ブラックカードの年会費や入会条件、特典の違いとは?
2024.08.27
ブラックカードとは?年収などの条件や年会費・特典について解説
ブラックカードの年会費や入会条件、特典の違いとは?
2024.08.27
クレジットカードの中でも、ステータスが最高ランクとされているブラックカード。発行しているカード会社は数社しかないうえに、グレードが高いカードということもあり、所持できる人は限られています。ブラックカードは一体どのようなカードなのか?入会条件や必要な年収、気になる年会費や特典、限度額など、ブラックカードの基礎知識について解説します。
ブラックカードとは最高ランクのクレジットカード
あらゆるクレジットカードの中でも、最高ランクのステータスを誇るのがブラックカードです。一般カード、ゴールドカード、プラチナカードとありますが、それよりもランクが高いカードです。1999年にAmerican Expressが発行を開始した最上位カードの券面が、黒色であることに由来するといわれています。
ブラックカードの種類によって詳細は異なりますが、共通する基本的な特徴としては、次のようなことが挙げられます。
①最上級のステータスが得られる
①最上級のステータスが得られる
ブラックカードを所有することは、経済的に最上級のステータスを得ることと同義といえます。所有者は「ブラックカードを所有するにふさわしい」とカード会社の審査で認められたことになり、それはそのまま所有者のステータスをプレミアムなものにします。
②カード会社からのインビテーション制(招待制)
②カード会社からのインビテーション制(招待制)
ブラックカードは、カード会社などから会員に向けた招待案内が届くことで、会員になる資格を得ることが多いです。招待されるはっきりとした条件の目安は公開されていませんが、クレジットカードの利用実績を積んでランクをアップグレードしていくことは、最低条件といえます。
③ほかのランクのカードと比べて年会費が高額
③ほかのランクのカードと比べて年会費が高額
ブラックカードの年会費は、数万円~数十万円とカード会社によって変わってきますが、ほかのクレジットカードと比べて高額です。国内ブランドと海外ブランドによって年会費が異なる傾向も見られます。
④特典・優待サービスが充実している
④特典・優待サービスが充実している
ブラックカード会員は、付帯しているサービスなども高額な年会費に見合った内容となっています。例えば、宿泊を希望する一流ホテルが満室だった場合でも、コンシェルジュ経由の予約で部屋を確保できることがあります。
⑤カード付帯保険が充実している
⑤カード付帯保険が充実している
ブラックカードは、最高1億円まで補償する海外旅行傷害保険が自動付帯になるなど、カード付帯保険が充実しています。航空機遅延による出費などをサポートしてくれる保険もあります。
カード付帯保険は、カードの種類により補償内容や保険金額、適用条件などが異なります。
実際の保険金のお支払い可否は、普通保険約款および特約などに基づく保険会社の審査があります。
⑥利用限度額が大きい
⑥利用限度額が大きい
ブラックカードはラグジュアリー層向けのカードだけあって、利用限度額は大きくなります。一部では、利用限度額の上限がない場合も。限度額は傾向として一律ではなく、所有者の年収やカードの利用状況などによって、個別に定められているようです。
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ブラックカードのメリット
ブラックカード会員は、通常のカードでは受けられないようなプレミアムなサービスを利用できます。例えば、海外旅行の手配やスポーツの世界大会のVIP観戦ツアーに参加など、国内・海外問わず、ブラックカード所有者にふさわしい一流のサービスを受けることが可能です。続いては、ブラックカードで提供される代表的なサービスについて見ていきましょう。
専用コンシェルジュがつく
ブラックカードには、専用コンシェルジュがつきます。24時間365日体制で、さまざまなサービスが受けられます。コンシェルジュに依頼すれば、記念日の食事や職場の会食の予約、出張やプライベートでの旅行の手配、コンサート・演劇のチケット手配などに対応してくれます。
厳選された商品をプレゼントしてくれる
人気ブランドのアイテムなど、厳選された上質な商品の中から、好きなものを無料で選べるサービスを提供しているケースがあります。
高級レストランなどで優待サービスを受けられる
厳選された高級レストランの予約を代行してくれます。また、会員限定メニューの提供やコース料理をアップグレードしてくれたり、コースメニューを2名以上で予約すると1名分の料金が無料になったりします。
また、レストランまでリムジン送迎サービスを提供しているところもあります。
限定されたイベントを体験できる
乗馬やミニクルーズ、ゴルフのプライベートレッスンのほか、アメリカンフットボールやゴルフ世界大会のVIP観戦ツアーに参加できるなど、会員限定の特別なイベントが用意されています。
海外旅行や海外出張時に優待サービスを受けられる
世界中の空港のラウンジが利用可能なほか、コンシェルジュによる高級ホテルの予約代行、ホテル側による部屋のアップグレードなど、海外旅行や海外出張時にさまざまな優待サービスが受けられます。
充実の海外・国内旅行傷害保険が付帯する
ブラックカードの場合、海外・国内旅行傷害保険は基本的に自動付帯となるケースが多いようです。自動付帯保険とは、「クレジットカードを持っているだけで自動的に付帯される保険」のことです。一方、利用付帯保険は、「旅行に行く際の飛行機のチケット代金やツアー代金を、当該クレジットカードで支払った場合などの条件下で適用される保険」です。また、家族会員も対象になったり家族特約が付いたり、家族への補償も充実している傾向があります。
ブラックカードの入会方法
基本的に、ブラックカードはインビテーションを受けなければ入会することはできません。インビテーションとは、カード会社や国際ブランド企業から、現在所持しているクレジットカードよりもグレードの高いカードへランクアップするよう招待されること。そのためには、ゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードを保有している必要があると想定されます。
カード会社や国際ブランド企業によって、インビテーションの基準は異なるとされています。明確な基準や条件は公表されていませんが、ブラックカードを持ちたいなら、ステータスカードを使用し、良いクレジットヒストリーを築くことです。一定期間高額な利用を継続して行い、支払い延滞(遅延)を起こさず、信用を保つことが大前提となります。
