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法人カードの基礎知識
プライオリティ・パスとは、世界各国の空港ラウンジを利用できる会員制のサービスです。利用には所定の年会費がかかりますが、法人カードのなかには特典として無料でプライオリティ・パスが付帯されているカードもあります。
海外旅行や出張の際に、空港での待ち時間に「旅の疲れを取りたい」「静かなスペースで仕事をしたい」と感じることがあるでしょう。そんなときにプライオリティ・パスが付帯された法人カードがあれば、ワンランク上の豪華なラウンジサービスが利用できます。ここでは、プライオリティ・パスの特徴や注意点、付帯するおすすめの法人カードについて紹介していきます。
プライオリティ・パスとは、世界148ヵ国、600を超える都市の1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。ラウンジによってサービス内容は異なりますが、主に以下のようなサービスが提供されています。
プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジの主なサービス
これらの空港ラウンジを利用する際は、法人カードとは別に発行されるプライオリティ・パス会員証の提示が必要です。プライオリティ・パスの会員証にはカード型のものとスマホアプリ型のものがあり、いずれかを入口でスタッフに提示し、署名を行うことでラウンジを利用できます。
プライオリティ・パスには3つの会員プランがあり、それぞれ年会費や特典内容は次のとおりです。
下の表は、横にスライドしてご覧ください。
会員プラン | 年会費 | 1回あたりの利用料金 | 同伴者の利用料金 |
---|---|---|---|
スタンダード | 99ドル | 32ドル | 32ドル |
スタンダード・プラス | 299ドル | 10回目まで無料 11回以降1回につき32ドル |
32ドル |
プレステージ | 429ドル | 無料 | 32ドル |
最高ランクのプレステージでは429ドルの年会費がかかり、1ドル=140円で換算すると約6万円のコストがかかることとなります。スタンダードコースでも約1万4,000円の年会費がかかることから、決して安いサービスとはいえません。
しかし、なかには無料でプライオリティ・パスを付帯している法人カードがあります。法人カードは年会費が高いというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、空港ラウンジを頻繁に利用するのであれば、それだけでコストを回収できるでしょう。
法人カードを選ぶ際は年会費の比較だけでなく、「経営者や従業員が活用しやすい付帯サービスがあるか」といった点も比較することをおすすめします。
プライオリティ・パスは高額な年会費がかかりますが、それに見合うメリットもあります。それぞれ詳しく解説していきましょう。
プライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジには無線LANが備えられており、会員は無料でインターネットを利用できます。「仕事のメールをチェックしたい」「フライト前に片付けたい仕事がある」といった場合でも快適に仕事ができるため、搭乗までの待ち時間を有意義に過ごせます。
混雑した空港の中では落ち着いて作業できるスペースや電源の確保に困ることもありますが、プライオリティ・パスのラウンジであればゆったりとしたスペースで気持ち良く仕事ができるでしょう。
ベッド付きの休憩室やスパサービス、シャワールームが完備されているラウンジもあります。旅行や出張先では、「時差ボケでゆっくり眠れていない」「移動続きで疲れている」ということもめずらしくありません。
また、乗り継ぎの飛行機まで数時間あり、横になりたいこともあるでしょう。プライオリティ・パスのラウンジであれば、静かな環境の中でゆっくりと休憩できます。
ラウンジでは、軽食やドリンクサービスが無料で用意されています。食事の内容はラウンジによって異なりますが、パスタやサンドイッチ、サラダ、おにぎりなど種類が豊富です。
また、ドリンクサービスではお茶やジュースなどのソフトドリンクのほか、アルコール類も提供されています。例えば羽田空港のラウンジでは日本酒が提供されるなど、その土地・国ならではのドリンクを楽しめることもあるため、旅先や出張先の思い出の1つにもなるでしょう。
さまざまなメリットがあるプライオリティ・パスですが、使用する際にはいくつか注意点があります。メリットをうまく活用するためにも、事前に確認しておきましょう。
法人カードに付帯されているプライオリティ・パスを利用する際は、会員証の発行手続きを行う必要があります。手続き方法はカード会社によって異なりますが、申込用紙を請求して申し込む方法や、オンライン上で申し込み手続きを行う方法などが一般的です。後日、会員証と専用冊子が登録住所あてに送付されますので、会員証の裏面へ署名して利用しましょう。
