
プロパーカードと提携カードって何?違いを解説!
2021.07.16
プロパーカードと提携カードの違いやメリット、おすすめカードを紹介
プロパーカードと提携カードって何?違いを解説!
2021.07.16
クレジットカードは、「プロパーカード」と「提携カード」の2つに大きく分けられ、ステータス性の高さや受けられるサービスの種類など、それぞれ異なる特徴を持ちます。初めてクレジットカードを持つ方はもちろん、2枚目のクレジットカードを選ぶ方も、プロパーカードと提携カードの違いを知ることは大切です。
そこで今回は、プロパーカードと提携カードの違いのほか、それぞれのメリットについて解説します。
プロパーカードとは?
プロパーカードとは、大まかにいえば、クレジットカードの国際ブランドやクレジットカードの発行会社が独自に発行しているクレジットカードのことを指します。プロパーカードのプロパー(proper)とは、「固有のもの・独自のもの」という意味になります。
三井住友カードのプロパーカードには、ベーシックな「三井住友カード(NL)」があります。ステータス系のプロパーカードは、「三井住友カード ゴールド」「三井住友カード プラチナ」「三井住友カード プラチナプリファード」。ほかにもリボ専用カードで年会費が永年無料の「三井住友カード RevoStyle」があります。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
三井住友カード ゴールド
三井住友カード
ゴールド
三井住友カード プラチナ
三井住友カード
プラチナ
三井住友カード
プラチナプリファード
三井住友カード
プラチナ
プリファード
三井住友カード RevoStyle
(リボスタイル)
三井住友カード RevoStyle
(リボスタイル)
プロパーカードと提携カードは何が違う?
プロパーカードと提携カードは、どのような違いがあるのでしょうか。提携カードとは、カード会社と国際ブランドに加えて、第三者的な企業が提携会社となって発行するクレジットカードのことです。
クレジットカードのステータス性については、一般的にはプロパーカードのほうが提携カードよりも高くなります。
また、提供されるサービスにも違いがあります。プロパーカードは、クレジットカードの国際ブランドやカード会社が独自に発行しています。そのため、提供されるサービスは、国際ブランドやカード会社の提供する一般的なクレジットカードサービス(ショッピング補償や盗難補償など)のみとなります。
一方の提携カードは、一般的なクレジットカードサービスに加えて、クレジットカードの提携会社のサービス(ポイントプログラムや特定店舗での割引特典など)も受けられます。
プロパーカードと提携カードの特徴
プロパーカードと提携カードの申し込み条件の違い
プロパーカードは、申し込むにあたって年齢制限のあるものが多く、よりステータスの高いゴールドカードとなると「満30歳以上で、ご本人に安定した収入のある方」といった条件が設けられているものもあります。
ただし、提携カードでも、ステータス性の高いクレジットカードの場合は、申し込み条件が厳しいものもあるためご注意ください。
プロパーカードを持つメリット
プロパーカードがどのようなカードなのか分かったところで、プロパーカードを持つことのメリットについて見てみましょう。
ステータスカードに切替わるカードがある
プロパーカードにはゴールドやプラチナなど、ランクの高いクレジットカードがあります。クレジットカードの利用状況が良い顧客に対しては、上級カードへのインビテーション(招待)が送られてきたりします。将来的にステータスの高いクレジットカードを持ちたい人は、今のうちからプロパーカードを持っておいてもいいでしょう。
クレジットカードのサービス停止のリスクが低い
提携カードは、提携先との契約が切れてしまった際に、クレジットカードの利用やサービスが停止になるリスクがあります。毎月引き落しがあるような携帯料金支払いなどに利用していた提携カードが発行終了になってしまった場合、新たなクレジットカードへの切替え設定など、面倒な作業が必要となる可能性もあるのです。
その点、プロパーカードは、クレジットカード発行会社が独自に発行しているカードなので、カード発行会社が倒産しない限り、サービスが停止するといった可能性は低いでしょう。
カードデザインがシンプルでカッコイイ
プロパーカードは、シンプルなデザインが多い傾向があります。余計なものがないデザインを希望する場合は、プロパーカードを検討してみるといいでしょう。
なお、三井住友カードは、30年ぶりにカードデザインを一新しています。カード情報は裏面に集約しているため、表面を見てカード情報の盗み見をされるといった、リスクの軽減が期待できます。また、Visaのタッチ決済機能を標準搭載しています。
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プロパーカードのデメリット
プロパーカードは提携カードとは異なり、提携先独自のポイントはありません。しかし、利用方法によっては、プロパーカードでも多くのポイントを貯めることができます。
例えば、対象の三井住友カードなら、対象のコンビニ・飲食店でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7%になります。
商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
iD、カードの挿し込み、磁気取引は対象となりません。
対象の三井住友カードなど詳しくはホームページをご確認ください。
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三井住友カードが発行するおすすめのプロパーカード
続いては、三井住友カードが発行するおすすめのプロパーカードをご紹介します。
三井住友カード(NL)
「三井住友カード(NL)」は、券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されないカードです。年会費は永年無料です。
通常、毎月のご利用金額の合計200円(税込)ごとに、Vポイントが1ポイント付与(0.5%還元)されますが、対象のコンビニ・飲食店で三井住友カード(NL)をスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7%になります。
例えば、対象店舗で月5,300円分を利用した場合、対象となる金額は5,200円なので、Vポイントは364ポイント貯まります!
