
電車の切符をクレジットカードで購入する方法は?
2025.08.04
切符はクレジットカードで買える?購入方法やメリット・注意点を解説
電車の切符をクレジットカードで購入する方法は?
2025.08.04
クレジットカードや交通系ICカードでの決済など、キャッシュレス化が進み、現金を持たずに仕事や買い物に行く人も多くなってきました。現金がなくてもクレジットカードで電車の切符を購入することは可能です。さらに、クレジットカードやスマホのタッチ決済だけで電車に乗れるようにもなってきています。ただし、一部の地方ではまだ現金のみの路線もありますので、注意は必要です。
ここでは、現金払い主義の人でも万が一に備えて知っておきたい、切符をクレジットカードで購入する方法や注意点などについて解説します。
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クレジットカードで切符は購入できる
新幹線の乗車券や特急券以外の切符でも、基本的に、クレジットカードで切符を購入することはできます。JRでは、在来線の切符もクレジットカードで購入できます。私鉄・地下鉄は各鉄道会社によって異なりますが、クレジットカードで切符を購入できる範囲は拡大しています。
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クレジットカードで購入できる切符の種類
まずは、クレジットカードではどのような種類の切符を買うことができるかを見ていきましょう。クレジットカードが使える券売機や窓口がある駅では、さまざまな種類の切符を購入することができます。
在来線(普通電車)の乗車券
一般的に普通電車に乗る際の乗車料金を支払う切符です。
定期券
通勤・通学に使用する定期券も購入できます。磁気タイプのものと交通系ICカードの両方、クレジットカードでの購入ができます。
回数券
一定の区間を日常的に利用する人向けの切符です。ただし、現在は障がいのある人や、通学で電車を利用する一部の学生のみが使用できます。通常、10回分の乗車券を1セットとして販売しており、購入すると乗車1回分がプラスされる特典があります。
新幹線などの特急券/乗車券
遠方への移動に特急・新幹線を利用するには、乗車券と特急券が必要です。距離によっては高額になる場合もあるので、クレジットカードでの購入なら多くの現金を持ち歩く心配がありません。
1日乗車券
観光地などで発行されていることが多い、地域周遊切符です。1日限定で、一定の区間、何度も同じ路線を使用する場合にお得な乗車券です。
クレジットカードで電車の切符を購入する方法
クレジットカードで電車の切符を購入する方法は、JRと私鉄・地下鉄によって手続きが異なります。それぞれ詳しく確認していきましょう。
JRの場合
JRでは、みどりの窓口や券売機にてクレジットカードの利用ができます。関東・首都圏の山手線や中央線、関西の大阪環状線や宝塚線などといった全国のJR各社にて、クレジットカードで普通乗車券を買うことができます。買える種類も、特急券や定期券などの高額なもののほか、初乗り150円分の少額な普通乗車券もカードで購入することが可能です。
なお、カードの国際ブランドは、Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discoverに対応しています。
自動券売機
新幹線や特急電車の切符はもちろん、在来線の切符もクレジットカードで購入できます。JRの自動券売機には「みどりの券売機」や「指定席券売機」などがあり、どちらでも普通乗車券の購入にクレジットカードが使えます。ただし、券売機で購入する場合はカードの暗証番号の入力が必要です。
みどりの窓口
みどりの窓口で切符を購入する場合、窓口の係員に行先の駅名とクレジットカード払いをしたい旨を伝えます。
なお、自動券売機と同様、ICチップ付きクレジットカードを使う場合は暗証番号の入力が必須となっていますので注意しましょう。
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ウェブサイトやアプリ
JRの乗車券は「えきねっと」や「えきねっとアプリ」から購入することができ、支払い方法にクレジットカードが選べます。購入できる切符の種類は新幹線とJRの主な特急列車などです。なお、ウェブやアプリでの購入には無料の会員登録が必要となります。
私鉄・地下鉄の場合
私鉄・地下鉄の場合は、各鉄道会社によって購入方法や購入できる切符の種類が異なります。例えば、関東・首都の東京メトロでは、多機能券売機ならカードの利用ができますが、購入できる切符は定期券および旅行者向け企画乗車券「Tokyo Subway Ticket」に限定されており、普通乗車券(切符)には利用できません。小田急電鉄では、定期券・特急券・切符のどれを購入する場合でも、窓口と券売機にてクレジットカードが利用できます。
なお、関西の私鉄・地下鉄のほとんどで、定期券の購入にはクレジットカードが利用できますが、普通乗車券は購入できません。
おもな私鉄・地下鉄の購入できる切符の種類と販売場所をまとめてみました。
■関東・首都圏の私鉄・地下鉄
券売機の種類によって利用できるクレジットカードや購入できる切符の内容が異なります。詳しくは各社ホームページをご確認いただくか、駅係員へお尋ねください。
1:他社との連絡切符は購入不可。
2:特急券・指定券購入は「Smooz」利用時のみ可。
■関西方面の私鉄・地下鉄
券売機の種類によって利用できるクレジットカードや購入できる切符の内容が異なります。詳しくは各社ホームページをご確認いただくか、駅係員へお尋ねください。
1:梅田・なんば・天王寺の3駅に限られます。
2:天神橋筋六丁目・神戸高速線花隈を除きます。
