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法人カードの基礎知識
金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。
【保有資格】1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級
企業・法人、個人事業主向けの法人カードには、「一般カード」以外にも「ゴールドカード」「プラチナカード」があります。それぞれのカードは年会費や利用限度額、付帯サービスや特典が異なり、目的に応じてどのカードを選べば良いかが違います。
今回は、法人ゴールドカードと法人プラチナカード、それぞれの魅力や選び方について解説します。
それでは早速、法人ゴールドカードとプラチナカード、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
法人ゴールドカードは、出張や接待などのビジネスシーンで重宝するサービスや特典が充実しています。年会費は一般カードと比べて高額になりますが、ワンランク上のサービスや補償内容が期待できるでしょう。
ゴールドカードをさらに上回る、質の高いサービスや充実の補償内容が期待できるプラチナカード。コンシェルジュサービスを利用すれば、飛行機やホテルの予約やコンサートチケットの手配などにも対応してもらえるでしょう。
次に、法人ゴールドカードとプラチナカードそれぞれの特徴を見ていきましょう。
法人ゴールドカードは、法人向け一般カードと比較してステータス性が高く、年会費も高くなります。その分、カード利用枠、海外旅行傷害保険の補償額、ショッピング補償の補償額が上がるなど、手厚いサポートが受けられるのが特徴です。
カード会社によっては、国内主要空港のラウンジを無料で利用できるゴールドカードもあります。国内外の出張が多い企業・職種の場合、メリットをより受けることができるでしょう。
法人プラチナカードは、法人ゴールドカードのさらに上のステータスに位置するカードです。年会費はゴールドカードより上がりますが、受けられる付帯サービスもより充実します。
国内以外にも海外の空港ラウンジを無料で利用できたり、有名レストランを予約すると割引になったりするなど、ゴールドカードでも得られないハイクラスなサービスを利用できるのが特徴です。また、高級ホテルや旅行プランの手配を行ってくれるコンシェルジュサービスを利用できるカードもあります。
ただし、法人プラチナカードは数が少なく、扱っているカード会社は多くありません。法人プラチナカードがご希望であれば、事前に取り扱っているカード会社をチェックする必要があります。
例えば、三井住友カードの発行する法人カードでも「三井住友カード ビジネスオーナーズ」にはプラチナカードはありませんが、「三井住友ビジネスカード」ではプラチナカードを発行しています。
法人カードでゴールドカードとプラチナカードのどちらが適しているかは、求めるサービス内容によって変わります。目的に合うカードを選ぶために「年会費」「カード利用枠」「旅行傷害保険・ショッピング補償」の3つを比較しましょう。
法人カードの年会費は、ゴールドカードかプラチナカードかによって、金額が変わります。また、使用者の人数によっても、年会費が変わってきます。
三井住友ビジネスカードの場合、ゴールドカードは使用者1名1万1,000円(税込)、2名から1名につき2,200円(税込)、プラチナカードは使用者1名5万5,000円(税込)、2名から1名につき5,500円(税込)となっています。
カード利用枠は、カードを選ぶうえで、確認しておきたいポイントです。三井住友ビジネスカードは、原則1回払いのみ利用でき、ゴールドカードでは最高300万円、プラチナカードでは最高500万円となっています。
月間に利用する予定額の2倍程度の金額をカード利用枠の目安にして、カードランクを検討するといいでしょう。
1回払い以外の支払い方法を選びたい場合は、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」も選択肢の1つです。1回払い・リボ払い・分割払い・2回払い・ボーナス一括払いが利用できるうえ、カード利用枠も最大500万円に設定できます。
出張が多い企業・法人にとって気になるのは、旅行傷害保険です。
三井住友ビジネスゴールドカードの場合、利用付帯で最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険、ショッピング補償は海外・国内問わず年間300万円まで補償されます。一方、三井住友ビジネスプラチナカードは、最高1億円の海外・国内旅行傷害保険、ショッピング補償は海外・国内問わず年間500万円まで補償されます。
■三井住友カードの法人ゴールドカードとプラチナカード比較表
カード名 | 三井住友ビジネスゴールドカード |
三井住友ビジネスプラチナカード |
---|---|---|
年会費(税込) | ・使用者1名1万1,000円 ・2名から1名につき2,200円 |
・使用者1名5万5,000円 ・2名から1名につき5,500円 |
カード利用枠 ※1回払いでのご利用となります |
