個人事業主がクレジットカードを開業前に作るメリットは?カードの選び方も解説!
2026.06.25
個人事業主がクレジットカードを開業前に作るメリットは?カードの選び方も解説!
個人事業主がクレジットカードを開業前に作るメリットは?カードの選び方も解説!
2026.06.25
個人事業主として独立を予定している方は、開業前の在職中にクレジットカードを作れば会社員としての信用や返済能力で審査を受けられます。安定した収入と社会的な信用を背景にクレジットカードを作成することで、開業前の資金管理を効率的に進められるでしょう。
ここでは、個人事業主として開業を目指す方が在職中にクレジットカードを作るメリット、事業用カードを選ぶ際のポイント、カードを作る際の注意点などをご紹介します。
本記事の内容は三井住友カードの審査基準について明言するものではなく、一般的な情報として記載しています。
この記事でわかること
こちらもあわせてご覧ください
個人事業主が会社を辞めて開業する前にクレジットカードを作る一般的なメリットとして、審査に通りやすくなることが挙げられます。
また個人向けのクレジットカードではなく、法人・個人事業主をターゲットとする法人カード(ビジネスカード)を持つことは、キャッシュフローの改善や経費管理の効率化といったメリットにもつながります。
ここでは、開業前に法人カードを作成しておく具体的なメリットについて見ていきましょう。
会社員として在職中に法人カードを作ると、年収や勤続年数で審査を受けられるため、スムーズに通過する可能性が高まります。
個人事業主として開業した後は、一般的にクレジットカードが作りにくくなるといわれていますが、これはクレジットカードの審査のポイントとして、「勤続年数の長さ」「収入の安定性」などが加味されることが一因です。
会社を退職して事業を開業する予定の人は、在職中に法人カードを作ることで会社員としての年収や勤続年数で審査をしてもらうことができます。スムーズに審査を通過してクレジットカードを事業に利用しやすくなるため、退職前にはカードが手元にあるように手続きを進めましょう。
こちらもあわせてご覧ください
こちらもあわせてご覧ください
クレジットカードを作ることは、キャッシュフロー・資金繰りの改善にもつながります。個人事業主は会社員と違い、時期や商品のニーズによって収益が大きく左右されます。安定した固定給を得られない個人事業主にとって、資金繰りで問題ないように対策しておくことは大変重要です。
資金繰りを安定させるためには、クレジットカードを活用できます。クレジットカードの利用代金の引き落としは締め日の翌月に行われるため、カード払いにすることで支払い期日を延ばすことができます。
また、クレジットカードでは、「キャッシング枠」を利用することで現金を借りることも可能です。そのため、現金払いが必要なケースでもカードが1枚あれば柔軟に対応できます。
開業前にクレジットカードを作ることで、事業開始直後の収入が不安定な時期を乗り切りやすくなるでしょう。
個人事業主が法人カードを作ることで、経費管理が効率化するメリットがあります。
個人向けのクレジットカードで事業経費になる支払いをしてしまうと、明細を確認しながら、個人の出費と事業の経費を仕分ける手間が発生します。しかし、法人カードと個人カードを分けることで、事業のキャッシュフローが明確になります。
また、会計ソフトと法人カード、お支払い口座などを連携させることで取引明細の入力が自動的に行われ、経費の入力ミスや漏れが発生しにくくなる点もメリットです。
経費処理が効率的になるメリットを得るためにも、開業前に作るクレジットカードは法人カードがおすすめです。
こちらもあわせてご覧ください
こちらもあわせてご覧ください
個人事業主がクレジットカードに申し込む場合、事業運営の役に立つ機能を持ったカードを選択しましょう。開業前に事業用クレジットカードを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
カード会社やカードランクによって申込資格が異なるため、条件を確認してから申し込みましょう。開業前に申し込む場合には、必要書類に開業届が含まれていないかチェックして、開業前でも申し込みできるか確認する必要があります。
個人事業主が法人カードを選ぶ場合、事業コストを抑えることを念頭に、「年会費」「ポイント還元率」「付帯サービス」を比較しましょう。
例えば、年会費は無料から数千円かかるもの、数万円かかるステータスカードまで幅広いラインナップがあります。ポイント還元率も同様で、0.5%~1%以上まで、カードによって全く異なります。
個人と違ってクレジットカードの年会費は経費にすることが可能です。よって、ポイント還元率が充実していたり、事業に役立つ付帯サービスを利用できたりすれば、年会費が高額でも候補になるでしょう。
資金繰りを安定化させる目的でクレジットカードを利用するなら、カード利用枠の大きさを確認しておくことも重要です。法人カードは個人と比較して月々の利用額が大きくなることが多く、利用枠が少ないと資金繰りに活用できません。
クレジットカードの利用枠を超えると決済ができなくなり、「重要な支払いが実行できない」といった事態にもなりかねません。
法人カードによっては利用枠の引き上げも可能であり、将来的な引き上げのための方法も事前にチェックしておきましょう。
■こちらも合わせてご覧ください(法人カード活用ガイド)
