常に“体から離さず携帯”が基本です カバン選びで盗難防止!便利なパスポート管理法
リュックサックは狙われる可能性大!?
まずは、観光中などに使用するカバン選びから。
リュックサックは手が空き便利ですが、実は視界からはずれた場所で携帯されているため、スリに狙われる可能性が非常に高いのです。
また、手馴れたスリは体に身に付けたカバンだって全開にできる技を持っています。ショルダーバッグなど、カバンはなるべく自分の視界に入るところに身に付けましょう。さらに、内部の内ポケットに大切な現金やパスポートをしまっておけば、さすがのスリも手が届きません。あとはカバンを開けられないために、ファスナーなどの部分を安全ピンなどで留めておくというのも一つの手です。
入り口がぱっかり開いて中身のよく見えるカバンなども海外ではご法度ですよ!
まずは安全なガードの堅いカバン選びをしましょう。
ホテルのセーフティボックスは臨機応変に活用
ホテルにあるセーフティボックスの利用は、人によって意見が分かれるところです。
ビーチなど常に自分で携帯するのが難しい場所へ行く場合、本体はセーフティボックスに入れて、パスポートのコピーを持ち歩くという方法もあります。
目的地によって臨機応変に対応するのがよいでしょう。
なお、ヨーロッパでは身分証明書(パスポート)の携帯が義務付けられています。警察官に呈示を求められた際、コピーは認められていませんので、注意が必要です。
プラスで知っておこう!
最近注目の観光地だけに、プラハではスリ被害が増加中?
チェコ共和国の首都・プラハは観光の見所が町の中心部に集結しているため、徒歩で観光する人がほとんど。そんなプラハでは年々スリの被害が増加傾向にあります。
カバンの中に貴重品をしまうところから観察され、後をつけられ、隙をついて貴重品が狙われます。また、公共交通機関の中でも、周りをスリグループに囲まれ、気づかないうちに狙われています。ほとんどの被害者はスリに遭ったことに気づかないほど、巧みに貴重品を盗みます。
特に、写真やビデオを撮っているときや、観光スポットでガイドの話を聞いているときなど、注意が他に向いているときが一番要注意です。
スリから身を守るためには、とにかく貴重品の入ったカバン、特に開放口に常に注意を向けることが必要です。