原則20万円~300万円 | 原則150万円~500万円 |
旅行・ショッピングへの補償 | ・最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 ※傷害死亡・後遺障害補償は、事前の旅費などの当該カードでのクレジット決済有無により最高補償額が異なります ・海外・国内問わず年間300万円までのショッピング補償 |
・最高1億円の海外・国内旅行傷害保険 ・海外・国内問わず年間500万円までのショッピング補償 |
法人カードの審査基準は、個人向けクレジットカードと同様にカード会社によって異なり、公表されていません。そのため、ゴールドカードとプラチナカードそれぞれの明確な審査基準を知ることは難しいでしょう。
なお、法人カードの審査における審査項目や基準は、個人カードとは異なるとされています。
個人カードの場合、審査対象となるのはおもに申込者本人の信用情報です。一方、法人カードの場合は、会社の設立期間や財務状況も重要な審査対象となるのが一般的です。
ただし、一般的な法人カードよりワンランク上の法人ゴールドカードでも、代表者の本人確認書類のみで申し込めるものも存在します。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、満20歳以上の個人事業主・法人代表者向けの法人カードです。申し込みの際に登記簿謄本、決算書が不要で、個人の与信をベースに審査するため、創業1年未満でも審査に通れば、カードは発行できます。
キャッシング機能を利用できるほか、リボ払い・分割払いなどの多様な支払い方法を選べるのも大きな魅力です。
また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険(※)などの付帯サービスだけでなく三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドなら、空港のラウンジを無料で利用できるので、飛行機での出張が多い方に便利です。
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法人ゴールドカードを選ぶ際には、実際に法人カードを使うシーンや用途などに応じて、次のようなポイントに注目してみましょう。
接待シーンなどで「人前に出しても恥ずかしくない法人カードを持ちたい」という人もいるのではないでしょうか。法人カードは、ステータス性を重視して選んでみてもいいでしょう。
今は審査通過が難しくても、将来的にはプラチナカードを持ちたいという場合は、プラチナカードへのランクアップが見込めるゴールドカードを利用することをおすすめします。
プラチナカードには自由に申し込めるものもあれば、インビテーション(招待)制のものもあります。インビテーションが欲しい場合は、まずは法人ゴールドカードを利用し、一定の基準をクリアする必要があります。
海外でのビジネスシーンに役立つ法人カードのサービスには、次のようなものがあります。
どれも、海外出張のときに重宝するサービスです。海外へ行く機会の多い仕事の場合、法人ゴールドカード選びではこのような海外向けサービスの内容にも注目してみましょう。
法人ゴールドカードは、一般的な法人カードと比べて年会費が高い傾向があります。しかし、それでも年会費に見合うサービス内容であれば、年会費で損をするリスクは低くなるでしょう。
反対に、年会費がいくら安い法人ゴールドカードだとしても、利便性の低い付帯サービスや補償内容ばかりでは、受け取れるメリットは少なくなります。
年会費だけでなく、サービス内容や利便性とも照らし合わせて、コストパフォーマンスの高い法人カードを選んでください。
法人ゴールドカードでも個人カードと同じように、ポイントを貯めて景品に交換できます。法人ゴールドカードを持つのであれば、ポイント還元率が高いかどうかも検討したいところです。
三井住友カード ビジネスオーナーズと三井住友カード(NL)の2枚持ちなら、大手航空会社の航空券やETCなど、対象の支払いで最大1.5%(通常のポイント分を含む)のポイント還元が受けられます。
また、2枚でポイントを合算できることもメリットです。カードを複数持つ場合、ポイントがバラバラで貯めにくいことが気になる方も多いのではないでしょうか。三井住友カード ビジネスオーナーズと三井住友カード(NL)ではVポイントを合算できるため、ポイントが貯めやすく、使いやすいのでおすすめです。
ポイントは合算ですが、利用明細は別々で管理できます。「プライベートでの利用は三井住友カード(NL)、ビジネスでの利用は三井住友カード ビジネスオーナーズ」と分けて利用することで、経費精算も簡単・正確に行えます。利用明細は「Vpassアプリ」をワンタップですぐに切替え、確認しやすいのも便利です。
三井住友カードが発行する法人カードについて、ゴールドカードとプラチナカード、それぞれの付帯サービスや保険サービスをご紹介します。
法人カードは一般、ゴールド、プラチナとランクが上がるにつれて年会費も高くなりますが、その分、法人向けのサービス内容や補償内容も、より手厚いものとなります。
年会費に加えて、自社で役立ちそうな付帯サービスを比較して検討してみましょう。
事務処理の軽減、経費の削減・見える化ができる!