なお、申し込み完了から会員証の到着までには3週間ほどかかるため、空港ラウンジを利用する予定がある際はなるべく早めに申し込み手続きを行っておきましょう。
プライオリティ・パスは、友人や家族、ビジネスパートナーなども同伴者(ゲスト)として一緒にラウンジを利用できます。ただし、ゲストの利用は1回につき32ドルの利用料金がかかるため注意しましょう。
ゲストの利用料金はゲスト本人がその場で支払うのではなく、本会員あてに後日請求が行われます。ラウンジへ入る際に利用人数が記載された伝票に署名を求められるため、内容に誤りがないか確認したうえでサインをしてください。
なお、個人的な旅行の際に法人カードのプライオリティ・パスを利用すると、法人あてに請求が届いてしまいます。ゲストと共に利用するのは、事業に関係のあるビジネスシーンに留めておきましょう。
利用する空港によっては、プライオリティ・パスの対象とならない場合もあります。プライオリティ・パスは世界1,300ヵ所以上のラウンジで利用できるため、主要都市の空港であれば利用できない場合は少ないでしょう。
しかし、日本国内でいえば「羽田空港」「成田国際空港」「中部国際空港」「福岡国際空港」が対象となっており、そのほかの空港では利用できません。空港に到着してから気付くことのないよう、事前に公式サイトやスマホアプリで提携ラウンジを確認しておくのがおすすめです。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジのなかには、出国審査前のエリアに設置されているものもあります。出国審査にかかる時間を考慮すると、ゆっくり過ごすことは難しいかもしれません。出国審査前と後にそれぞれラウンジが設置されている空港もあるため、事前にラウンジの場所を調べておきましょう。
また、出国審査エリア前に設置されているラウンジは、到着時に利用できるメリットもあります。目的地に向かう前にゆっくりしたいなど目的に応じてラウンジを使い分ける方法もおすすめです。
「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」は、プライオリティ・パスの申し込みができるサービス「メンバーズセレクション」が付帯されている法人カードです。法人カードの支払い方法は一回払いのみとしているカードも多いなか、このカードはリボ払いや分割払いも利用できる自由度の高さが特徴です。
そのほかに、支払い日を「15日締め翌月10日支払い」と「月末締め翌月26日支払い」のいずれかから選択できたり、国内外でキャッシングを利用できたりと、事業の資金繰りに合わせて利用できる点もメリットといえます。
新規申し込みの際に必要なものは、代表者の本人確認書類および支払いに利用する金融機関口座の通帳・キャッシュカードのみとなっており、登記簿謄本の提出などは必要ありません。
プライオリティ・パスの会員証を発行するためには、別途申し込み手続きが必要となります。すでに対象となる三井住友カードを持っている場合は、会員サービスの「メンバーズセレクション」からプライオリティ・パスをお選びください。メンバーズセレクションは「Vpass」もしくは郵送手続きで申し込みが可能です。
まだ三井住友カードをお持ちでない場合は、次の流れに沿って入会手続きを行いましょう。なお、入会手続きには、運転免許証と金融機関口座の通帳・キャッシュカードが必要となります。
はじめに、三井住友カード公式サイトより、氏名や生年月日、住所などの情報を入力しましょう。次にお支払い口座を登録します。
その後、登録した情報に基づいて入会審査が行われます。申し込み手続きから1週間ほどで登録住所にカードが到着します。
プライオリティ・パスの会員証が届いたらすぐに空港ラウンジを利用できます。利用時は必ず会員証の提示が必要となるため、忘れずに持参しましょう。ここからは、詳しい利用方法を解説していきます。
プライオリティ・パスは、主要都市の空港であれば問題なく利用できるものの、利用前は念のために提携ラウンジを調べておくと安心です。
提携ラウンジはプライオリティ・パスの公式サイトもしくはスマホアプリで調べられます。ラウンジで提供しているサービス内容も記載されているため、そちらも併せて確認しておくとよいでしょう。
ラウンジの受付でプライオリティ・パスの会員証と搭乗券を提示します。
会員証の読み取り後、利用日や利用人数が記載された伝票を提示されます。内容に誤りがないか確認したらサインをして受付完了です。
プライオリティ・パスの充実したサービスは魅力的ですが、費用を抑えて法人カードを持ちたい方もいるかと思います。ここではプライオリティ・パスは付帯していませんが、年会費無料で持てるおすすめの法人カード「三井住友カード ビジネスオーナーズ」を紹介します。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、法人代表者、個人事業主(副業・フリーランスを含む)の方向けの法人カードです。カードランク別に一般カード・ゴールドカードの2種類があります。
