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ニュースリリース


2015年10月15日
三井住友カード、ネットショッピング認証サービスにワンタイムパスワードを導入
〜クレジットカード業界初!スマホアプリを活用した使い捨てパスワードで、より安心・安全なネットショッピングを〜


三井住友カード株式会社
株式会社NTTデータ
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:久保 健、以下:三井住友カード)は、ネットショッピング認証サービスにおける本人認証用パスワードとして、ワンタイムパスワードを導入します。
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)と共同で、スマートフォン(スマホ)のアプリを用いたワンタイムパスワードサービス「One Time Pass(ワンタイムパス)」アプリを新たに開発し、三井住友カード会員を対象に、2015年11月16日より提供を開始いたします。
クレジットカード決済における、スマホアプリを用いたワンタイムパスワードの導入は、国内で初めてです。


インターネット取引によるクレジットカードの不正使用は、ID・パスワードの漏洩や使い回しに起因する「なりすまし被害」を中心に年々増加傾向にあり、現在では、全体の約半数を占めています(※1)。

三井住友カードではこのたび、Visa・MasterCardが提供するネットショッピング認証サービス(※2)のパスワードに、60秒ごとに変わる一度きりの使い捨てパスワード(ワンタイムパスワード)を導入いたします。ワンタイムパスワードを導入することで、上記「なりすまし被害」を防止することができ、高い安全性を確保できます。

ワンタイムパスワードは、NTTデータと共同で開発したスマホアプリ「One Time Pass」で提供いたします。クレジットカード決済の分野で初めて、安全性が高く、専用デバイスの持ち運びの必要がない、スマホアプリを用いた「ソフトトークン」型を採用しました。
ネットショッピングでのカード決済の際、ネットショッピング認証サービスのパスワード入力画面で、「One Time Pass」アプリを立ち上げ、表示されたパスワードをコピーし、認証画面に貼り付けるか直接入力することで本人認証が完了するため、簡単・便利にご利用いただけます。

アプリアイコン、アプリ画面

なお本サービスは、三井住友カード会員で、インターネットサービス「Vpass」にご登録いただいている方であれば無料でご利用いただけます。(※3)

三井住友カードとNTTデータは、ネットショッピングにおける新たな本人認証の手段として、ワンタイムパスワードを業界に先駆け導入し、より安心・安全なクレジットカード決済環境の実現を目指してまいります。

※1 出典:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」

※2 Visaが提供する「VISA認証サービス(Verified by Visa)」と、MasterCardが提供する「MasterCard® SecureCord™」が対象です。

※3 ご利用いただくには「Vpass」からのお申し込み手続きが必要です。

ネットショッピング認証サービスとは

インターネットショッピングをご利用の際に、パスワードによる本人確認を行うサービスです。ネットショッピング認証サービスに参加しているお店でご利用になると、自動的にパスワードの入力画面が立ち上がり、金額やハンドルネームなどを確認後、予め設定してあるパスワードを入力し本人認証を行います。パスワードの入力画面はカード会社が表示しているので、ショッピングサイトにはパスワードが残らないので、安心してご利用いただけます。

<One Time Passスキーム図>

One Time Passスキーム図

※現在開発中のため、実際の画面とは異なる場合があります。

*「One Time Pass」および「One Time Pass」アプリロゴは、三井住友カード株式会社の登録商標です。

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