2018年6月25日
三井住友カードとシンガポール大手銀行United Overseas Bankが提携し、法人カード「Sumitomo Mitsui UOB Corporate Card」をシンガポール国内で発行開始
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 健、以下「三井住友カード」)は、シンガポール大手イシュアーであるUnited Overseas Bank LTD(CEO:Wee Ee Cheong、以下「UOB」)との間で、シンガポールに進出する日系企業の経費精算業務をサポートすべく、法人カード「Sumitomo Mitsui UOB Corporate Card」の発行を目的とした業務提携契約を締結いたしました。
業務提携の主旨
市場としてのアジアの重要性が高まる中で、シンガポールには、東南アジア地域の統括拠点が多く設置されており、日本企業の進出も近年相次いでいます。今般、三井住友カードは、シンガポールに現地法人をお持ちの企業の皆さまに安心して現地決済用の法人カードをお持ちいただけるよう、シンガポール国内で多くの企業に支持されており、法人カード分野で豊富な経験を持つUOBと提携し、UOBが発行している法人カードのVISA非接触決済、旅行傷害保険などといった機能やサービスをそのまま備え、さらに三井住友カードのロゴを載せたカードを新たに発行することといたしました。
このカードは、日本国内で発行されているVisaカードと同様、全世界のVisa加盟店でお使いいただけるほか、Visaワールドワイドが提供する「Visaマルチナショナルプレミアムソリューション」により、多国籍企業が世界共通の経費精算をスムーズに実施できるよう、各国のカード発行会社から法人カード利用データを同一のフォーマットにて一括で受け取る事が可能です。
Visaマルチナショナルプレミアムソリューションによる、カード利用データ一元管理のイメージ
これにより、企業は世界共通の経費精算システムの導入が容易となり、会計プロセスの大幅な合理化や、グローバル企業の大きな課題とされる現地法人での経費の透明化が図れます。
UOBについて
UOBはアジアのリーディングバンクとしてアジアパシフィック地域、欧州、北米の19カ国に500以上の拠点ネットワークを持ち、1935年の創業以降、戦略的買収やオーガニックな成長を遂げております。また、UOBはムーディーズAa1、スタンダードプアーズ、Fitch格付AA-を有し、アジアにおいてシンガポール本社、及び、中国、インドネシア、マレーシア、タイの銀行子会社、地域内の各オフィスで営業を行っております。1972年にはUOB東京支店を開設し、2015年より日系企業との紐帯の強化に向けた戦略的投資を行い、海外の提携銀行との戦略的提携チームの組成や日系企業へのサービスを提供する日本人スタッフが常駐する体制を構築しています。
カード商品性
名称 | Sumitomo Mitsui UOB Corporate Card |
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国際ブランド | Visa |
発行会社 | United Overseas Bank LTD |
対象 | シンガポールに現地法人・支店を設立している日系企業 |
年会費 | 無料 |
決済通貨 | シンガポールドル、米ドル |
決済日 | 月末締め、翌月末精算 |
募集開始予定時期
2018年7月