私鉄・地下鉄をよく利用する方は、路線によってクレジットカード利用の可否や利用できる国際ブランドを調べておくとよいでしょう。
自動券売機
私鉄・地下鉄でもJRと同様、自動券売機ではクレジットカードが利用できます。基本的に自動定期券発売機で定期券を購入する際にはカード利用ができることがほとんどです。高額になりがちな定期券の購入の際に、「現金を持ち合わせていない」というときでも、クレジットカードで支払いを行うことができます。
私鉄各社によって自動券売機でカード利用ができるかいなかは異なるため、注意が必要です。
窓口(定期券販売所・定期券うりば)
私鉄・地下鉄では、定期券発売所・定期券うりばがあり、おもに定期券購入の際にはクレジットカードが利用できます。
クレジットカードで電車の切符を購入するメリット
クレジットカードで切符を購入するメリットについて、詳しく解説していきます。
ポイントが貯まる
クレジットカードで切符を購入すると、ポイントが貯められるメリットがあります。普通乗車券の購入でもポイントは貯まりますが、新幹線の乗車券や特急券なら目的地によってはかなり高額となるので、付与されるポイントも多くなります。長距離移動の場合にはクレジットカードを利用するのがおすすめです。
新幹線の乗車券や特急券が必要なシーンとして、家族旅行などの子連れで電車移動をすることも考えられます。親だけが交通系ICカードを持っているというケースでは、子どもの切符や特急券だけでなく大人の分もまとめてクレジットカードで購入すれば、それだけポイントが多く付与されます。
なお、子どもの乗車料金が必要になる年齢は、6歳(小学生)以上です。6歳未満は無料で、小学校にあがったら子どもの料金が必要になると覚えておきましょう。金額は、ほとんどの場合、大人の乗車料金の半額に設定されています。切符の値段が大人料金になるのは12歳(中学生)以上です。
また、日常生活のなかでも、通勤や通学で定期券を利用している場合はクレジットカードを利用することで効率的にポイントが貯められます。
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付帯している旅行傷害保険が適用される
クレジットカードのなかには、「旅行傷害保険」が付帯されているものがありますが、切符の購入にクレジットカードを利用することで、旅行傷害保険の補償が適用されるケースがあります。
旅行先や出張先での万が一のトラブルに備えられるため、利用者にとって大きな安心感につながるでしょう。
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手持ちの現金がなくても購入できる
キャッシュレスが一般化した近年では、「日常的に現金を持ち歩かない」という人も多いかもしれません。また、交通系ICカードを忘れたときに限って、お金を下ろしていなかったり、直前の買い物で現金を使い果たしていたりして困ってしまうときがあるかもしれません。そのような場合でも、クレジットカードで切符が購入できる点は便利といえます。
クレジットカードで電車の切符を購入する際の注意点
クレジットカードで電車の切符を購入する場合は、次の4つのポイントに注意が必要です。それぞれ詳しく解説していきましょう。
基本的に1回払いのみ
切符を買う際のクレジットカードの利用条件については鉄道各社で異なりますが、基本的には1回払いのみとされています。分割払いやリボ払いは利用できないため、利用額が大きくなる場合は注意しましょう。
なお、クレジットカードの種類によっては後から分割払いやリボ払いに変更できる場合もあります。定期券や新幹線の切符など高額での利用となった場合は、そういったサービスを利用してもよいでしょう。
払い戻しは窓口で手続きが必要
クレジットカードで購入した切符や定期券を払い戻す場合は、窓口での手続きが必要となります。「窓口が開いている時間に行けそうにない」といった場合、スムーズに払い戻し手続きができない可能性があります。
また、「子どもの定期券を親のクレジットカードで購入した」といった定期券とクレジットカードの名義が異なるケースでは、定期券の名義人の同伴や委任状が必要になることもあるため注意が必要です。
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混んでいることがある
鉄道会社の窓口や券売機は、時期や時間帯によって混雑していることがあります。1日のうちでも、朝夕の通勤通学・帰宅のラッシュ時は乗降する人数の多さに比例して、券売機や窓口付近も混み合います。
また、1年を通して考えると、お盆・正月・大型連休といった長い休暇時期や、新しい定期券購入が増える新学期・新年度が始まる4月には、「在来線の切符を買うだけでも、何十分も並ばなければならない」ということも起こりえます。
クレジットカードで切符を購入する場合は、事前に購入しておくか、余裕をもって駅へ向かうことがおすすめです。
利用条件が限られている場合がある
クレジットカードの利用条件は、鉄道会社によって異なります。なかにはクレジットカードが利用できるのは定期券の購入のみといったように利用に制限がある場合もあるため、不便を感じることもあるかもしれません。
また、駅によってはクレジットカードが利用できる券売機が設置されていないこともあります。電車に乗るときになって慌てることのないよう、前もって利用する駅のクレジットカードの利用条件を調べておくとよいでしょう。
タッチ決済なら切符を購入しなくてもスピーディーに乗車可能
現在、各交通機関では、クレジットカードやスマホを改札機や改札窓口付近の専用リーダーに直接タッチする「タッチ決済」が導入され、切符や交通系ICカードを介さずクレジットカードだけで電車に乗れる駅が増えているのをご存じでしょうか。
ここからは、クレジットカードのタッチ決済で電車に乗る方法についてご紹介しましょう。
タッチ決済とは?
