2020年2月21日
三井住友カード、事業者向けに国内コード決済の取り扱いをおまとめするサービス『stera code』の提供を開始
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:大西 幸彦、以下:三井住友カード)は、次世代決済プラットフォーム「stera」で展開する新端末「stera terminal」を本年3月末にリリースする予定ですが、同時に、従来より取り扱いしているクレジットカードや電子マネーに加え、新たに国内コード決済の取り扱いをおまとめするサービス『stera code』の提供を開始いたします。
三井住友カードは、事業者に向き合い「お客さま起点」でキャッシュレスへの課題解決を進めるため、次世代決済プラットフォーム「stera」をはじめとした事業者にとってより利便性の高い製品やサービスを今後も提供してまいります。
1.本取組の背景
日本では、政府によるキャッシュレス推進の流れを受け、顧客基盤を有するさまざまな企業によるコード決済サービスへの新規参入が相次ぎ、国内コード決済市場は急速に拡大しています。
一方で、事業者のコード決済導入に際しては、コード決済各社や代行事業者への申し込み、コード決済専用端末の導入・設置が必要で、その結果クレジットカードや電子マネーとは別の手続きや運用オペレーションが発生しており、事業者側の負担となっています。
こうした課題に対応するため、三井住友カードは事業者がコード決済の導入においてもストレスなく、シームレスにお取り扱い頂ける環境を目指し、「stera terminal」のリリースにあわせ、『stera code』サービスの提供を開始いたします。
2.stera codeについて
(1)概要
『stera code』では、複数の国内コード決済の申し込みや資金精算等を三井住友カードが取りまとめ、事業者にワンストップで提供いたします。事業者はstera terminalの設置とあわせ、『stera code』サービスを導入いただくことで、stera terminal1台でクレジットカード、電子マネーはもちろん、さまざまなコード決済によるお客さまのお支払いニーズに対して、すべてにお応えすることが可能となります。また事業者は店頭での端末オペレーションや精算業務についても大幅な効率化が実現できます。
(2)事業者としてのメリット(4つのワンストップ対応)
①申し込み手続きのワンストップ化
三井住友カードに申し込みいただくだけで、stera terminalの設置および、stera codeで取り扱うコード決済サービスの導入をまとめて行うことができます。また、stera codeで取り扱うコード決済サービスが新たに追加された場合にも、追加手続きなくシームレスに導入頂けるように対応していく予定です。
②決済端末のワンストップ化
stera terminal 1台のみで、クレジットカード、電子マネーに加え、コード決済を取り扱うことができます。
コード決済の読み取りは、stera terminalの利用者側に面した4インチのタッチスクリーンに内蔵されているカメラを使用するため、バーコードスキャナー等の新たな機器の追加導入が不要です。
③店頭オペレーションのワンストップ化
stera code で取り扱うコード決済は、決済サービスを判定する必要なく、stera terminalにてワンオペレーションで対応することができます。これにより、レジでの会計業務の効率化が図れます。
④資金精算のワンストップ化
stera codeで取り扱うコード決済の資金精算は、三井住友カードが取りまとめて一括して事業者に入金します。決済サービス毎の精算額等については、別途ご提供する振込明細にて確認いただけます。
三井住友カードは、今後もお客さま起点でキャッシュレスの課題を解決し、安全で利便性の高いキャシュレス社会の実現に向け取り組んでまいります。