PiTaPaカードを利用するメリットについて解説
2023.05.31
PiTaPaカードを利用するメリットについて解説
2023.05.31
タッチするだけで電車やバスを利用できる交通系ICカードは、お店での支払いにも利用できるのでとても便利です。さまざまな種類が存在する交通系ICカードですが、「ポストペイ(後払い)型」で電車やバスをご利用いただけるのは「PiTaPa」だけです。PiTaPaカードは、クレジットカードと連携させることで、さらにお得に利用することができます。
ここでは、PiTaPaカードの基本情報について解説します。PiTaPaカードの選び方や、作り方についても見ていきましょう。
PiTaPaとは?
PiTaPaは近畿エリアを中心にご利用いただける、関西地区で初めて導入された交通系IC決済サービスです。ICカード1枚で電車やバスはもちろん、お買い物、お食事などのお支払いにも利用することができます。
PiTaPaならではの特徴として、ポストペイ(後払い)型であることが挙げられます。プリペイド型のように事前のチャージ(入金)が不要で、使った分だけ後日、登録先の口座などから引き落とされるしくみになっています。そのため、電車やバスの利用時やお買い物のときは、カードリーダーにタッチするだけで支払いが完了します。
また、PiTaPa定期サービスを利用すると、通勤・通学時のIC定期券としての利用が可能です。PiTaPaカードに定期券の情報を搭載することで、カードに乗車期間や有効期限などが印字されます。ただし、クレジットカードと一体になったカードで、裏面に定期券印字スペースがないPiTaPaカードは定期サービスに対応していないので注意が必要です。
PiTaPaカードの利用可能エリアは?
利用可能エリアは、「PiTaPaポストペイエリア」から確認することができます。
また、PiTaPaカードと同じく、西日本がおもな利用エリアとする交通系ICカードに「ICOCA」もありますが、PiTaPaカードはICOCAエリアでの利用も可能です。首都圏がおもな利用エリアである交通系ICカード「Suica」や「PASMO」が使えるエリアなど、全国相互利用エリアでも、PiTaPaカードを利用できます。
ただし、このような全国相互利用エリアでPiTaPaカードを利用する場合は、ほかの交通系ICカードと同様に、事前にチャージが必要となります。
また、JR西日本の駅の利用においては、PiTaPaポストペイサービス(後払い)の利用に適用条件があります。ポストペイサービスは、JR西日本ポストペイエリア内の乗車駅で入場し、降車駅で出場した場合に限り、PiTaPaカードで自動改札機を利用した際に適用されます。エリアによってはポストペイで利用することができないため、その点は注意しましょう。
PiTaPaカードへのチャージは、全国相互利用エリアのおもな駅や、一部のPiTaPaポストペイエリアの駅に設置されている券売機などですることができます。
別ウィンドウで「PiTaPaポストペイエリア」のPDFを開きます。
PiTaPaカードの5つのメリット
PiTaPaカードは気軽に利用できるところが魅力ですが、ほかにもたくさんメリットがあります。ここでは、PiTaPaカードのおもなメリットを5つご紹介します。
入会金・年会費ともに無料
入会金・年会費ともに無料で、家族カードも入会金・年会費が無料です。ただし、1年間に一度もPiTaPaの利用がなかった場合は、カード1枚につき維持管理費として1,100円(税込)がかかるため注意しましょう。家族カードは、本会員と生計を共にする配偶者や小学生以上のお子さまが申し込めます。
全国相互利用エリアでも利用できる
事前にチャージしておくことで、交通系ICカードとして全国相互利用エリアでも利用することができます。
PiTaPaショッピング加盟店でのお買い物にも利用できる
電車・バスでの利用だけでなく、PiTaPaショッピング加盟店でのお買い物にも利用でき、ポイントも貯まります。加盟店は関西を中心として広がっており、店舗以外にも自動販売機やタクシー、コインパーキングなどでも使えるようになっています。
紛失・盗難時も安心
万が一、カードを紛失してしまっても、24時間受付の専用ダイヤルから即時停止手続きを行うことができるため、悪用を防げます。
関西の交通機関で割引サービスが受けられる
後払いだからこそ、交通利用に応じてお得な割引サービスを受けることができます。
例えば、Osaka Metro・大阪シティバスはいつでも10%引き、学生は20%引きになります。
PiTaPaカードの入会方法
PiTaPaカードに入会するにあたっては、オンラインと郵送の2通りの方法があります。
おすすめは、郵送する手間が不要なインターネット入会です。申し込みの際は、PiTaPaカードと紐付ける銀行口座の情報を入力する必要があるため、あらかじめ用意しておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。PiTaPaカードが手元へ届くまでの日数は、申し込むカードの種類によって変わります。
PiTaPaカードにはクレジットカード一体型もある
PiTaPaカードには、大きく分けると「PiTaPaベーシックカード」と、さまざまな特典が付帯した各提携クレジットカード会社に紐づけて発行するタイプがあります。クレジットカード会社で発行するPiTaPaカードには、さらに2つのタイプがあります。
上記2つは、用途に応じて選ぶことができます。例えば、クレジットカード一体型カードは、カードを何枚も持ちたくないという方におすすめです。
PiTaPaカードの機能や利用可能エリア、運賃割引サービスは、発行元や提携先を問わず、すべてのPiTaPaカードで共通しています。そのため、PiTaPaカードを選ぶ際には、各カード独自のサービスや特典に注目してみましょう。
PiTaPaカードとクレジットカード一体型のメリット
クレジットカードと一体型になっているPiTaPaカードのメリットは、複数のカードを持ち歩く必要がないというだけではありません。クレジットカード一体型のPiTaPaであれば、クレジットカードのポイントプログラムを利用できるため、毎日の通勤・通学でもポイントが貯められます。
貯まったポイントを使ってお買い物ができたり、クーポン券と交換したりできるほか、高級食材と交換することも可能です。
また、カード会社によってはキャッシュカードとして使えるカードもあります。
三井住友カードでPiTaPaカードを申し込む場合
新規で三井住友カードをお申し込みいただく際、PiTaPaカードとしてもご利用になりたい場合は、クレジットカードと同時にお申し込みいただけます。「PiTaPaカード(ピタパ)の申し込み」画面よりお申し込みください。
三井住友カードでは、おもに下記のクレジットカードでPiTaPaカードの同時お申し込みができます。
PiTaPaカードの同時お申し込みができる三井住友カード
すでに三井住友カード会員の人で、PiTaPaカードをご利用になりたい場合は、会員専用インターネットサービス「Vpassアプリ」よりお申し込みください。
PiTaPaカード
PiTaPaカード
PiTaPaカードにおすすめの三井住友カード
ここからはPiTaPa カードの発行におすすめの三井住友カードを紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(CL/カードレス)
お申し込みから決済、利用状況の管理まで、すべてをスマートフォンからの操作で完結できるのが大きな特徴。カード番号・有効期限といったカード情報の確認や利用状況の管理は、Vpassアプリから可能です。Vpassアプリは生体認証ログインにも対応しているため、なりすましや不正利用を防ぎ、安心・安全にご利用いただけます。
スマホ一台で身軽にお買い物
スマホ一台で身軽にお買い物
三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
(CL/カードレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
即時発行可能!