開業前にクレジットカードを作る際には、以下のような点に注意が必要です。
クレジットカードによっては、開業してからでないと事業用のクレジットカードに申し込めない場合があります。開業前でも申し込みできるか、気になる法人カードの申し込み条件を確認しましょう。
クレジットカードを作った後に開業して会社を退職した際には、登録情報(勤務先情報)を必ず更新しましょう。勤務先を自宅や新たに構えた事務所の住所に変更し、勤務先名も「屋号」や「個人名」に変更する必要があります。
個人事業主として開業した後でも、クレジットカードの契約名義を屋号のみにすることはできません。カードの券面に屋号を印字できる場合もありますが、その際も必ず個人名と併記される形になります。
また、開業前に一般向けの個人用クレジットカードを作ったとしても、規約上、事業用の決済には使えないことが多い点に注意が必要です。
多くのカード会社では、個人用カード(生計費決済用)を、仕入れや経費などの事業目的(事業費決済)で利用することを原則として禁止しています。事業の規模にかかわらず、カード会社からの警告や会員資格の取り消しといったペナルティを受けるリスクがあるため注意が必要です。
規約違反を避けるためにも、事業用の支払いにはビジネスカードを利用することをおすすめします。
個人事業主のクレジットカードの作り方
個人事業主として開業する前にクレジットカードを作る場合、基本的には一般的なカードと同じような手順で進めます。インターネットや郵送で申し込み、審査を通過すると自宅にカードが届くという流れが一般的で、事前に必要書類をそろえておくことで、手続きをスムーズに進められます。
ここでは、開業前に事業用クレジットカード(法人カード)を申し込む際の基本的な5つの手順について、詳しく解説していきます。
開業前でも申し込めるビジネスカードを探す
まずは「開業届を提出する前でも申し込みできるビジネスカード」を探すことから始めましょう。カード会社や種類によっては、すでに事業を開始していることが申し込みの必須条件となっている場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
例えば、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」なら、開業前の状態であっても申し込みが可能です。
必要書類を準備する
お申し込み先のカードが決まったら、手続きに必要な書類を手元に用意します。一般的には次の2つの書類が必要です。
個人事業主が申し込む場合、運転免許証やマイナンバーカードといった代表者個人の本人確認書類が求められます。また、引き落とし用の口座についても「個人決済型」となるため、代表者個人の名義で作られた銀行口座の情報を手元に準備しておきましょう。
インターネットまたは郵送で申し込む
必要書類がそろったら、実際にカードの申し込み手続きへと進みます。法人カードのお申し込み方法には、大きく分けて「インターネット」と「郵送」の2種類があります。郵送の場合は、まずカード会社から専用の申込用紙を取り寄せる手間と時間がかかる点に注意してください。
一方、インターネット申し込みなら、スマートフォンやパソコンから24時間いつでもウェブ上で手続きを完結できるため、手軽で利便性が高くおすすめです。
審査を受ける
申し込み手続きが完了した後は、入力情報や提出書類を基にカード会社による入会審査が行われます。個人用クレジットカードの即日発行とは異なり、法人カードの審査には一定の期間を要するのが一般的です。2〜3週間ほどの猶予を見ておくのが基本ですが、スピーディーな発行に対応している法人カードも存在します。
例えば、三井住友カード ビジネスオーナーズなら、最短で3営業日(※)でのカード発行が可能です。
対象金融機関、口座種別などにより、書面手続きが必要な場合は最短3営業日発行となりません。
クレジットカードを受け取る
無事に審査を通過して発行手続きが完了すると、登録した住所あてに郵送でクレジットカードが届きます。個人事業主の場合、基本的に事務所ではなく本人確認書類に記載された自宅住所へ送られる点に留意しておきましょう。
三井住友カードの場合、審査完了からカード受け取りまでの目安は約1週間です。カードを受け取ったその日から、事業用の決済手段としてすぐに利用できます。
こちらもあわせてご覧ください
こちらもあわせてご覧ください
個人事業主がクレジットカードの審査に通過するためのポイント
個人事業主として開業した後は審査が厳しくなりがちですが、決してクレジットカードを作れないわけではありません。いくつかの重要なポイントを意識して事前に対策しておくことで、審査を通過する可能性は十分に高められます。
ここでは、審査通過に向けて押さえておきたい具体的なコツを解説します。
信用情報を整える
個人事業主が審査に通るには、クレジットカードやローンの利用履歴である「クレジットヒストリー(信用情報)」を綺麗に保つことが大切です。過去に支払いの遅延や未払いがあると信用情報機関に記録が残り、審査で不利に働いてしまう可能性があります。そのため、現在利用している個人のクレジットカードやスマホの端末代金などは、期日通りに支払うよう徹底しましょう。
事業用の固定電話を契約する
