カードローン入門
銀行からお金を借りるには?銀行での借り入れや個人融資について解説
銀行では、個人向けのローン商品を多く取り扱っています。代表的なものとして住宅ローンやマイカーローンが挙げられますが、資金の使い道を限定しないカードローンの取り扱いにも力を入れています。
この記事では、個人が銀行からお金を借りる場合のローンの種類や、その中でも特に便利なカードローンの特徴について解説します。
- 目次
銀行が取り扱う個人向けローンの種類
銀行の個人向け融資サービスのうち、代表的なものは下記のとおりです。
融資を受けるにあたり、借入金の使い道、つまり資金使途が限定されるものと、用途が限定されないもので分けました。
<資金用途が限定されるもの>
住宅ローン
住宅ローンは、住宅の購入や建築、改築費用を借り入れるローン商品です。
金利には、主に「変動金利」と「固定金利」の2種類があり、次のような違いがあります。
変動金利:借入期間中の金利が、市場金利に伴って変動する。「定期的に適用される金利が見直されるもの」「半年に一度、適用される金利が見直されるもの」などがある 固定金利:借り入れする人が選択した期間(5/10/15/20年固定など)は金利が固定される |
また、借入可能額は利用者の年収や信用情報、担保となる物件によって異なりますが、「住宅の購入資金を借り入れる」という商品の性質上、ほかのローンに比べて借入可能額が大きい傾向にあります。
そのため、借入可能期間も最長35年と長期で借り入れることが可能です。
リフォームローン
リフォームローンは、住宅の屋根や外壁、内装、水回りなどの改修費用、設備交換などリフォームに関連する費用を借り入れるローン商品です。
前述の住宅ローンが固定金利や変動金利などから選択できるのに対し、リフォームローンは金融機関によって異なりますが変動金利が主流です。また住宅ローンに比べて金利はやや高めに設定されています。
リフォームローンには有担保型と無担保型があり、無担保の場合は借入額が比較的低く、借入可能期間も短い傾向にあります。一方、有担保の場合はまとまった金額の借り入れにも対応しており、借入可能期間も長いことが特徴です。
カーローン
カーローンは車やオートバイの購入資金を借り入れるローン商品です。借入可能額は利用者の属性や信用情報などによって決められ、銀行によってはETCやナビの購入費用、車の修理費用、車検代などマイカーに関連する費用に利用することもできます。
金利は「変動金利」と「固定金利」の2種類があり、変動金利では一定期間ごとに適用金利が見直されるしくみです。カーローンでは変動金利を採用する銀行が多いものの、中には変動タイプと固定タイプの2つを用意しているところも少なくありません。
また、借入期間については借入金額やご返済額などによって異なりますが、多くの場合、1年~10年の間で設定することが一般的です。
教育ローン
教育ローンは、子どもの教育費用を借り入れるローン商品です。資金使途は大学・専門学校などの入学費、授業料だけでなく、海外の留学費用や塾・予備校の費用に活用することも認められています。
借入金額には上限が定められていますが、進学する先によっては上限額が拡大される場合もあります。ただし、学校あての納付書やパンフレットに記載されている金額よりも多い金額を借り入れることはできません。
これは借入期間についても同様で、通常は最長10年程度の借入期間が設定されていますが、在学期間が長い医学部や歯学部などは借入期間が長く設けられていることもあります。
また、返済方法は「元利均等返済方式」が用いられることが一般的です。ただし、在学中は利息のみを支払って元金の据え置きができる場合もあり、返済負担を軽減できるしくみが用いられています。
医療ローン
医療ローンは、病院での治療費や医療費などを借り入れるローン商品です。歯科での自由診療や出産費用、検査費用など幅広い費用が対象となっており、突然のケガや入院にも対応することができます。
中には介護費用に対応しているローン商品もあり、介護施設への入居費用として活用することも可能です。
借入金額は上限額が500万円程度とされていることが多く、借入期間は最長10年ほどとなっています。
ビジネスローン
ビジネスローンは、事業資金を借り入れるローン商品です。運転資金や設備投資、事業拡大などさまざまな資金調達に対応しており、個人事業主でも借り入れることができます。
通常の個人向けローンよりも上限額が大きい傾向にありますが、その分事業計画書や財務諸表の提出が必要となる場合もあり、厳格な審査が行われることが特徴です。
借入期間や金利は事業規模や財務状況によって異なっており、担保や保証人を設定することも少なくありません。
<資金用途が原則限定されないもの>
フリーローン
フリーローンは、資金使途が原則限定されないローン商品です。家電の購入や結婚費用、引っ越し、旅行などさまざまな費用に充てられ、使い勝手が良いことが特徴です。
商品によって異なりますが、フリーローンの金利は変動金利と固定金利のものがあります。
固定金利の場合は年利1.7~15.0%程度で、利用者の信用情報や属性などを踏まえた審査によって決定されますが、借入金額が大きくなるほど金利が低くなる傾向にあります。
借入額は10万~500万円程度で、金額が大きい場合は担保が必要となるケースもあります。
借入期間については1年~10年程度で設定されていることが一般的です。
フリーローンの借り入れは1回のみで、次に説明するカードローンのように繰り返し借り入れをすることはできません。
カードローン
カードローンは、無担保で借り入れを行うローン商品です。専用のローンカードやキャッシュカードを使って借り入れを行い、借入限度額の範囲内であれば何度でも借り入れを行うことができます。
フリーローンと同様、資金使途は原則限定されておらず、生活費や医療費、旅行などさまざまな使い道に活用できることが特徴です。
金利は年利1%台後半~14.5%程度で、借入金額が大きくなるほど金利が低くなるしくみとなっています。
借入金額は利用者の信用情報などによって異なりますが、少額の借り入れから最大700~800万円の借り入れを行うことも可能です。
また、利用状況や審査に問題がなければ、取引可能な年齢まで契約が更新され、その間は継続的に借り入れを続けることができます。
このように銀行は多くのローン商品を提供していますが、資金使途が原則自由なのはフリーローンとカードローンの2つです。フリーローンは基本的に一括融資で、追加で借りることはできない一方、カードローンは限度額の範囲内で繰り返し借り入れることができます。
また、カードローンは、利用にあたって保証人や担保が不要である点も大きなメリットです。利便性の高さを求める人は、カードローンでの借り入れを検討してみるとよいでしょう。
