
交通系クレジットカードのおすすめは?メリットや選び方、ICカードとの違いも解説
2025.05.08
交通系クレジットカードのおすすめは?メリットや選び方、ICカードとの違いも解説
交通系クレジットカードのおすすめは?メリットや選び方、ICカードとの違いも解説
2025.05.08
電車やバスなど公共交通機関を利用する機会が多い人に便利なのが、「交通系クレジットカード」です。ただし、交通系クレジットカードには多くの種類があり、どのカードにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、交通系クレジットカードの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
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交通系クレジットカードとは?
クレジットカードには多くの種類があり、その中のひとつとして交通系クレジットカードが挙げられます。まずは、交通系クレジットカードの基本的なポイントや、交通系ICカードとの違いについて見ていきましょう。
交通系クレジットカードの概要
交通系クレジットカードとは、鉄道会社やバス会社がカード会社と提携して発行しているクレジットカードです。交通系クレジットカードと似ているものに「交通系ICカード」があります。交通系ICカードは鉄道会社やバス会社が発行するICカードで、公共交通機関の乗車料金の支払いや買い物などに利用できます。交通系ICカードは事前にチャージした金額の範囲内で使うことができ、利用した代金はその場でカードの残高から差し引かれるしくみです。
一方、交通系クレジットカードは交通系ICカードとクレジットカードが一体化されたものです。オートチャージなどの機能があり、クレジット機能の利用代金は後払いとなります。また、クレジットカードには審査に応じて利用限度額が決められており、交通系ICカードに比べて高く設定されることが一般的です。
なお、交通系クレジットカードには航空会社が発行するものも含まれますが、ここでは主に電車やバスに利用できるカードを指すものとします。
■交通系クレジットカードと交通系ICカードの主な違い
クレジットカード発行会社の種類
クレジットカードを発行する会社には、交通系のほかに銀行系や信販系、流通系などの種類があります。銀行系は銀行やそのグループ会社が発行会社となっているもので、金融業で培ったセキュリティ機能が充実していることや、信頼性が高いことが特徴です。
また、信販系は信販会社が発行するもの、流通系はスーパーや百貨店などの流通系企業が発行するもので、それぞれどの企業が発行するかによって特典や使い勝手などが異なります。
交通系クレジットカードの5つのメリット
交通系クレジットカードには、主に下記のようなメリットがあります。
交通系ICカードとクレジットカードを1枚にまとめられる
交通系クレジットカードには、交通系ICカードとクレジットカードの2つの機能が集約されています。利用シーンに応じて支払い方法を選択できるので、複数枚のカードを持ち歩く必要がありません。
さらに、スマートフォンと連携できるものであれば、スマホを専用端末にかざすだけで支払いが完了します。カード不要で決済が行えるため、「スマホひとつで外出する」ということもできます。
スピーディーに乗車や支払いができ衛生的
交通系クレジットカードは、カードやスマホをかざすだけで支払いができ、スマートに決済を終えられます。電車やバスに乗る際も切符を買ったり、現金を用意したりする手間がかからないため、忙しい通勤・通学時にも便利な支払い方法です。
また、非接触で決済ができる点は衛生的にも安心できるポイントといえます。
交通機関の利用でポイントが貯まる
交通系クレジットカードの中には、交通機関の利用でポイントが貯まるものがあります。
例えば、鉄道会社と提携しているクレジットカードなら、定期券や新幹線切符の購入、オートチャージの利用などでポイントを貯められます。通勤や通学の際にカードを使うだけで毎日ポイントを貯められるので、電車やバスを使う機会が多い人には嬉しいメリットです。
オートチャージに対応しており残額を気にしなくてよい
オートチャージとは、交通系ICカードの残高が一定以下になったときにクレジットカードから自動でチャージする機能です。
通常の交通系ICカード(クレジットカードと連携していないもの)は、自分で残高を確認しながらチャージする必要があります。そのため、「チャージを忘れて改札で止まってしまった」というケースも少なくありませんでした。
一方、交通系クレジットカードのオートチャージ機能を活用すれば、残高が少なくなったタイミングで自動チャージしてくれるため、自動券売機やコンビニなどでチャージを行う手間がかかりません。
中には、オートチャージによってポイントが貯まるクレジットカードもあり、チャージの手間を省きながらお得にポイントを貯められます。
