
海外であう盗難の手口として多いのが、「スリ」「置き引き」「引ったくり」です。
一般的に、人の多い観光地で多発する傾向にあります。
特にケチャップを服につける、時間を聞くなどして注意を引き付けている間に、他のメンバーが貴重品を抜き取るという、チームによるスリが多く発生しています。
このような犯罪にあわないために、貴重品はショルダータイプのカバンに入れ、常に手から離さないようにすることが重要です。
他にも、持ち歩く現金は最小限に止め、分散して所持する、食事中や写真撮影の際にも常にカバンが体に触れているようにする、など高い防犯意識を持つことが非常に有効です。
紛失・盗難の被害にあってしまった場合でも、事前に下記の緊急連絡先を保管しておくと、その後の手続きがスムーズになります。
貴重品の紛失・盗難にあったら、まずは地域の警察に「被害届」を届け出ましょう。
海外旅行傷害保険に加入していたとしても、保険会社によっては「盗難・紛失届出証明書(名称は国によって異なる)」の届け出が必要となります。
基本的には即日受け取りが可能であるため、必ず手続きを行うようにしましょう。
さらに、クレジットカードを紛失または盗難にあった場合は、警察での届け出に加え、至急カード会社へ連絡してカード停止手続きをしましょう。
例えば、三井住友VISAカードであれば、カードの紛失・盗難の場合でも、24時間365日有人対応のコールセンターで対応が可能です。
万が一、カードを不正に利用された場合でも、「会員保障制度」により、特殊なケースを除き、届け日から60日間さかのぼり、損害額が補償されます。