銀行のカードローンの特徴
銀行が提供する個人向け融資サービスのうち、最も便利な使い方ができるのは、資金使途が限定されず、借入限度額の範囲ならいつでも借り入れ可能なカードローンです。
銀行のカードローンは上限金利が低めに設定されており、「金利の負担が心配」という人も使いやすい特徴があります。その分、しっかりと審査が行われるため、即日融資には対応していないことが多い傾向にあります。
しかし、中には最短即日で審査結果を通知してもらえる銀行もありますので、申し込みのタイミングによっては即日融資が可能となる場合もあるかもしれません。
銀行によっては、カードローンの契約にその銀行の普通預金口座が必要となる場合もあるため、あらかじめ口座開設を済ませておくと、手続きがスムーズに進められるでしょう。
また、通常ローン商品の申し込みには安定した収入が必要となりますが、一部の銀行のカードローンでは配偶者に収入があれば専業主婦(主夫)でも借り入れが行える場合があります。その場合は、世帯全体の収入などをもとに審査が行われるしくみです。
銀行のカードローンでお金を借りる流れ
①審査の申し込み
カードローンの利用審査を申し込みます。
申し込み手続きは銀行窓口でも行うことができますが、WEBからの申し込みに対応しているところも多くあります。銀行に確認したうえで、利便性の良い方法を選ぶとよいでしょう。
②本人確認書類の提出、審査
審査にあたって、本人確認書類の提出を行います。本人確認書類には、運転免許証やマイナンバーカードなどが利用できます。
また、申し込み内容によっては、源泉徴収票などの収入証明書類の提出を求められるケースもあります。
③審査結果
銀行側での審査が終了後、審査結果の通知が行われます。通知方法は銀行によって異なりますが、電話やメールなどで通知されることが一般的です。
④利用開始
無事に審査に通過したら、契約手続きを行って利用開始です。
銀行によって、「専用のローンカードが送付される」、「カードレスで借り入れができる」、「既存のキャッシュカードで借り入れができる」など取り扱いが異なります。
そのほかのカードローンの特徴
なお、カードローンは、銀行だけが提供しているサービスではありません。消費者金融業者、信販会社やクレジットカード会社もサービスを提供しています。
どれも無担保でお借り入れが可能、借入限度額の範囲なら好きなときに何度でもお借り入れができるといった部分は共通していますが、それぞれ下記のような特徴があります。
消費者金融系カードローン
消費者金融系のカードローンは、お借り入れまでのスピードが早いことが特徴として挙げられます。
最短即日融資に対応しているところが多く、「突然出費の予定ができた」という場合に便利なカードローンです。
借り入れや返済手続きをスマートフォンで完結することができ、アプリを利用して手軽に手続きを行える利便性があります。
金利については18.0%程度が上限金利とされていることが一般的です。
信販・クレジット系カードローン
信販・クレジット系カードローンは信販会社やクレジットカードの会社が提供するカードローンです。
クレジットカードのキャッシングとは別のサービスで、ローンに特化した商品です。
消費者金融系のカードローンと同水準の金利が多いですが、商品によっては低い金利が設定されているものもあります。
ただし、即日融資には対応していないところが多く、消費者金融系カードローンと比較すると、やや利用までに時間がかかる傾向にあります。
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資金使途が自由で利便性が高いのはカードローン
銀行の提供する個人向け融資サービスは、住宅ローンや教育ローンなどが知られていますが、フリーローンやカードローンのように、用途が限定されないものもあります。中でも、担保不要で利用でき、借入限度額の範囲なら好きなときに借り入れ可能なカードローンは、利便性が高くおすすめです。
さらに、カードローンの中でもおすすめなのは、即日融資に対応している消費者金融系のカードローンです。
カードローンは、持っているだけでは年会費などの維持費用も原則かからないので、あらかじめ申し込んでおくことが可能です。急な出費に備えられるという安心感にもつながります。ぜひ、上手にカードローンを活用してみてください。
よくある質問
Q1:銀行から個人がお金を借りる方法はどのようなものがありますか?
個人が銀行からお金を借りる方法は、使途が決まっている「住宅ローン」や「カーローン」、「教育ローン」などがあります。加えて、使い道が原則制限されない「フリーローン」や「カードローン」の取り扱いもあります。特に、カードローンは利用限度枠内で何度も借り入れができることが大きな魅力です。
Q2:銀行カードローンの即日融資は可能ですか?
銀行カードローンは消費者金融に比べて審査に時間がかかるため、即日融資には対応していないことが一般的です。ただし、銀行によっては最短即日で審査結果を通知してもらえるところもありますので、タイミングによっては即日融資が可能となる場合もあります。
Q3:銀行カードローンと消費者金融のカードローンの違いは何ですか?
銀行カードローンは、消費者金融系カードローンに比べて低金利であることが特徴です。一方、消費者金融は、銀行カードローンに比べて金利は高い傾向にあるものの、最短即日での借り入れに対応しています。借り入れまでの早さを重視する人は消費者金融を利用する方がよいでしょう。
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利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 |
最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、 合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
利率 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
---|---|
資金使途 | 自由 |
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 | 最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると弊社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
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