可能であれば、事業用の固定電話を契約して設置するのがおすすめです。近年は携帯電話やスマホのみで事業を営むケースも増えていますが、固定電話があることで「明確な事業拠点がある」という証明になることが期待できます。住所や事業の実態がはっきりしているとカード会社からの信頼度が高まり、審査においてプラスに働く傾向があります。
限度額・キャッシング枠を低めに設定する
申し込みの際、利用限度額やキャッシング枠を不必要に高く設定しないことも大切です。希望する利用枠が大きくなるほど、カード会社側が抱える貸し倒れリスクも高まるため、審査の基準がより厳しくなる傾向が見られます。事業規模や毎月の経費をあらかじめ算出し、自身の支払い能力に見合った金額で申請するように心がけましょう。
短期間で複数のクレジットカードに申し込まない
短い期間内に複数のクレジットカードへ同時に申し込む、いわゆる「多重申し込み」は避けるようにしてください。カード会社に「資金繰りに困っているのではないか」という疑念を抱かれ、支払い能力を低く見積もられてしまうおそれがあるためです。申し込みの履歴は信用情報機関に一定期間記録されるため、他社の審査にも連鎖的に悪影響を及ぼしかねません。
こちらもあわせてご覧ください
こちらもあわせてご覧ください
開業前でも作れる!個人事業主におすすめの三井住友カード
開業前の申し込みにおすすめの、個人事業主向けクレジットカードとして「三井住友カード ビジネスオーナーズ」が挙げられます。開業届の提出前でも申し込みが可能で、ビジネスに役立つ特典が充実していることが特徴です。
高校生を除く満18歳以上の法人代表者、個人事業主(副業・フリーランスを含む)の方向けの法人カードです。カードランク別に三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド、三井住友カード ビジネスオーナーズ プラチナプリファード(満20歳以上が対象)の3種類があります。
ベンチャーやスモールビジネスシーンに必要な経費管理の一元化といった法人カード機能とともに、ビジネスユースでのご利用もお得になるポイント還元や年会費永年無料(※)などの特典も付帯します。
スタートアップ企業やフリーランス、副業で活躍される方のビジネスを後押しする、利便性とメリットを兼ね備えています。
三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)は年会費永年無料となります。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは条件達成で翌年以降、年会費永年無料となります。
三井住友カード ビジネスオーナーズ プラチナプリファードは年会費33,000円(税込)となります。
対象取引や算定期間などの実際の適用条件については、三井住友カードのホームページをご確認ください。
こちらもあわせてご覧ください
こちらもあわせてご覧ください
個人事業主として開業する決意をした方は、開業前の在職期間中にクレジットカードに申し込みましょう。開業直後は収入が不安定で在籍期間もリセットされるため、一般的に審査通過が難しくなるとされています。
開業前に申し込むカードは個人向けではなく、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」のように個人事業主が申し込める法人カードがおすすめです。個人向けカードより利用枠が大きめだったり経費が管理しやすくなったりといったメリットがあるため、開業直後の資金繰りのコントロールなどに活用するとよいでしょう。
よくある質問
Q1.個人事業主がクレジットカードを開業前に作るメリットは?
個人事業主は、開業前にクレジットカードを作ることで、会社員としての年収や勤続年数を基に審査してもらうことができます。また、クレジットカードの後払いやキャッシング枠を活用することで、キャッシュフローを改善できる点もメリットです。さらに、個人用と法人用でカードを分ければ、プライベートの支出と事業経費の仕訳が明確になり、会計ソフトとの連携で経費管理も効率化できます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.個人事業主向けのクレジットカードの具体例は?
開業前の個人事業主におすすめのクレジットカードは「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。フリーランスの方でも申し込み可能で、一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類のランクが用意されています。経費管理の一元化などビジネスに役立つ機能が充実しているだけでなく、ポイント還元などの特典も魅力です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.開業前後にクレジットカードを作るときの注意点は?
クレジットカードによっては、開業前には個人事業主としてカードを申し込みができないケースがありますので、事前に確認するようにしましょう。また、退職後には勤務先などの登録情報を必ず更新しましょう。そのほか、開業後でもカードの名義は個人名になる点、個人用クレジットカードを作ると事業決済用に利用できないことがある点にも注意が必要です。
詳しくは以下をご覧ください。
2026年6月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。
あわせて読みたい記事