ベンチャーやスモールビジネスシーンに必要な経費管理の一元化といった法人カード機能とともに、ビジネスユースでのご利用もお得になるポイント還元や年会費無料(ゴールドは条件あり)などの特典も付帯します。
スタートアップ企業やフリーランス、副業で活躍される方のビジネスを後押しする、利便性とメリットを兼ね備えています。
おすすめポイント | ||
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年会費が永年無料のナンバーレスカード! | ||
年会費(税込) | ポイント還元率 | 限度額 |
本会員:永年無料 パートナー会員:永年無料 |
通常:0.5% 最大:1.5% |
~500万円 ※所定の審査が あります。 |
カードの特徴 | ||
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おすすめポイント | ||
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条件を満たすと翌年以降年会費が永年無料のナンバーレスカード! | ||
年会費(税込) | ポイント還元率 | 限度額 |
本会員:5,500円 (条件を満たすと 翌年以降永年無料) パートナー会員:永年無料 |
通常:0.5% 最大:1.5% |
~500万円 ※所定の審査が あります。 |
カードの特徴 | ||
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おすすめポイント | ||
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年会費が永年無料のナンバーレスカード! | ||
年会費 (税込) |
ポイント 還元率 |
限度額 |
本会員: 永年無料 パートナー会員: 永年無料 |
通常:0.5% 最大:1.5% |
~500万円 ※所定の審査があります。 |
カードの特徴 | ||
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おすすめポイント | ||
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条件を満たすと翌年以降年会費が 永年無料のナンバーレスカード! |
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年会費(税込) | ポイント 還元率 |
限度額 |
本会員: 5,500円 (条件を満たすと 翌年以降 永年無料) パートナー会員: 永年無料 |
通常:0.5% 最大:1.5% |
~500万円 ※所定の審査があります。 |
カードの特徴 | ||
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プライオリティ・パスは、世界1,300ヵ所を超える空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。通常利用には年会費がかかりますが、無料でプライオリティ・パスが利用できる法人カードもあります。
空港内の喧騒から離れ、ドリンクや軽食、シャワー、スパサービスなどを利用できる特典は、旅をより良いものへとしてくれます。空港を利用する機会が多い方は、プライオリティ・パス付帯の法人カードを検討してみるのもよいでしょう。
日本国内でプライオリティ・パスが利用できる空港は、「羽田空港」「成田国際空港」「中部国際空港」「福岡国際空港」の4ヵ所になります。それ以外の空港では利用できないため注意が必要です。提携ラウンジの情報は、プライオリティ・パスの公式サイトもしくはスマホアプリで確認できます。
詳しくは以下をご覧ください。
プライオリティ・パスの会員プランには、「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の3種類があり、それぞれ年会費やラウンジの利用料金などが異なります。同伴者のラウンジ利用料金は32ドルとなっており、プランに関わらず一律で定められています。
詳しくは以下をご覧ください。
法人カードの付帯サービスでプライオリティ・パスを利用する場合、事前に会員証の発行手続きが必要となります。会員証が届くまでには3週間ほどかかることもあり、受け取りが完了するまでは提携ラウンジが利用できません。空港を利用する予定がある場合は、なるべく早めに発行手続きを行いましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
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