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2017年10月3日

NECと三井住友カード、「CEATEC AWARD 2017」にて経済産業大臣賞を受賞

CEATEC JAPAN 2017に展示される優れた技術・製品・サービス等を表彰する「CEATEC AWARD 2017」において、2016年11月から翌年1月に日本電気株式会社(以下 NEC)、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、三井住友カード株式会社(以下 三井住友カード)(注1)で実証実験を行った「顔認証を活用した決済サービス」が経済産業大臣賞を受賞しました。

「顔認証を活用した決済サービス」について

世界No.1の認証精度(注2)を有するNECの顔認証エンジン「NeoFace」を活用し、事前に撮影・登録した利用者の顔画像と、店舗や食堂等に設置したカメラで撮影する顔画像を照合することで、手軽に本人確認、決済を行うサービスです。
生体認証は他の認証手段と比べ、成りすましが極めて困難であり、またカード等の物理的なID情報を携帯する必要がない等のメリットがあることから、様々な分野で活用され始めています。決済分野においても、FinTechを活用した高度で先進的なサービスを体験できる環境の整備が期待されており、そうした環境整備を実現する一つの方法として生体認証への注目度が高まっています。中でも顔認証は、専用の認証装置が不要という特長を有しています。なお、認証用画像は保存をせず、登録した生体情報は数値化されているため、万一その情報が第三者に渡っても本人の顔は特定できません。

NECは社会ソリューション事業に注力しており、2020年とその先を見据え、生体認証技術を活用した新事業の創出を加速しています。現在、決済等の様々なサービスにおける本人確認の確実性・利便性を向上させるため、実証実験等を進めています。今後、商用化を目指し、安全・安心なまちづくり、社会づくりに貢献していきます。

三井住友カードは、顔認証決済サービスを社会へ普及させる支援を行いつつ、認証性能を踏まえた上で、実店舗への導入を推進し、お客さまにより一層価値のあるサービスの提供を目指します。

(注1)
日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼CEO:新野 隆)
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区、執行役社長グループCEO:國部 毅)
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 健)

(注2)
NEC、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストで4回連続の第1位評価を獲得
http://jpn.nec.com/press/201703/20170316_01.html

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