最短10秒1
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 即時発行ができない場合があります。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)・三井住友カード ゴールド(NL)なら、ポイント還元率が最大7%!
通常、毎月のご利用金額の合計200円(税込)ごとに、Vポイントが1ポイント付与(0.5%還元)されますが、対象のコンビニ・飲食店で三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)・三井住友カード ゴールド(NL)をスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7%になります。
ポイント還元率はご利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
一部、ポイント加算対象とならない店舗、および指定のポイント還元率にならない場合があります。
一部、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済がご利用いただけない店舗があります。
Google Pay™ で、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。
お店側で高額のご利用を制限されている場合があります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
詳細は以下ホームページをご確認ください。
商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。
「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン‐イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルです。セブンマイルはVポイントに交換できます。
詳細は以下ホームページをご確認ください。
PiTaPaカードの引き落とし日は?
PiTaPaベーシックカードの引き落とし日は、利用月の翌々月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)です。指定した金融機関口座からの引き落としとなります。PiTaPaベーシックカード以外の引き落とし日はカードの種類によって異なるため、不明な場合は各カード会社へ問い合わせましょう。
また、引き落とし口座を変更したいときは、会員サイトPiTaPa倶楽部より変更届を請求できます。PiTaPaベーシックカードの場合はPiTaPaコールセンターでも変更手続きが可能です。
PiTaPaカード発行時の注意点
PiTaPaカード発行時の注意点として、クレジットカードの追加カードとして発行した場合、もとのクレジットカードに紐づくカードとなるため、支払いクレジットカードの変更はできないことが挙げられます。
また、PiTaPaベーシックカードからクレジットカード機能付きのカードに変更するには別途申し込みが必要です。
PiTaPaカードをお得に利用しよう!
PiTaPaカードは、ポストペイ対応エリア外でも、事前にチャージしておくことで全国的に利用できます。電車やバスだけでなく、加盟店であればショッピング利用も可能です。効率的にポイントを貯めたいという方は、PiTaPaショッピング加盟店を一通りチェックしておくことをおすすめします。
また、カード会社によって、PiTaPaカードの付帯特典の内容は異なります。PiTaPaカードをお申し込みの際は、特典内容も比較したうえで選ぶようにしましょう。
よくある質問
Q1.PiTaPaカードにはどのようなタイプがある?
PiTaPaカードには、PiTaPa機能だけが使えるベーシックタイプと、提携しているクレジットカード会社のクレジット機能とPiTaPa機能が1枚になったクレジットカード一体型タイプがあります。また、クレジットカードの追加カードとして、PiTaPaカードを別に発行するタイプもあります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.クレジットカード一体型PiTaPaカードのメリットは?
クレジットカード一体型のPiTaPaカードであれば、カードを複数枚持ち歩く必要がありません。また、クレジットカードのポイントプログラムを利用できるため、毎日の通勤・通学でポイントが貯まります。提携しているクレジットカードによっては、キャッシュカードとしても利用可能です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.PiTaPaカードの利用可能エリアは?
PiTaPaカードの利用可能エリアは「PiTaPaポストペイエリア」から確認することができます。ほかにも「ICOCA」や「Suica」「PASMO」など、全国相互利用エリアでPiTaPaカードを利用できます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q4.PiTaPaカードのチャージ方法は?
PiTaPaカードはポストペイ(後払い)型の交通系ICカードのため、事前のチャージ(入金)が不要です。使った分だけ後日、登録先の銀行口座などから引き落とされますが、PiTaPaポストペイエリア外ではポストペイが利用できませんので、チャージまたはオートチャージ機能を利用する必要があります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q5.PiTaPaカードに入会するには?
PiTaPaカードに入会するには、オンラインと郵送の2通りの方法があり、入会申込書を郵送する手間が不要なインターネット入会がおすすめです。三井住友カードでは、クレジットカード入会と同時にPiTaPaカードの申し込みができます。
詳しくは以下をご覧ください。
「PiTaPa」は、株式会社スルッとKANSAIの登録商標です。
「ICOCA」は西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
Apple、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。
Google Pay は、 Google LLC の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
2023年5月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。