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コワーキングスペースとは?メリットとシェアオフィスとの違いについて
近年、オフィス環境を共有する「コワーキングスペース(コワーキングオフィス)」が増えてきました。コワーキングスペースとは、年齢や性別など関係なく、異なる職業や仕事を持った利用者たちが同じ場所で机や椅子、ネットワーク設備などをシェアしながら、仕事をする場所のことです。また、起業のときにオフィスを構えるのではなく、コワーキングスペースを利用する場合もあります。
ここでは、コワーキングスペースを利用するメリットや利用方法について、わかりやすく解説していきます。
- 目次
- コワーキングというワークスタイル
- コワーキングスペースとシェアオフィスはどう違う?
- コワーキングスペースを利用する5つのメリット
- コワーキングスペースで利用できるサービス
- コワーキングスペースの利用方法
- コワーキングスペースの利用料金はクレジットカード払いがおすすめ
- コワーキングスペースの支払いは法人カードで!三井住友カードおすすめの法人カード
- コワーキングスペースを活用しよう
- よくある質問
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コワーキングというワークスタイル
コワーキングとは、「Co(ともに)」と「Working(働く)」という2つの英語からできており、「ともに働く」という意味になります。個人事業者や起業家、テレワークが許されている会社員、ノマドワーカーといった場所の縛りがない環境で働く方たちのワークスタイルです。
2006年にアメリカのサンフランシスコに開設された「Citizen Space(シチズン・スペース)」が発祥地とされ、シリコンバレーで働くテクノロジー系のワーカーを中心に広まったとされています。日本では2010年頃からコワーキングの概念が浸透してきました。
このコワーキングを支えるのが、コワーキングスペースと呼ばれる施設です。一般社団法人大都市政策研究機構が公開した「日本のコワーキングスペースの拡大」(2021年12月版)によると、日本全国のコワーキングスペースは2042施設で、特に南関東は820施設と全国シェアの40.2%を占めています。さらに、東京には611施設が集中しています。
コワーキングスペースとシェアオフィスはどう違う?
類似の施設に、シェアオフィスやレンタルオフィスがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
コワーキングスペースは、実務を行う場所が個室ではなく、図書館やカフェのようなオープンスペースとなっていることが多いようです。
一方、シェアオフィスやレンタルオフィスは個室形態になっている傾向があります。ただし、コワーキングスペースやシェアオフィス、レンタルオフィスは、厳密に区別されているわけではなく、ほぼ同義として扱われることが多いでしょう。
コワーキングスペースを利用する5つのメリット
コワーキングスペースで設備を共有することで、経費の削減や利便性を得ることができます。共有スペースで生まれる交流により、情報交換や協働などの相乗効果が期待できます。
スタートアップの事業やベンチャー企業で人員をそれほど抱えていないのであれば、オフィスを構えるのではなく、コワーキングスペースを活用するという選択肢も十分考えられるでしょう。
また、コワーキングスペースは近年のコロナ禍で増加したテレワークの仕事場としても活用されています。在宅ワークだと家族がいて落ち着いて仕事に集中できない、といった場合に利用する方も多いようです。
このように、コワーキングスペースにはさまざまなメリットがあります。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
メリット1 仕事場を低コストで確保できる
単独でマンション1室をオフィスとして借りると、賃貸料や光熱費、通信設備費などの固定費が最低でも月十数万円はかかります。
しかし、コワーキングスペースなら月1万~3万円程度の固定費で仕事場を確保できます。机やプリンターなどは共有となるので、設備投資の初期費用も要りません。
メリット2 周りの目を気にせず作業に集中できる
カフェやファミリーレストランなどを仕事で利用した場合、長時間滞在していると、店のスタッフやほかのお客さんの視線が気になることもあります。滞在時間が制限されていたり、仕事の作業自体が禁止されたりしている店舗もあります。
その点、コワーキングスペースであれば、必要な時間に滞在して仕事ができ、周りの人も働いている環境のため、仕事に集中しやすくなります。
メリット3 新たなビジネスチャンスを作ることができる
個人で仕事を続けていると、新しい情報をキャッチしたり、新たなビジネスチャンスを作ったりすることが、なかなかできません。
しかし、コワーキングスペースでは、多種多様な業種・業界との交流機会が増えます。コワーキングスペース主催の交流イベントが行われることもあり、情報交換やスキルアップ、新たなビジネスの創出といった機会が得られる可能性があります。
メリット4 打ち合わせや会議の場所を確保できる
打ち合わせや会議を行う際、最適なスペースを確保できないことがあります。カフェやファミリーレストランでは、人数分の席が確保できない、騒音が気になる、あるいは逆に外部には知られたくない話ができないなど、条件に合う店舗を見つけるのに苦労します。
一方、コワーキングスペースの多くには、軽い打ち合わせ用のフリースペースと、じっくりと静かに話し合える会議室が用意されています。ミーティングの性質に合わせてスペースを確保できます。
メリット5 仕事のインフラがそろっている
近年、多くのカフェやフリースペースにも、フリーWi-Fiや使える電源があり、仕事で利用できる場所が増えてきました。しかし、必ずしもすべての場所がそうとは限りません。さらに、フリーWi-Fiはセキュリティ面でリスクがあり、利用禁止としている会社も多くあります。
その点、コワーキングスペースであれば、安全なWi-Fi環境も整っていて、電源も自由に使えます。また、プリンターも自由に使えるので、仕事上のインフラで困ることはないでしょう。
コワーキングスペースで利用できる設備
