
クレジットカード決済の3Dセキュアとは?決済方法やエラー時の対処法を解説
2024.09.24
クレジットカード決済の3Dセキュアとは?決済方法やエラー時の対処法を解説
クレジットカード決済の3Dセキュアとは?決済方法やエラー時の対処法を解説
2024.09.24
近年、ネットショッピングの普及によって、クレジットカードの不正利用のリスクが急速に高まっています。「3Dセキュア」はカードの不正利用を未然に防ぐためのセキュリティ機能のひとつですが、どのようなものか分からない人も多いでしょう。
ここでは、3Dセキュアについての概要と、認証の手順やエラー時の原因別対応についてわかりやすく解説します。オンラインでクレジットカードを利用する際の参考にしてください。
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3Dセキュアとは、クレジットカードの不正利用を防止する本人認証サービス
3Dセキュアとは、クレジットカードをオンラインで決済するときの認証サービスのことです。
日本クレジット協会の調査によると、2023年におけるクレジットカードの不正利用被害額は540億9,000万円で、年々増加している状況です。不正利用の多くはカード番号を第三者に盗用されたことによるもので、全体の9割以上を占める要因となっています。
3Dセキュアはそうした不正利用を防止するための本人認証サービスで、認証サービスの加盟店で利用することができます。
(出典)「クレジットカード不正利用被害の発生状況」を参考
別ウィンドウで「一般社団法人日本クレジット協会」のPDFを開きます。
上記PDFは予告なく変更、または削除される可能性があります。その場合は一般社団法人日本クレジット協会のホームページからご確認ください。
3Dセキュア(1.0)とは
現在はカード会社の多くが、3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)を採用していますが、まずは従来の3Dセキュア(1.0)について簡単に説明します。
ネットショッピングでクレジットカード決済をする際は、氏名や住所だけでなく、カード番号や有効期限など必要なカード情報を入力して支払います。しかし、この支払い方法では、カード番号の不正入手によって、他人がなりすましてカード決済を行うリスクもあります。
3Dセキュア(1.0)では、カード情報に加えて、ワンタイムパスワード入力などをすることによって、さらに厳格な本人確認が行われます。その後、決済が完了となるので、カードの不正利用のリスクを低減することが可能です。
ただし、全てのオンライン決済で本人認証が必要となり、利用者は毎回認証を行わなければならず、不便や手間を感じるケースも少なくありません。
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3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)とは
現在広く導入されている「EMV 3-Dセキュア」は「3Dセキュア2.0」と呼ばれています。どのように進化したのか見ていきましょう。
3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)は、不正利用のリスクが高いと判断されたときのみ認証を行うリスクベース認証です。これによりオンラインで決済する度に認証が求められる手間が解消され、不正利用対策の安全性はそのままに、ユーザーの利便性が高まったと言えます。
また、2023年3月に改定された「クレジットカード・セキュリティガイドライン[4.0版](公表版)」では、2025 年3月末までに、原則、全ての EC 加盟店に EMV 3-Dセキュアの導入を求めることが明記されています。今後、導入するEC加盟店が増えることで、ネットショッピング利用者側も決済時に本人認証を行う機会が増えるかもしれません。
(出典)「クレジットカード・セキュリティガイドライン[4.0版](公表版)」を参考
別ウィンドウで「一般社団法人日本クレジット協会」のPDFを開きます。
上記PDFは予告なく変更、または削除される可能性があります。その場合は一般社団法人日本クレジット協会のホームページからご確認ください。
国際ブランドと3Dセキュアの名称
3Dセキュアは、クレジットカードの国際ブランドによって名称が異なります。おもな国際ブランドと3Dセキュアの名称は下記のとおりです。
■国際ブランドと3Dセキュアの名称
国際ブランド | 3Dセキュアの名称 |
---|---|
Visa | Visa Secure |
Mastercard® | Mastercard ID Check™ |
American Express | American Express SafeKey® |
JCB | J/Secure™ |
Diners Club | ProtectBuy® |
三井住友カードが提携する国際ブランドはVisaとMastercard®ですが、それぞれ「Visa Secure」と「Mastercard ID Check™」と呼ばれる3Dセキュアによって不正利用へのセキュリティ対策を講じています。
セキュリティコード(CVV)と3Dセキュアの違い
クレジットカードの不正利用を防ぐための対策のひとつに、セキュリティコード(CVV)があります。セキュリティコード(CVV)は、3Dセキュアと違ってカードごとに設定されている3桁もしくは4桁の数字のことです。ネットショッピングでの決済時に必要なカード情報として入力を求められることがあります。
セキュリティコードを入力することで「クレジットカードが手元にある」証明にはなりますが、取引毎に認証コードを発行する3Dセキュアのほうが、より不正利用対策に有効と言えます。
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3Dセキュアのメリット・デメリット
続いて、3Dセキュアのメリット・デメリットの双方を理解しておきましょう。
メリット:不正利用防止の対策になること
3Dセキュア最大のメリットは、クレジットカードの不正利用を未然に防げることです。
3Dセキュアではより厳格な本人認証を行うため、スキミングやカード情報の不正入手によってクレジットカードを不正利用されるリスクを低減することができます。ネットショッピングがこれほど普及している現在、厳格な本人認証によって安心して決済できるのは嬉しいポイントです。
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デメリット:登録や決済時に手間がかかること
一方、クレジットカードの3Dセキュアは、購入時に「高リスク」と判断させるとカード情報の入力に加えて、「認証コードの入力が必要になり、従来のカード決済に比べるとワンステップ多い手続きが必要となります。
3Dセキュアでエラーが出るときは?