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使ったお金を後払いできる
交通系ICカードは、その場でチャージ残高から利用代金が引かれる支払い方法です。一方、交通系クレジットカードは、クレジット機能で支払った分については後日利用代金をまとめて支払う後払い方式となっています。
クレジット機能の支払いは交通系ICカードのようにチャージ残高を気にせずに済むため、大きな買い物をするときにも安心です。
また、利用明細はウェブサイトやアプリなどで確認でき、家計簿のように支出を一覧で確認できるのも便利な点といえます。
交通系クレジットカードのデメリット・注意点
交通系クレジットカードには多くのメリットがある一方、次のようなデメリットも存在します。
カードタイプは紛失リスクがある
交通系クレジットカードは、1枚のカードで買い物と交通機関の利用に使える利便性があります。しかし、その分カードを取り出す機会が増えることから、紛失するリスクも高くなるといえます。
もし紛失するとクレジットカードと交通系ICカードの両方が使えなくなってしまうため、利用の際は管理に十分注意することが大切です。
なお、クレジットカードをスマホに連携しておけば、利用の都度カードを取り出す必要がありません。紛失のリスクを低減するためには、スマホとの連携機能も活用するとよいでしょう。
クレジットカードによっては交通機関の利用以外でポイントが貯まらないこともある
交通系クレジットカードの中には、交通機関の利用以外でポイントが貯まりにくいものもあります。せっかく交通系ICカードとクレジットカードが一体型になっていても、スーパーやコンビニ、飲食店など身近な店舗での利用でお得にポイントが還元されなければ、あまり魅力的とはいえません。
クレジットカードを選ぶ際は、事前に「どのような店舗でポイント還元がお得になるか」「よく利用する店舗が含まれているか」ということを確認しておくことがおすすめです。
クレジットカードとしてのステータスが高くないものもある
クレジットカードは入会条件や審査の厳しさなどによって、ステータスの高さが異なります。ステータスの高いカードは信用力の高さの証明になったり、豪華な特典が付帯されていたりするなど多くのメリットがあります。
しかし、一般的に交通系クレジットカードのステータスはそれほど高いものとはいえません。
ステータスカードのように充実した付帯特典を利用したい場合は、ほかのクレジットカードも含めて比較検討するようにしましょう。
年会費がかかるものもある
交通系クレジットカードは、カードによって年会費がかかるものがあります。
通常、交通系ICカードは作成時にデポジットは必要となるものの、年会費はかからないことが一般的です。
一方、交通系クレジットカードは、カードを保有している限り継続的に年会費を支払わなければなりません。「コストを抑えたい」と考えている人にとっては、その点がデメリットに感じられるかもしれません。
ただし、交通系クレジットカードの中にも年会費無料のものも多くあります。コストを重視する人は、年会費無料のカードから選ぶようにするとよいでしょう。
過去に支払い遅延などがあると審査が通りにくいこともある
交通系ICカードは、駅の窓口などですぐに作成することができます。しかし、交通系クレジットカードについては、クレジットカードの機能が一体化されていることから、申し込みの際に必ず審査が行われます。
詳しい審査基準はどのカード会社も公開していませんが、信用情報や属性が重視されることが一般的です。そのため、過去にローンの支払いを遅延したことがあったり、クレジットカードを強制解約されたりしたことがあれば、審査に通らない可能性があります。
クレジットカードの審査に通るようにするためには、日頃からクレジットカードやローン、携帯電話料金などの支払いを期日どおりに行うことが大切です。
交通系クレジットカードの選び方
交通系クレジットカードは、交通系ICカードとクレジットカードの機能が一体化されていることから、電車やバスに乗る機会が多い人におすすめです。
交通系クレジットカードには多くの種類があり、選び方に悩むことも少なくありません。クレジットカードに申し込む際は、次のようなポイントを重視してみましょう。
よく使う路線での使いやすさ
よく使う路線で通勤や通学で定期券を購入している人は、交通系クレジットカードに定期券を搭載できるかどうかも重要なポイントです。クレジットカードによっては定期券の搭載に対応していない場合もあるため、通勤や通学に利用する際は必ず事前に確認しておきましょう。
ポイント還元率
交通系クレジットカードは電車やバスの利用、オートチャージによってポイントを貯めることができます。また、特定の鉄道会社やバス会社での利用時にポイント還元率がアップするものがあります。公共交通機関を利用する機会が多い人にとっては普段の移動でポイントを貯められることから、よりポイント還元率が高いカードを選ぶことで、効率よくポイントを貯められるメリットがあります。
