結婚式費用の支払いにクレジットカードがおすすめの理由
2024.09.10
結婚式や婚約指輪の費用の支払いにクレジットカードがおすすめの理由をわかりやすく解説
結婚式費用の支払いにクレジットカードがおすすめの理由
2024.09.10
監修:遠藤佳奈子
新卒で大手式場に入社、2009年独立。フリーウエディングプランナーの先駆者としてホテル・式場にとどまらない、さまざまな施設での結婚式を手掛ける。組数を絞り1組のクオリティを重視し創り上げるトータルコーディネートウエディングは新郎新婦だけでなく会場からも評価され、婚礼業の委託を受ける会場も複数。ラグジュアリーウエディングの第一人者として書籍・コラム監修やセミナーなど幅広く活動する。
両家の家族や友人と、特別な瞬間を共有する結婚式。パートナーや式場の担当者と計画するのは楽しいものです。
しかし、楽しいだけではなく、結婚式の費用がどのくらいかかるのか、どのような支払い方法があるのか、心配する方は多いでしょう。
ここでは、結婚式や婚約指輪、結婚指輪や新生活の準備にかかる費用をクレジットカード払いにする方法やメリット、注意点を詳しく解説します。
結婚式費用ってどのくらい?
まず、結婚の費用がどのくらいかかるのか、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」から見ていくことにしましょう。
結婚式の費用の平均は?
まず、挙式、披露宴・ウエディングパーティを合わせた金額の平均(全国・推計値)は327万1,000円となっています。2022年の調査から23万3,000円回復しており、年々増加しているようです。
婚約指輪・結婚指輪の費用の平均は?
ほとんどのカップルが婚約指輪と結婚指輪を購入しています。婚約指輪の平均購入金額(全国・推計値)は 38万2,000円でした。新婚夫婦が着用する結婚指輪の金額の平均(全国・推計値)は、28万1,000円となっています。
結婚費用のための貯金の平均は?
結婚費用の貯金をした(貯金有)と答えた新夫婦は86.9%(全国・推計値)に上りました。貯金額の平均(全国・推計値)は317万2,000円でした。
ここまで見てきたように、楽しいイベントとはいっても大きな出費になります。結婚式、披露宴、ウエディングパーティ、婚約指輪や結婚指輪の費用、新生活をスタートさせるにあたってかかる費用は、夫婦の貯蓄や給料から支払うだけでなく、親族から援助を受けたり、当日のご祝儀から充当したりすることが多くなっています。招待するゲストの人数などから、ご祝儀も算出し、実際どの程度の金額を用意しなければならないかをチェックしてみましょう。
(出典)ブライダル総研「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」を参考
別ウィンドウで「ブライダル総研」のウェブサイトへ遷移します。
結婚式にかかる費用の支払い方法
式場への支払い方法には、「現金またはお振込み」「ブライダルローン」「クレジットカード」の3つが一般的です。
現金またはお振込み
結婚式の費用を現金払いするには、式場に現金を持参して手渡しで支払う方法のほかに、振り込みで支払うケースもあります。
しかし、ATMでは10万円を超える現金振り込みは基本的にできません。10万円を超える現金振り込みをしたい場合は、銀行の窓口で対応していますが、本人確認書類などをあらかじめ用意したうえで、銀行の営業時間内に出向く必要があります。
なお、現金振込み以外の方法(キャッシュカードから振り込むなど)で振り込む場合は、振込上限金額が異なることがありますので、利用する銀行にご確認ください。
ブライダルローン
ブライダルローンとは、結婚式にかかる費用を借り入れることです。
式場で申し込みが可能な、提携のブライダルローンを利用することが一般的です。ブライダルローンは、「目的別ローン」に分類されており、カードローンやフリーローンよりも低金利で借りられるメリットがあります。
ただし、ローンの支払い金額によっては、結婚後の家計を圧迫してしまったり、別のローンを組みたいときに影響が出たりする可能性があることがデメリットです。
少額であれば、クレジットカードのキャッシングの利用を検討してもよいでしょう。
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クレジットカード
式場によっては、クレジットカード決済を選択することができます。
クレジットカードの場合、カード会社への支払いは後払いになるため、支払いまでの期間に余裕ができます。さらに、月々の支払い金額を一定にできる「リボ払い」や、支払い回数を設定する「分割払い」など、支払い方法を選ぶことができるので便利です。
結婚式の費用をクレジットカードで支払う、2つの大きなメリット
結婚式の費用や、婚約指輪・結婚指輪の購入費用をクレジットカード払いにすることで、得られるメリットがあります。
メリット1 後払いができる
クレジットカード払いの最大のメリットは、カード会社への支払いが後払いになるので、支払いまでの期間にゆとりが持てることです。
多くの式場では、結婚式の日よりも前に、費用の全額を支払う「前払い」や一部の費用を支払う「一部前払い」が採用されています。結婚式の前後は、引越しや新婚旅行、婚約指輪や結婚指輪の購入など、さまざまな支出が発生するタイミングになるので、前払いに負担を感じる方も多いでしょう。
クレジットカード払いの場合、支払いは後日、登録した口座から引き落としされるので、ご祝儀を充てれば、負担を軽減することができます。
