クレジットカードの支払い口座にはいつまでに入金すべき？遅れた場合の対処法を解説

締め日に集計された金額はお支払い日に口座から引き落とされます。ただし、何時に口座から引き落とされるかは、お支払い口座に設定している金融機関によって異なります。

金融機関によってお支払い日当日の入金期限が異なります。金融機関では1日に複数回の引き落とし手続きを行う場合があり、午前中に残高不足で引き落とされなくても、午後の引き落としまでに入金できれば当日に入金しても間に合う可能性はあります。

ただし、正確な引き落とし時間が公開されていない金融機関も少なくありません。お支払い日の前日までに入金しておくのが望ましいでしょう。

三井住友カードなら、「WEB明細」に申し込むと毎月指定したメールアドレスに「請求額確定通知メール」が届きます。メールに記載されているURLからWEB明細書を参照できるため、利用状況と請求額を確認したら入金を済ませるようにすれば、残高不足による支払い遅延を防ぐことができるでしょう。

WEB明細書は、「Vpassアプリ」「LINE」「WEBサービス（Vpass）」いずれかの方法で確認できますが、カードの利用状況を確認するなら「Vpassアプリ」がおすすめです。

お支払い日までの入金が遅れた場合は、カード会社に連絡したうえで少しでも早く支払いを済ませましょう。入金方法はカード会社や金融機関ごとに異なるため、お支払い日までに入金が間に合わなかった場合は、カード会社に問い合わせてから入金手続きを行います。

カード会社によっては、本来のお支払い日とは別に予備日が設定されている場合があります。その場合は設定されている期限までに入金すれば、再度の引き落としで支払いが完了します。

ただし、再度の引き落としに対応しているカード会社ばかりではありません。再度の入金による引き落としに対応してくれるかは、カード会社への確認が必要です。また、本来のお支払い日から再度のお支払い日までの日数だけ「遅延損害金」の支払いが発生する可能性がある点にも注意が必要です。

カード会社が書面で指定する口座に振込む形で、遅れた支払い額を精算する方法もあります。カード会社に振込先口座情報を確認しなければ手続きができないため、引き落としが遅れた時点ですぐにカード会社に連絡しましょう。

クレジットカード払いの入金が遅れてしまった場合、単に後日支払えば良いというわけではありません。クレジットカードの支払い遅延が発生すると、今後のカード利用やローン審査に影響するなどさまざまなリスクがあります。

クレジットカードのお支払い日に残高不足で引き落としができない場合、支払いが完了するまでカード会社からクレジットカードの利用を止められる場合があります。

クレジットカードが利用停止になっている間は買い物での決済に利用できないだけでなく、公共料金や社会保険料、税金などの支払いにも利用できません。毎月定期的に発生する支払いをクレジットカードで決済している場合、利用停止によってほかの支払いにも影響する可能性があります。

クレジットカードの支払いが遅延した場合、遅延損害金が発生することがあります。遅延損害金はお支払い日の翌日から、支払いが完了する日までの期間に発生する利息のことです。

遅延損害金はカード会社ごとに異なりますが、お支払い金額に年利を乗じた金額が一般的です。1日でも支払いが遅れると発生するため、遅延損害金を支払わずに済むようにお支払い日までに確実に入金しておきましょう。

信用情報は「クレジットヒストリー（クレヒス）」とも呼ばれ、信用情報機関に記録される「個人のクレジットカードやローンの利用履歴」のことです。支払い遅延が長期化したり回数が重なったりすると、その記録が完済から最長5年まで残ることになり、新しくクレジットカードを作ったり住宅ローンを組んだりするときの審査で不利に働く可能性があります。

ここではクレジットカードの機能のうち「入金」に関する注意点を2点ご紹介します。

クレジットカードには現金を振込む機能はありません。これは、クレジットカードで振込み手続きをできるようにしてしまうと、実質的にクレジットカードの現金化が可能になるためです。

そのような「現金化」についてはカード会社が規約で禁止しているため、クレジットカードを利用した現金化は一切できません。

カードの入金日を遅延しないためには三井住友カードがおすすめです。支払い日と支払い金額をメールで知らせてくれるため、入金忘れによる支払い遅延を未然に防ぐことができます。

ここでは、おすすめの三井住友カードとして、三井住友カード（NL）、三井住友カード（CL）、三井住友カード ゴールド（NL）をご紹介します。

手元に現金がなくても買い物ができる便利なクレジットカードですが、引き落とし日に入金されていないと支払いができず、遅延損害金が発生したり信用情報に傷が付いたりするリスクがあります。

クレジットカードは計画的に利用し、引き落とし日には当月の請求額がお支払い口座に確実に入金されているように心がけて上手に活用しましょう。

金融機関によって入金期限が異なり、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行以外の金融機関については入金期限が公表されていません。事前に引き落とし支払い口座に設定している金融機関に入金期限を問い合わせて確認しておきましょう。

詳しくは以下をご覧ください。

お支払い日の何時に口座から引き落とされるかは、お支払い口座に設定した金融機関によって異なります。お支払い日当日に入金しても引き落としに間に合う可能性もありますが、正確な引き落とし時間は公表していない金融機関も多いです。そのためお支払い日の前日までには入金を済ませましょう。

詳しくは以下をご覧ください。

お支払い日までに入金が遅れた場合は「再度の口座引き落とし」「カード会社が指定する口座に振込み」のいずれかの方法で支払うことになります。手続き方法はカード会社ごとに異なるため、入金が遅れた場合は、まずカード会社に連絡しましょう。

詳しくは以下をご覧ください。