こどもNISAとは?開始時期やジュニアNISAとの違いを分かりやすく解説
2026.06.10
こどもNISAとは?開始時期やジュニアNISAとの違いを分かりやすく解説
こどもNISAとは?開始時期やジュニアNISAとの違いを分かりやすく解説
2026.06.10
こどもNISAとは、0歳から17歳までの未成年者を対象とした少額投資非課税制度で、2027年開始予定です。ジュニアNISAとの主な違いは、12歳以降は条件付きで払い出しができるようになる点で、制度設計がシンプルになり、より使いやすくなる予定です。
教育資金を非課税で効率よく準備できる、0歳から長期の複利運用を活かせるといったメリットがある一方で、制度の詳細が未確定な点や払い出しに条件がある点には注意が必要です。
ここでは、こどもNISAの概要・開始時期・ジュニアNISAとの違い・メリット・注意点をわかりやすく解説します。
この記事は、2025年12月時点の税制改正の大綱をもとに作成しています。今後の動向によっては内容が異なる可能性があるので、ご了承ください。
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こどもNISAとは?いつから始まる?
こどもNISAとは、18歳未満を対象とした少額投資非課税制度(NISA)を指します。次世代の資産形成を促進し、長期・安定的な投資を通じて大学進学などの成年後のライフイベントに伴う必要資金を備えられるような制度となっています。
「令和8年度税制改正の大綱」にてその方針が示されており、2027年(令和9年)からの導入が予定されています。なお、口座開設手続きや対象商品の具体的な範囲など制度の細部については、2026年中に順次発表される見込みです。
現行のNISAは18歳以上が対象ですが、こどもNISAの新設によって全世代でNISAを活用できるようになります。
(出典)財務省「令和8年度税制改正の大綱」を参考
別ウィンドウで「財務省」のPDFを開きます。
上記PDFは予告なく変更、または削除される可能性があります。その場合は財務省ホームページからご確認ください。
別ウィンドウで「財務省」のウェブサイトへ遷移します。
こどもNISAとジュニアNISAの違い
こどもNISAとジュニアNISAは、対象となる投資手法や商品、非課税保有期間や限度額など、あらゆる点で違いがあります。
ここでは、こどもNISAとジュニアNISAの違いを詳しく解説していきます。
資金の使途が子のためのものであり、子が払い出しに同意したことを示す書面とともに、親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出する。
(出典)財務省「令和8年度税制改正の大綱」を参考に作成
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上記PDFは予告なく変更、または削除される可能性があります。その場合は財務省ホームページからご確認ください。
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「つみたて投資枠」のみ
こどもNISAの投資対象となるのは、金融庁が定める基準をクリアした長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託などです。信託報酬が一定水準以下といった条件を満たした商品のみが選べるため、コストを抑えながら運用を続けやすい点が特徴です。商品の選択肢が絞られている分、投資初心者でも迷わず始めやすい設計になっています。
ただし、通常のNISAと異なり、成長投資枠は設定されません。ジュニアNISAでは株式・投資信託と対象商品が幅広かったのに対し、こどもNISAで利用できるのはつみたて投資枠の対象商品のみのため、株式への投資はできません。
年間投資枠「60万円」、非課税保有限度額「600万円」
こどもNISAの年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円に設定される予定です。ジュニアNISAの年間投資枠は80万円・非課税保有限度額は400万円でした。
非課税保有限度額がジュニアNISAより200万円多い600万円になることで、より多くの資産を非課税で運用できるのが大きな特徴です。年間60万円を積み立て続けると単純計算なら10年間で上限に到達する設計で、長期にわたってコツコツと教育資金を育てていくのに適した枠組みといえます。
12歳以降は払い出し(引き出し)できる(条件あり)
こどもNISAでは12歳以降、条件付きで払い出しが可能になります。具体的には、資金の使途が子のためのものであることが前提で、子が払い出しに同意したことを示す書面とともに、親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出する必要があります。
18歳未満での払い出しは原則不可だったジュニアNISAと比べると、より柔軟に運用資産を活用できるようになっています。例えば、中学受験や高校進学といったタイミングで教育資金として引き出すことも可能なため、子育てにお金がかかる場面にも対応しやすくなりました。
非課税保有期間は無制限
こどもNISAの非課税保有期間は無制限で、期間を気にせず長期の運用を続けることができます。非課税期間が5年間に限られていたジュニアNISAと比べると、より長期にわたって資産を育てやすい設計になっています。
ジュニアNISAでは5歳時に購入した投資信託は10歳までしか非課税で運用できないなど、期間管理の複雑さが使い勝手の悪さにつながっていました。こどもNISAでは期限を意識せずに積み立てを続けられるため、複利効果を最大限に活かした長期運用が実現しやすくなっています。
18歳以降は成年のNISAへ自動で移行
こどもNISAでは、対象年齢上限の18歳に達すると自動で成年のNISAへ移行されます。成年後は子ども本人が実際に証券口座を管理する必要があるため、運用を引き継ぐのは子ども本人である必要があります。
成年後のNISAとは別口座となったジュニアNISAと比べると、こどもNISAは同じ口座でそのまま運用を続けられるシンプルなしくみになります。改めて口座を開き直す手間がなく、子どもが18歳を迎えたタイミングで運用方針をともに見直す機会にもなります。
こどもNISAのメリット
こどもNISAを上手に利用することで、教育資金を効率的に準備できたり、長期間資産形成ができたりするなどのメリットがあります。ここでは、こどもNISAを利用するメリットについて解説します。
教育資金を効率的に準備できる
普通に貯金するよりも、こどもNISAを活用して長期間の積立投資をすることで複利の効果も期待できるため、効率的に資産形成できる可能性があります。さらに、通常、預金の利子や投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座の投資で得た利益は非課税になるため、同じ利回りでも手取りが増える点が大きな魅力です。
もちろん元本割れのリスクがあるため、必ずしも貯金より有利になるとは断言できません。ただし、12歳以降は条件付きで払い出しが可能なため、中学受験・高校進学・留学費用など、ライフイベントに合わせて柔軟に資金を活用できるようになります。