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メリット2 ポイントが貯まる
結婚式は大きな出費となりますが、クレジットカードなら、利用金額に応じてカードのポイントが貯まるのでお得です。貯まったポイントは、新生活用の家電を購入したり、マイルに交換して新婚旅行に使ったりするなど、カードによってさまざまな使い道があります。
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結婚式の費用をクレジットカードで支払う、3つの注意点
結婚式の費用をクレジットカードで支払う場合には、以下の注意が必要です。
クレジットカード決済に対応している式場か
カード払いに対応しているかどうかは、結婚式場によっても異なります。式場によっては現金払いのみ受け付けていてカードが使えないこともあるため、会場見学の際や本契約前に必ず確認しましょう。
カード決済のタイミングはいつか
結婚式の費用をカード決済するタイミングは、式場によって異なります。支払いのタイミングは、先述したとおり「前払い」「一部前払い」の場合が多いです。なかには、結婚式当日に支払う「当日払い」や「後払い」が可能な式場もあるので、カード決済をする時期がいつなのかを事前に確認しておきましょう。
利用限度額を超えていないか
結婚式の費用を支払う同じ月に、婚約指輪や結婚指輪の費用、新婚旅行や引越しの代金などもクレジットカード払いにしている場合、支払い金額が高額になってしまいます。
クレジットカードには、カードを利用できる利用限度額が設定されています。利用限度額がいくらに設定されているか、必ず事前に確認をしましょう。支払いが重なってしまう場合、利用限度額の一時的な引き上げを検討するのもひとつの方法です。また、リボ払いや分割払いなど、複数回に分けて支払う方法もあります。
クレジットカードの利用限度額が超える場合の対処法
ここでは、結婚式の費用の支払いが利用限度額を超えてしまうときの対処法を3つご紹介します。
クレジットカード払いと現金払いを組み合わせる
式場によっては、現金払いとカード払いを組み合わせて支払うことができる場合があります。結婚式の費用の一部を現金で支払いたい方は、式場に確認してみましょう。
ただし、一部を現金で支払うことで、カード利用に応じて貯まるポイントは少なくなるデメリットがあります。
複数枚のクレジットカードを利用する
複数のクレジットカードを組み合わせて支払うことに対応している式場もあります。例えば、結婚式の費用が200万円の場合、利用限度額が100万円のカードを2枚併用すれば、支払うことが可能となるケースもあります。
お手持ちのカードの利用限度額やご利用状況、ご自身が返済可能な利用金額をチェックしたうえで、式場に確認してみましょう。
ただし、ひとつのカード会社で複数枚のクレジットカードを発行している場合、所有しているカードのうち最も高いご利用枠(限度額)を合算のご利用枠とすることがあります。それぞれのカードのご利用枠の範囲内で、かつ合算のご利用枠内までカードを利用できるしくみです。
例えば、三井住友カードで発行したカードを2枚所有していて、それぞれのご利用枠が100万円と40万円の場合、高いご利用枠内である100万円までが合算のご利用枠として可能となります。
クレジットカードの利用限度額を一時的に引き上げる
結婚式などの高額な支払いに備えて、一時的に利用限度額を引き上げることができます。
利用限度額の引き上げには、「継続的な引き上げ」と「一時的な引き上げ」の2種類があります。
日常生活でクレジットカードの利用が増え、長期的にクレジットカードの利用頻度が多くなる場合は、継続的な引き上げを選ぶと良いでしょう。一方、結婚式や新婚旅行など、短期的に大きい金額を支払うことが目的なら、一時的な引き上げを選ぶのがおすすめです。
利用限度額の引き上げの申し込み方法は、カード会社によっても異なりますが、多くは電話やインターネットでのお申し込みです。また、利用限度額の引き上げにはカード会社によって審査があり、審査には一定の時間がかかることもあるので、注意しましょう。利用限度額を引き上げておくことを忘れてしまい、カード払いができず、結局現金で支払うことになってしまう方もいます。
例えば、三井住友カードの場合、「カード利用枠の引き上げ」の「一時的な引き上げ」で、利用する予定日の1ヵ月前から、1万円単位で申し込むことができます。なお、三井住友カードにおける一時的な引き上げ可能額は、現在の利用額の2倍程度、かつ引き上げ後の利用枠が300万円までです。
事前にご自身の現在のご利用枠とご利用可能額をご確認ください。
勤務先などに変更がある場合には、変更手続きをしてください。
引き上げ申請は、必ずしも審査が通るというわけではありません。
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クレジットカードを選ぶ3つのポイント
ここではクレジットカードの選び方として以下をご紹介します。
ポイント還元率
カード会社独自のポイントを獲得できる点は、クレジットカード払いにすることの大きなメリットです。そのため、クレジットカードを作るなら、できるだけポイント還元率が高いカードを選びましょう。ポイント還元率は「利用金額に対して、何%のポイントを獲得できるか」を示した数値です。