コワーキングスペースで利用できる設備には、主に以下のようなものがあります。
- ワークスペース(デスク、チェア、PCモニター、個室ブースなど)
- 会議室(デスク、チェア、ホワイトボード、プロジェクターなど)
- インターネット環境(利用者専用のWi-Fiや有線LANポート、電源など)
- OA機器(プリンター、コピー機、複合機など)
- 専用ロッカー
- ドリンクコーナー(フリードリンクや自販機など)
施設によってさらに充実しているところや、逆に不足しているところもあり、個室ブースや会議室など一部のスペースがオプション(有料)になっている施設もあります。目的に応じて事前に確認しておくことをおすすめします。
コワーキングスペースで利用できるサービス
コワーキングスペースで利用できるサービスには、以下のようなものがあります。
- 法人登記用の住所使用
- 郵便物の受け取り・転送
- 電話の取り次ぎ
- ビジネスマッチング
- 専門家による支援・紹介(弁護士、会計士など)
- イベントの開催(セミナー、交流会など)
サービス内容も施設によって異なります。利用料金以外に有料のサービスがあったり、料金システムに違いがあったりすることもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
コワーキングスペースの利用方法
コワーキングスペースの営業時間は、朝9時~10時頃から夜19時~22時頃までが一般的です。ただし、都市部では24時間営業のコワーキングスペースもあります。また、平日だけでなく土日や祝日にも営業している施設もあります。自分の働く時間に合った施設を探してみるといいでしょう。
料金システムとしては、主に「会員制(月額制)」と「ドロップイン(一時利用)」の2つがあります。どれくらいの頻度で利用するのかについても事前に検討してみましょう。
会員制(月額制)
会員制は、毎月定額の利用料を支払うサービスです。利用回数が多いほどお得なプランと考えるとわかりやすいでしょう。利用にあたっては、事前に審査登録する必要はありますが、継続的に仕事場所を確保できるメリットがあります。
会員制には、「平日デイタイムプラン」「週末プラン」などのプランや、自分の固定席を確保できる施設などもあります。
ドロップイン(一時利用)
ドロップインとは、コワーキングスペースを1日単位または時間単位で利用できる料金システムです。使えるスペースはフリーアドレスの席のみとなりますが、施設内のWi-Fiやフリードリンクなどは自由に利用できます。
事前の登録や予約が要らず、空いていればすぐに利用できる点がメリットです。コワーキングスペースを使う頻度が少ない方、仕事の予定が立ちにくい方、移動の多い方などに向いています。
コワーキングスペースの利用料金はクレジットカード払いがおすすめ
コワーキングスペースは、コストを抑えられる施設ではありますが、暫定的な利用でもその都度利用料はかかります。利用頻度が高いのであれば、支払いはキャッシュレス決済がスマートです。なかには完全キャッシュレス制を導入している施設もあるので、あらかじめ公式サイトなどで決済手段も確認しておきましょう。
また、会員制(月額制)で利用する場合は、クレジットカードの自動引き落としが便利です。支払い忘れが無くなるほか、会計ソフトと連携して経理処理の効率化ができたり、ポイントが貯まったりするなどのメリットもあります。
なお、個人事業主、フリーランスの方やスタートアップ企業の経営者であれば、法人カードを作ることをおすすめします。個人のクレジットカードよりも、ビジネスに役立つ付帯サービスや優待特典が充実しているため便利に使うことができるでしょう。
コワーキングスペースの支払いは法人カードで!三井住友カードおすすめの法人カード
ここからは、コワーキングスペースの利用料をお支払いするのにおすすめの三井住友カードの法人カードをご紹介します。
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法人代表者、個人事業主(副業・フリーランスを含む)の方向けの法人カードです。一般カード・ゴールドカードの2種類があります。
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コワーキングスペースを活用しよう
コワーキングスペースは、仕事ができる環境が整っていたり、ビジネスチャンスの場になったりと、さまざまなメリットがあります。ただし、コワーキングスペースを会社のオフィスとして活用する場合、口座開設や融資で審査に通りにくいといったデメリットもあります。メリットとデメリットを踏まえて、ワークスタイルに合わせたコワーキングスペースの活用を検討してみてください。
よくある質問
Q1.コワーキングスペースとシェアオフィスとの違いは?
コワーキングスペースは個室ではなく、オープンスペースがメインとなっている施設です。一方、シェアオフィスやレンタルオフィスは個室に分かれている傾向があります。厳密に区別されているわけではなく、ほぼ同義として扱われることが多いでしょう。
詳しくは以下をご覧ください。
コワーキングスペースとシェアオフィスはどう違う?
Q2.コワーキングスペースを利用するメリットは?
コワーキングスペースを利用するメリットは主に5つあります。「仕事場を低コストで確保できる」「周りの目を気にせず作業に集中できる」「新たなビジネスチャンスを作ることができる」「打ち合わせや会議の場所を確保できる」「仕事のインフラがそろっている」などがあげられます。
詳しくは以下をご覧ください。
コワーキングスペースを利用する5つのメリット
Q3.コワーキングスペースの利用方法は?
コワーキングスペースの営業時間は、朝9時~10時頃から夜19時~22時頃までが一般的です。最近は土日祝日も営業していたり、また都市部では24時間営業していたりする施設もあります。料金システムとしては、主に「会員制(月額制)」と「ドロップイン(一時利用)」の2つがあります。どれくらいの頻度、どのような働き方で利用するのか、事前によく検討してみましょう。なお、利用料は法人カードでの支払いが便利です。
詳しくは以下をご覧ください。
コワーキングスペースの利用方法
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