ブラックカードを持ちたいなら
ブラックカードのインビテーションを受けるための条件
クレジットカードの審査基準は、各社ともに非公開とされています。現在、ブラックカードを所有している人も、年収や年齢、職業の違いは大きく、所有できる人の明確な線引きは不明となっています。
ただし、ブラックカードのインビテーションを受けるためには、それに見合った利益をカード会社に提供していること、つまり年間利用額が高いこと、過去の取引状況から返済能力に問題がないと判断されることが必須条件といえるでしょう。
インビテーションを受ける条件
ブラックカードに匹敵するサービスが受けられる、三井住友カード プラチナ&プラチナプリファード
カード会社によっては、ブラックカードと比較しても遜色ない、手厚いサービスが受けられるプラチナカードがあります。招待制のブラックカードと異なり、申し込みが可能なプラチナカードを選ぶのも良いでしょう。
三井住友カードには最上級・最上位のハイステータスカードとして、三井住友カード プラチナおよび三井住友カード プラチナプリファードがあります。
ハイステータスカードを持ちたい人は、それぞれの特徴を比較したうえで、ご自身にぴったりのものを選ぶことをおすすめします。
三井住友カード プラチナの特徴
三井住友カードの数あるカードの中でも、最も上位ランクになるのが「三井住友カード プラチナ」です。黒色で光沢のあるカード券面は、高いステータス性を発揮してくれます。 総利用枠は原則300万円~です。また、旅行傷害保険は国内・海外ともに最高1億円の補償がついていたり、航空券やホテル、レストランなどの予約案内を24時間・年中無休で対応してくれるコンシェルジュサービスが付帯していたりなどと、最上位カードならではの手厚いサービスが魅力です。
年会費は5万5,000円(税込)で、満30歳以上の方がお申し込みの対象となります。
最上位クラスのプラチナカード
最上位クラスのプラチナカード
三井住友カード
プラチナ
三井住友カード プラチナ
年会費: |
55,000円(税込) |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
原則300万円~ |
国際ブランド : |
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おすすめポイント
海外・国内旅行傷害保険
最高1億円
ショッピング補償
年間500万円
あなたの旅を
サポートする
コンシェルジュ
サービス
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三井住友カード プラチナプリファードの特徴
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレスのカードです。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
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ステータスカードでは三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)もおすすめ
プラチナカードではちょっと敷居が高い…と感じる方には「三井住友カード ゴールド(NL)」もおすすめです。
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードで、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
カード会社ごとに最上位のクレジットカードは異なる
ブラックカードはクレジットカードのランクの中でも最上位の位置づけとされていますが、三井住友カードもそうであるように、カード会社によってはプラチナカードが最上位で、優待サービスや特典内容も非常に手厚いものとなっているところもあります。プラチナカードが存在せず、ゴールドカードが最もグレードの高いカードというカード会社もあるため、ステータス性の高いカードを持ちたい場合は必ず確認するようにしましょう。
同じ最上位のクレジットカードでも付帯サービスや特典の詳しい内容は異なるため、カードの用途や利用したいサービスを考慮しつつ、比較・検討することをおすすめします。
よくある質問
Q1.ブラックカードを持てる条件とは?
基本的に、ブラックカードはカード会社や国際ブランド企業からのインビテーション(招待)を受けなければ持つことができません。インビテーションの基準はカード会社や国際ブランド企業によって異なり、その明確な条件などは公表されていません。クレジットカードの利用額が多いことは大前提として、社会的ステータスの高い人でなければインビテーションを受けられないといわれています。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.ブラックカードのメリットとは?
ブラックカード会員は、ほかのランクのクレジットカードにはないような、独自のサービスを利用できます。
代表的なサービスとしては、「24時間365日体制の専用コンシェルジュがつく」「ブランドアイテムなど厳選された商品のプレゼントがある」「高級レストランでの優待サービスを受けられる」「会員限定の特別イベントを体験できる」「海外旅行や海外出張時に優待サービスを受けられる」「充実の海外・国内旅行傷害保険が付帯する」などがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.ブラックカードがカード会社に存在しない場合は?
ブラックカードが存在せず、プラチナカードやゴールドカードが最高ランクのカード会社も。ブラックカードではなくても、優待サービスや特典が非常に手厚いハイステータスカードもあるため、ステータス性の高いカードを持ちたい場合は確認することをおすすめします。
一口にブラックカードやプラチナカードといっても、付帯サービスや特典の詳細は異なるため、用途や利用したいサービスを踏まえて比較・検討することが大切です。
詳しくは以下をご覧ください。
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2024年8月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。