例えば、結婚式の費用で100万円を支払ったとしましょう。還元率が0.5%(1ポイント=1円)の場合、5,000円分に相当するポイントが受け取れます。一方、還元率が1%であれば1万円相当のポイントが貯まる計算です。
旅行に関するサポート
結婚式の後に新婚旅行を検討しているなら、旅行に関するサポートが充実したクレジットカードがおすすめです。カードによっては海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険が付帯しているので、安心して旅行を楽しむことができます。
ただし、カードを保有しているだけで補償されるとは限りません。カードが「利用付帯」の場合は海外旅行の航空チケットやツアー代金などを、該当のクレジットカードで支払う必要があるので、確認しましょう。
年会費
毎年の支払いが必要になる年会費は、クレジットカードごとに設定が異なります。同じサービスを受けられるなら、できるだけ年会費が安いカードがおすすめです。年会費が永年無料のクレジットカードもあり、維持費を大きく削減できてお得です。
なかには、年間のご利用金額が一定以上を超えるなど、条件をクリアすれば年会費が無料になるタイプのカードもあります。
例えば、三井住友カード ゴールド(NL)の場合、年間100万円のご利用で、翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります。
結婚式費用の支払いにおすすめの三井住友カード
ここでは、結婚式の費用の支払いにおすすめの三井住友カードを、3つご紹介します。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。券面に、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていない、安心・安全のナンバーレス。クレジットカード情報はVpassアプリから確認できるので、ネットショップでもスムーズにお買い物ができます。
また、三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円のご利用で10,000ポイントが還元されるだけでなく、翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できるナンバーレスのカードです。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
結婚後にもクレジットカードは便利
結婚費用だけでなく、日常のお買い物、ネットショッピング、公共料金のお支払いにも、クレジットカードを利用することができます。さまざまな支払いを、クレジットカードにまとめれば、カードのポイントも効率よく貯まります。
さらに、さまざまなお支払いをクレジットカードにすることで「ご利用代金明細書」が家計簿代わりになり、出費が分かるため便利です。
三井住友カードの「Vpassアプリ」なら、クレジットカードの利用限度額をはじめ、利用状況や銀行の口座残高などがいつでも確認できます。日々の買い物などでクレジットカード払いをした最新状況を把握できるため、便利に活用できるでしょう。さらに、VpassアプリとMoneytreeを連携することで、毎月の収支を確認できる家計管理機能を搭載。クレジットカードも銀行も、ポイントも電子マネーも、これひとつで管理することができます。
結婚式の費用の支払いに、クレジットカードを活用しよう
結婚式にかかる費用や婚約指輪、結婚指輪の費用をクレジットカード払いにすると、支払いを実質的に後払いにすることができます。結婚式当日のご祝儀を支払いに充当し、費用負担をおさえることも可能です。
さらに、クレジットカードは、利用金額に応じてポイントを貯めることができるのも大きなメリットです。結婚式の費用はもちろん、新婚旅行や結婚指輪などもカードで支払えば、たくさんポイントが貯まります。結果的に家計の節約にもつながるでしょう。
よくある質問
Q1.結婚式の費用はクレジットカードで支払える?
結婚式の費用は式場によってはクレジットカード決済も可能です。クレジットカードの場合、カード会社への支払いは後払いになるため、支払いまでの期間に余裕ができます。「リボ払い」や「分割払い」など、支払い方法を選ぶことができるのも便利です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.結婚式の費用をクレジットカード払いにするメリットは何ですか?
クレジットカード払いは、カード会社への支払いが後払いになるので、支払いまでの期間にゆとりが持てるメリットがあります。また、カード会社のポイントを貯めることもできるのでお得です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.結婚式の費用をクレジットカード払いにする際の注意点は?
クレジットカード払いができるかは、式場によっても異なります。支払いのタイミングも「前払い」「一部前払い」「当日払い」「後払い」のいずれにあたるか確認しましょう。また、結婚式の費用を支払う同月に、新婚旅行や引越しの代金などもクレジットカード払いにしていると、支払い金額が高額になります。このような場合、利用限度額の一時的な引き上げを検討するのもひとつの方法です。
詳しくは以下をご覧ください。
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2024年9月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。