そもそも、クレジットカードの「タッチ決済」とは、クレジットカードやカードを設定したスマホをタッチ決済専用端末にかざすだけで決済が完了できる、非接触型の決済方法のことです。クレジットカードやデビットカードのようなカード型とスマホの2種類のデバイスがあります。
タッチ決済に対応しているカードとタッチ決済専用のリーダー端末、タッチ決済が使える場所には「リップルマーク」が表示されていますので、利用可能かどうかの目印と覚えるとよいでしょう。
タッチ決済で電車に乗る方法
クレジットカードのタッチ決済で電車に乗るには、まずVisaのタッチ決済に対応しているカード、またはタッチ決済対応のカードを設定したスマホが必要です。これらのデバイスを用意したら、駅で、自動改札機・窓口・乗車口などに設置されている「タッチ決済専用端末」にタッチして構内へ入場します。
電車から降車して駅から出る際にも、乗車時と同じようにタッチ決済専用端末にカードをタッチします。
手順だけ見ると交通系ICカードを使った乗車・降車とほとんど変わりませんが、クレジットカード・スマホのタッチ決済では、自動改札や窓口などでタッチ専用端末が設置されている位置が異なりますので注意しましょう。
タッチ決済が利用できる電車以外の公共交通機関
タッチ決済で乗車できる公共交通機関は電車に限らず、バスやモノレール、フェリーなども含まれます。Visaのタッチ決済の場合、利用できる交通機関は124社の事業者、32都道府県と、多くの公共交通機関で導入が開始されています(2025年3月時点)。今後も全国各地に拡大していく予定です。
別ウィンドウで「Visa」のウェブサイトへ遷移します。
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切符の購入におすすめな三井住友カード
ここからは電車の切符購入におすすめな三井住友カードを紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
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年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
特急券購入のご利用分は、年間100万円利用の集計対象となりませんのでご注意ください。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
切符の購入など、駅ではクレジットカードの利用が便利でお得です!
電車に乗る際は交通系ICを利用する人が多いですが、特急券や新幹線の切符などはクレジットカードでも購入することができます。また、全国のJR各社なら、普通乗車券や在来線の切符もカードで購入可能です。交通系ICカードを忘れたときや、大人数、子ども連れでの移動といったシーンでも、クレジットカードなら現金は不要で、ポイントもお得に貯めることができるのでおすすめです。ただし、私鉄・地下鉄の各路線や、JRの駅でも券売機の種類によってはクレジットカードが使えないケースもありますので、注意しましょう。
ここ最近ではVisaのタッチ決済のように、切符や交通系ICカードを介さずカードのタッチ決済機能のみで電車に乗ることもできるようになっていきています。タッチ決済なら移動がよりスムーズで、従来どおりのメリットも得られます。駅では積極的にクレジットカードを利用すると便利でお得だと言えるでしょう。
よくある質問
Q1.電車の切符はクレジットカードで購入できる?
電車の切符はクレジットカードで購入できます。利用条件は鉄道会社によって異なりますが、JRではみどりの窓口や自動券売機、ウェブやアプリで切符の購入が可能です。大手私鉄では、自動券売機と定期券売り場でカード利用ができます。詳しくは利用する鉄道会社の規定を確認しましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.電車の切符をクレジットカードで購入するメリットは?
電車の切符をクレジットカードで購入すると、ポイントが貯められます。また、クレジットカードによっては旅行傷害保険が適用される場合もあるため、旅行先や出張先での万が一の事態にも備えられます。
現金を持ち合わせていなくても電車が利用できる点もメリットと言えるでしょう。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.電車の切符をクレジットカードで購入する注意点は?
電車の切符をクレジットカードで購入する際は、「基本的に1回払いのみ」「払い戻しは窓口で手続きが必要」「混んでいることがある」「利用条件が限られている場合がある」という4つの注意点に留意しましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
Google Pay は Google LLC の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2025年8月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。