるため、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。
詳しくはご利用前に以下をご覧ください。
お支払い口座
お支払い口座とは、カードの利用代金を引き落とす口座です。お支払い口座は申し込み時に指定しますが、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の口座のみとなっています。
一方、三井住友銀行(NL)ではお支払い口座を自由に選択できるため、普段利用している口座を指定することができます。
付帯特典
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(一般)には、いずれも最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されており、機能に違いはありません。
ただし、Oliveフレキシブルペイは海外旅行傷害保険のほかに、「選べる特典」が用意されています。「選べる特典」は毎月、4つの特典から自由に特典を選択できるサービスです。
「対象店舗でのポイント還元率アップ」や「毎月100ポイント付与」などからご自身に合った特典を選べます。特典の詳細については、以下をご確認ください。
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三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの共通点
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイにはいくつかの違いがあるものの、年会費と通常のポイント還元率には違いがありません。ここでは、三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの共通点を確認していきましょう。
年会費
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(一般)は、どちらも年会費永年無料で利用できます。
三井住友カード ゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ(ゴールド)は年会費が5,500円(税込)、三井住友カード プラチナプリファードとOliveフレキシブルペイ(プラチナプリファード)は3万3,000円(税込)となっており、いずれのランクを選んでも年会費に違いはありません。
クレジットカード払いの通常のポイント還元率
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(一般)では、カードご利用金額に応じて付与される通常のポイントは、どちらも200円(税込)につき1ポイント(0.5%還元)と同じです。
また、Oliveフレキシブルペイでは、クレジットモードのほかにデビットモードとポイント払いモードが利用できます。これらの決済もポイント還元の対象となり、デビットモードでは0.5%、ポイント払いモードでは0.25%のポイントが還元されます。
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイどちらを選ぶべき?
「三井住友カード(NL)がおすすめな人」と「Oliveフレキシブルペイがおすすめな人」の特徴をそれぞれ紹介していきます。
三井住友カード(NL)がおすすめな人
三井住友カード(NL)がおすすめの人は、次のようなニーズがある人です。
三井住友カード(NL)は、お支払い口座を三井住友銀行以外に設定したい人におすすめです。Oliveフレキシブルペイではお支払い口座が三井住友銀行に限定されますが、三井住友カード(NL)は自由に選択できます。
「給与口座を指定したい」、「支払いを1つの口座にまとめたい」という人は、三井住友カード(NL)を選ぶとよいでしょう。
さらに、Mastercardで発行したい人も三井住友カード(NL)がおすすめです。Oliveフレキシブルペイでは国際ブランドがVisaのみとなっているため、Mastercardでの発行を希望する場合は三井住友カード(NL)を選びましょう。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できるナンバーレスのカードです。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
Oliveフレキシブルペイがおすすめな人
Oliveフレキシブルペイがおすすめな人は、次のようなニーズがある人です。
前述したとおり、Oliveフレキシブルペイは、「キャッシュカード機能」「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の4つの機能が一体となったカードです。複数のカードを持ち歩く必要がないため、「財布の中をスッキリさせたい」、「複数のカードをまとめたい」という人に向いています。
さらにOliveフレキシブルペイは、三井住友銀行の口座をお支払い口座にしたい人にもおすすめです。口座の残高やカードの利用状況を1つのアプリで確認できるので、資産をまとめて管理できる利便性があります。
別ウィンドウで「三井住友銀行」のウェブサイトに遷移します。
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイは併用できる!
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの2つのカードは、併用することもできます。
すでに三井住友カード(NL)をお持ちの方でも、Oliveフレキシブルペイに申し込んで2枚持ちすることが可能です。ただし、三井住友カード(NL)からOliveフレキシブルペイへ切替えることはできないため、新規申し込みとなる点に注意しましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ ゴールドでは、年間100万円のご利用で10,000ポイントがプレゼントされる特典があります。もし年間200万円以上カードを利用する場合は、三井住友カード ゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ ゴールドに100万円ずつ分けて利用することで、それぞれのカードで10,000ポイントを受け取ることができます。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。国際ブランドはVisaのみとなっており、Oliveフレキシブルペイと違いがありません。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
ポイント特化型のプラチナカード
ポイント特化型のプラチナカード
三井住友カード
プラチナプリファード
三井住友カード
プラチナプリファード
年会費: |
33,000円(税込) |
ポイント還元率: |
1%~15% |
---|
限度額: |
~500万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
新規入会&利用特典で
40,000ポイント
毎年、継続利用で 1
最大40,000
ポイント
特約店の利用で
獲得ポイント 2
最大+14%
※1 毎年、前年100万円ご利用ごとに10,000ポイントプレゼント。
※2 特典付与の条件は、必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。
特徴をよく比較して自分に合ったカードを選ぼう
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイは、国際ブランドや決済機能、付帯特典などいくつかの違いがあります。申し込みの際は2つのカードの特徴をよく理解して、自分に合ったカードを選ぶようにしましょう。
また、三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイは併用することもできるので、シーンに応じて使い分けることもおすすめです。
よくある質問
Q1.三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの違いは?
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイは、国際ブランドに違いがあります。三井住友カード(NL)はVisaとMastercardから国際ブランドを選択できますが、OliveフレキシブルペイはVisaのみとなっています。そのほかにも、決済機能やポイント還元率、お支払い口座、付帯特典に違いがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの共通点は?
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(一般)は、どちらも年会費は永年無料です。また、クレジット払いの通常のポイント還元率についても、いずれも0.5%で違いがありません。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイどちらを選ぶべき?
「お支払い口座を三井住友銀行以外に設定したい人」や「Mastercardを利用したい人」は、三井住友カード(NL)がおすすめです。一方、Oliveフレキシブルペイは「クレジットカードやキャッシュカードなど複数のカードをまとめたい人」や「三井住友銀行をお支払い口座にしたい・している人」におすすめです。
詳しくは以下をご覧ください。
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2023年12月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。