2021年3月30日
新決済プラットフォーム「stera」を活用した中小事業者向けの新たなキャッシュレスの取り組みについて
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大西 幸彦、以下:三井住友カード)は、中小事業者向けキャッシュレス決済の更なる普及推進に向けた取組みを進めていくこととなりましたのでお知らせいたします。
<中小事業者向けのキャッシュレス決済を取り巻く状況>
コロナ感染拡大影響も受け、感染防止を目的に、店舗においては店員とお客様が現金を通じて接触しないキャッシュレス化が推奨・促進されるとともに、インターネットやスマートフォンアプリ等を通じた、通信販売、持ち帰り注文、宅配等、これまで以上に非対面領域におけるキャッシュレス決済のニーズは増加しています。
三井住友カードは、昨年7月、中小事業者向けの決済手数料率上限(3.25%)を設定するとともに、売上金早期振込のための月6回の振込サイクルを実現し、新しい生活様式、時代における中小事業者のキャッシュレス化に向け、取組みを一層強化してまいりました。
<中小事業者向けの新たなキャッシュレス決済の取組み>
このような中、三井住友カードはコロナ禍を機とした店舗対面、非対面の双方シーンでキャッシュレスを利用したいというニーズへ一元的に対応するため、三井住友カードとGMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下:GMO-PG)、GMOフィナンシャルゲート株式会社(以下:GMO-FG)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社が提供する次世代決済プラットフォーム「stera」とオールインワン端末「stera terminal」を活用し、新たなサービスを提供します。具体的には以下の通りです。
新サービス「stera pack」
「オールインワン端末(stera terminal)」「導入しやすい決済手数料」「店舗業務の効率をアップさせるアプリ(※1)」をワンパッケージでご提供するサブスクリプションサービス「stera pack」を2021年4月より受付開始いたします。「stera pack」のお申し込みは、インターネットの専用ページにて受付いたします。
「stera pack」商品性概要(予定)
<SMBCグループのキャッシュレス決済戦略>
2015年11月、今後の電子商取引(EC)の拡大を見越し、EC領域にて決済代行サービスを提供すべく三井住友銀行、GMO-PGにより設立したSMBC GMO PAYMENT株式会社は、設立以来、EC決済代行サービスを提供することで事業基盤を確立してまいりましたが、今般SMBCグループにおけるキャッシュレス決済戦略の強化を目的に三井住友カードの連結子会社として生まれ変わります。
本件を通じ、三井住友銀行の顧客基盤、三井住友カードの決済ノウハウ・加盟店層、GMO-PG及びGMO-FGの最新の決済技術という各社の強みを最大限活用できる体制を構築し、キャッシュレス化の促進にスピード感をもって取り組んで参ります。