0歳から長期的に資産形成できる
こどもNISAは0歳から利用でき、非課税保有期間が無制限のため、長期にわたって資産形成を続けられます。投資である以上、損失が発生する可能性はありますが、長期で運用するほど価格変動のリスクを平準化しやすくなります。
また、積立投資は長期で運用するほど複利効果が高まる手法です。運用益を再投資し続けることで利益がさらに利益を生む好循環が生まれるため、0歳からスタートできるこどもNISAはそのメリットを最大限に活かせる制度といえます。
こどもNISAの注意点
上手く活用すればメリットの多いこどもNISAですが、元本割れのリスクや払い出しに制限があるなどの注意点もあります。
ここでは、こどもNISAを利用する際の注意点について解説していきます。
元本割れのリスクがある
こどもNISAも投資である以上、元本割れとなり損失が発生するリスクがあります。投資信託の価格は市場の動向によって日々変動するため、積み立てた金額を下回る局面も当然起こり得ます。
ただし、長期的な目線で投資を続ける、複数の資産に分散投資するといったリスクヘッジは、そのほかの積立投資と同様に有効です。こどもNISAはつみたて投資枠に限定されているため、長期・積立・分散という原則に沿った運用がしやすく、リスクを抑えながら資産形成を続けやすい設計になっています。
払い出しに制限・条件がある
ジュニアNISAとの違いでも触れたとおり、こどもNISAの払い出しは自由にできるわけではない点に注意が必要です。原則12歳以降に払い出しが可能になりますが、資産の利用は子どもの教育費や生活費に限られており、払い出しの際には子ども本人の同意も必要になります。
あくまでも子どもの教育や将来のための資産であることを理解したうえで運用しましょう。
クレカ積立ができない
こどもNISAは18歳未満が対象で、クレジットカードは18歳未満では作れないため、クレジットカードによる積立投資が利用できません。
ただし、18歳になって成年のNISAへ移行した後は、クレジットカードを作って積立を始められます。ポイントを貯めながらお得に資産形成できるクレカ積立を、成年のタイミングでぜひ活用してみましょう。
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18歳以降のNISAならクレカ積立がおすすめ!
こどもNISAはクレカ積立が利用できませんが、18歳以降に成年のNISAへ移行したタイミングからはクレジットカードでの積立投資がおすすめです。
クレジットカードは、利用金額に応じてポイントを貯められるため、長期継続が前提の積立投資に活用すれば、ポイントがどんどん貯まるため、賢く資産形成ができます。
また、口座引き落としで積立投資をする場合は残高が不足しないよう定期的な入金が必要ですが、クレカ積立であれば都度入金する必要がなく管理の手間が少ない点も魅力です。クレカ積立を始めるなら、年会費が永年無料、もしくは条件付きで永年無料となり初心者でも安心して使える以下のクレジットカードを検討してみましょう。
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長期的な資産形成ならこどもNISAや成年後のクレカ積立を活用しよう
こどもNISAは、0歳から17歳を対象に非課税で長期の資産形成ができる制度で、2027年からの開始が予定されています。廃止されたジュニアNISAと比べて使い勝手が大幅に向上しており、子どもの教育資金を効率よく準備したい親御さんにとって心強い選択肢となりそうです。
18歳以降に成年のNISAへ移行したら、積立投資しながら賢くポイントを貯められるクレカ積立をぜひ活用してみましょう。
よくある質問
Q1.こどもNISAとはどのような制度?いつから始まる?
こどもNISAとは、18歳未満を対象とした少額投資非課税制度です。つみたて投資枠の対象年齢を撤廃し、年間投資枠および非課税保有限度額が設定されたもので、「令和8年度税制改正の大綱」にてその方針が示されています。2027年(令和9年)からの導入が予定されており、口座開設手続きなど制度の細部は2026年中に順次発表される見込みです。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.こどもNISAとジュニアNISAの違いは?
主な違いには、投資対象・非課税保有期間・払い出しがあります。ほかには、こどもNISAはつみたて投資枠のみで株式への投資はできませんが、非課税保有期間が無制限で、年間投資枠60万円・非課税保有限度額600万円とジュニアNISAより投資枠が拡大されています。また、12歳以降は条件付きで払い出しが可能です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.こどもNISAの注意点は?
主な注意点は3つあります。まず、投資である以上、元本割れとなり損失が発生するリスクがある点。また、払い出しは原則12歳以降かつ子どもの教育費や生活費などの用途に限られており、子ども本人の同意も必要になります。さらに、18歳未満はクレジットカードを作れないため、クレカ積立が利用できない点にも注意が必要です。あくまでも子どもの教育や将来のための資産であることを理解した上で運用しましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
監修:高柳 政道
金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。
【保有資格】1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級
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「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2026年6月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。
〈NISAのご注意事項〉
次に掲げる事項は、それぞれ2024年以降のNISA(成長投資枠・つみたて投資枠)のことをいいます。
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上記ウェブサイトのコンテンツ内容は、予告なく変更・削除されることがあります。
【投資信託に関するご注意事項】
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[金融商品仲介業者]
商号等:三井住友カード株式会社
登録番号:関東財務局長(金仲)第941号
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[所属金融商品取引業者]
商号等:株式会社SBI証券 金融商品取引業者、商品先物取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人資産運用業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会