クレジットカードを選ぶ際は、通常時のポイント還元率に加えて、還元率がアップする特典についてもチェックしておきましょう。
年会費
クレジットカードを選ぶ際は、なるべく年会費がかからないカードを選ぶことでコストを抑えられます。ただし、年会費がかかるクレジットカードであっても、一定の条件を満たすことで年会費が無料になるケースもあります。
クレジットカードのタッチ決済での乗車が普及している
最近では、全国の鉄道会社やバス会社でクレジットカードのタッチ決済によって乗車料金を支払えるサービスが普及しています。クレジットカードやスマホをかざすだけで交通機関に乗ることができ、切符やICカードを用意する手間がかかりません。
海外ではすでに一般的となっている機能で、日本国内においてもインバウンド需要の拡大によってタッチ決済機能の導入が進んでいます。
現在、国内では三井住友カードがVisaのタッチ決済機能を提供しており、今後さらに利用できる公共交通機関が増加していく見込みです。
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交通機関の利用に便利な三井住友カードを紹介
ここからは、交通機関を利用することでお得にポイントを貯めやすい、おすすめの三井住友カードをご紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
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三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
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年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
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年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
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年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
交通系クレジットカードでスマートかつお得な移動を実現しよう
交通系クレジットカードは、クレジットカードと交通系ICカードが一体化になった便利なカードです。オートチャージ機能を利用すれば残高を気にする必要がなく、急いでいるときでもスムーズに電車やバスに乗ることができます。中には交通機関の利用でポイントが貯まるカードもありますので、通勤や通学で公共交通機関を利用する機会が多い人は検討してみてはいかがでしょうか。
また交通系クレジットカードでなくても、タッチ決済で交通機関を利用できるクレジットカードもあるので、あわせてご検討ください。
よくある質問
Q1.交通系クレジットカードとは何ですか?
交通系クレジットカードとは、鉄道会社やバス会社がカード会社と提携して発行しているクレジットカードです。オートチャージなどの機能があり、クレジット機能の利用代金は後払いとなります。また、クレジットカードには審査に応じて利用限度額が決められており、交通系ICカードに比べて高く設定されることが一般的です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.交通系クレジットカードのメリットとデメリットは?
交通系クレジットカードはクレジットカードと交通系ICカードが1枚に集約されており、シーンに応じて使い分けられるメリットがあります。また、交通機関の利用やオートチャージでポイントを貯められるメリットもありますが、その一方でステータス性が低いことや、カードによってはポイントを貯めにくいデメリットも存在します。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.交通系クレジットカードの選び方は?
よく使う電車やバスで定期券を購入しているようなら、交通系クレジットカードに定期券を搭載できるのか、事前に確認して選ぶとよいでしょう。また、年会費を安価に抑えられるものや、普段の買い物でもお得にポイントが貯められるものを選ぶことも大切です。
詳しくは以下をご覧ください。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「iD」は、株式会社NTTドコモの商標です。
Google Pay は Google LLC の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2025年5月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。