ポイントの計算方法
通常のポイント
5,200円×0.5%=26ポイント
タッチ決済利用
5,200円×6.5%=338ポイント
合計364ポイント
ポイント還元率はご利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
一部、ポイント加算対象とならない店舗、および指定のポイント還元率にならない場合があります。
一部、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済がご利用いただけない店舗があります。
お店側で高額のご利用を制限されている場合があります。
iD、カードの挿し込み、磁気取引は最大7%還元の対象となりません。
詳細は以下ホームページをご確認ください。
三井住友カード ゴールド
「三井住友カード ゴールド」は、三井住友カードをワンランクアップさせたゴールドカードです。旅行傷害保険は国内・海外ともに最高5,000万円、空港ラウンジの無料利用など、ゴールドカードにふさわしい特典とステータス性を兼ね備えた一枚です。インターネットからの入会で初年度は年会費が無料、翌年度以降11,000円(税込)となっています。ただし、条件付きで年会費が割引となることがありますので、必ずご確認のうえお申し込みください。
三井住友カード プラチナ
三井住友カードの数あるカードの中でも、最も上位ランクになるのが「三井住友カード プラチナ」です。黒色で光沢のあるカード券面は、高いステータス性を発揮してくれます。
見た目だけでなく、特典内容も非常に充実しており、旅行傷害保険は国内・海外ともに最高1億円の補償がついていたり、航空券やホテル、レストランなどの予約案内を24時間・年中無休で対応してくれるコンシェルジュサービスがついていたりなど、最上位カードならではの手厚いサービスが魅力です。年会費は55,000円(税込)で、満30歳以上の方がお申し込みの対象となります。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつとして、おすすめなのが「三井住友カード プラチナプリファード」です。ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。クレジットカードを頻繁に利用する人におすすめです。
また、三井住友カード プラチナプリファードには、4つのスペシャルリワードをご用意しています。
これらの特典を受けるには一定の条件があります。詳細は以下ホームページをご確認ください。
三井住友カード RevoStyle
リボ払いを多く利用される方には、リボ専用カードで年会費が永年無料の「三井住友カード RevoStyle(リボスタイル)」がおすすめです。
「三井住友カード RevoStyle」のリボ払い手数料率はなんと一桁台の9.8%です。 さらに、リボ払い手数料のご請求がある月は、通常ポイント(200円(税込)につき0.5%)に加えてご利用金額200円(税込)につき+0.5%ポイント還元されるため、Vポイントが貯まりやすく大変お得です。
三井住友カードのスマートフォンアプリ「Vポイント」は使いやすい!
三井住友カードをご利用している方におすすめしたいのが、スマートフォンアプリ「Vポイント」(以下、「Vポイント」アプリという)です。「Vポイント」アプリを活用すると、Vポイントを1ポイント=1円で、ネットショップでもリアル店舗でも、買物に利用できるようになります。
また、リアル店舗や一部の自動販売機でも、Visaのタッチ決済、またはiDに対応していればアプリで買物ができますので、多くの場面で活用できます。特定のネットショップや店舗に縛られることなく、幅広い利用ができるのです。
アプリ内で、クレジットカードあるいは三井住友銀行から、残高のチャージもできます。
Vポイント交換の詳細はVポイントサイトをご確認ください。
三井住友カード おすすめクレジットカード
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
よくある質問
Q1.プロパーカードとは?
プロパーカードとは、クレジットカードの国際ブランドやクレジットカードの発行会社が独自に発行しているクレジットカードのことを指します。プロパーカードのプロパー(proper)とは、「固有のもの・独自のもの」という意味になります。
Q2.プロパーカードと提携カードは何が違う?
クレジットカードのプロパーカードと提携カードは、ステータス性やサービス内容に違いがあります。ステータス性については、一般的にはプロパーカードのほうが提携カードよりも高くなります。
プロパーカードで提供されるサービスは、国際ブランドやカード会社が提供する特典やサービス、ポイントプログラムです。提携カードは、プロパーカードが提供するサービスに加えて、提携会社の特典やポイントプログラムを利用することができます。
Q3.プロパーカードを持つメリットは?
プロパーカードを持つメリットのひとつが、ランクの高いステータスカードに切替わる可能性があることです。プロパーカードを使い続けていると、ゴールドやプラチナなど、ランクの高いクレジットカードへの移行がスムーズになるケースがあります。
「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
Apple、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。
Google Pay は、 Google LLC の商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
2021年7月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。