クレジットカードの3Dセキュアでは、決済がエラーとなってしまうことがあります。ここでは、スムーズに支払い手続きを行うために、エラーとなる要因について学んでいきましょう。
3Dセキュアが未設定
クレジットカードの3Dセキュアで認証手続きを行うためには、事前の登録手続きが必要です。エラーが出るのは、そもそも3Dセキュアの登録が済んでいないからかもしれません。三井住友カードではVpass登録することでご利用いただけます。
認証コードの入力ミス
認証コードの入力に誤りがあれば、決済がエラーとなり、支払い手続きを完了することができません。
また、認証コードを複数回送信した場合、お手元に複数の認証コードが届いている可能性があります。
三井住友カードでは、認証コードにReferanceCodeというコードの記載があります。これにより取引を特定することができますので、ReferanceCodeがメールとネットショッピング認証画面で一致していることをご確認ください。
カード会社が利用制限をかけている
不正利用が疑われるようなケースでは、カード会社がセキュリティ上の観点から一時的に利用制限をかけることがあります。
三井住友カードでは、SMSやメールなどで「ご利用確認の通知」をお送りします。自身による利用である旨を回答いただくことで、即時でカード利用を再開いただけます。
認証コードが届かない
認証コードは登録メールアドレス宛てに送られます。メールアドレスが登録通りでも、受信ドメインの端末設定もれや、迷惑メールフォルダやごみ箱などに自動的に振り分けられている可能性もあります。
そのほか、カード利用枠の超過や有効期限切れなど、カードのお取引状況により利用できない場合もあります。
3Dセキュア2.0対応!ナンバーレスでセキュリティ対策におすすめの三井住友カード
三井住友カードは3Dセキュア2.0に対応しているだけでなく、カード自体のセキュリティ対策も強化しています。ここでは、ネットショッピングを楽しみたい方にもおすすめの三井住友カードを紹介します。
年会費永年無料!初めての方も使いやすい、三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
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年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
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対象のコンビニ・
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タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
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2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
年間のご利用金額に応じた特典も!三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
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今なら初年度年会費無料キャンペーン実施中!
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申込期間:2025年2月3日(月)~4月30日(水)まで
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三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
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年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
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限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
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年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
ナンバーレスでセキュリティも安心のステータスカード!三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
3Dセキュアを理解し、ネットショッピングを安全に楽しもう
3Dセキュアは、オンライン上におけるカードの不正利用を未然に防ぐためのセキュリティ機能です。3Dセキュアのしくみを理解して、スムーズにネットショッピングを楽しみましょう。
よくある質問
Q1.3Dセキュアとは?
3Dセキュアとは、オンラインでカード決済をするときの認証サービスです。近年、ネットショッピングの普及に伴い、なりすましや不正利用が増加しています。3Dセキュアはそうした不正利用を防止するための本人認証サービスで、認証サービスの加盟店で利用することができます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)とは?
3Dセキュア2.0では「不正利用のリスクが高い」と判断されたときのみ認証手続きが行われるリスクベース認証となっています。全てのオンラインでのカード決済で認証が必要とされていた従来型と比べ、利便性が高まったと言えるでしょう。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.3Dセキュアでエラーが出るときの対応は?
3Dセキュアは事前の登録手続きが必要なので、未設定であればエラーが出てしまいます。また、認証コードの入力ミス、不正利用が疑われるケースでカード会社が一時的に利用制限をかけている場合にも、エラーが出ることがあります。
さらに、認証コードが登録メールアドレス宛に届かないときは、受信ドメインの端末設定もれや、迷惑メールフォルダやごみ箱などに自動的に振り分けられている可能性もあるので、確認してみましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
J/Secure は株式会社ジェーシービーの登録商標です。
ProtectBuyはDiners Club International Ltdの登録商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
2024年9月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。