三井住友ビジネスクラシック
(一般)カード
年会費:使用者1名 1,375円(税込)
2名から1名につき 440円(税込)
限度額:
国際ブランド:
ワールドプレゼント:1,000円につき1ポイント
お申し込み対象:法人専用
事務処理の軽減、経費の削減・
見える化ができる!
三井住友ビジネス
クラシック(一般)カード
おすすめポイント
経費精算システムへの
利用明細データ
連携が可能!
複数枚発行可能な
ETCカード
海外旅行傷害保険※
最高
2,000万円
※
事前に旅費などを当該カードでクレジットカード決済いただくことが前提です。
事務処理の軽減、経費の削減・見える化ができる!
三井住友ビジネスゴールド
カード
年会費:使用者1名11,000円(税込)
2名から1名につき 2,200円(税込)
限度額:
国際ブランド:
ワールドプレゼント:1,000円につき1ポイント
お申し込み対象:法人専用
事務処理の軽減、経費の削減・
見える化ができる!
三井住友ビジネスゴールド
カード
おすすめポイント
経費精算システムへの
利用明細データ
連携が可能!
複数枚発行可能な
ETCカード
海外・国内旅行傷害保険※
最高
5,000万円
※
傷害死亡・後遺障害補償は、事前の旅費などの当該カードでのクレジット決済有無により最高補償額が異なります。
あなたのビジネスにプラチナカードの信頼を!
三井住友ビジネスプラチナ
カード
年会費:使用者1名55,000円(税込)
2名から1名につき 5,500円(税込)
限度額:
国際ブランド:
ワールドプレゼント:1,000円につき1ポイント
お申し込み対象:法人専用
あなたのビジネスに
プラチナカードの信頼を!
三井住友ビジネス
プラチナカード
おすすめポイント
プラチナ会員の方限定
付帯サービスの充実
経費精算システムへの
利用明細データ
連携が可能!
海外・国内旅行傷害保険
最高1億円
三井住友ビジネスゴールドカードにはどのような特徴があるのか、2つのメリットに絞って解説します。
フライト前は、ゆったりとした時間を過ごしたいもの。そんなときに活用したいのが空港ラウンジです。ラウンジ受付で法人ゴールドカードと搭乗券を見せれば、国内主要空港およびハワイホノルルのラウンジを無料で使うことができます。国内外に出張の多い企業・法人におすすめです。
三井住友ビジネスゴールドカードなら、海外・国内旅行傷害保険の利用付帯で、最高5,000万円の補償を受けることができます。ゴールドカード所有者はもちろん、追加カードを使用している従業員の出張にも安心です。
さらに、ショッピング補償は海外の利用も対象になります。最高で、年間300万円までの損害を補償。ビジネスで購入した物品の破損や盗難にも備えることが可能です。
続いては、三井住友ビジネスプラチナカードのメリットをご紹介します。
「プライオリティ・パス」は、世界148ヵ国、1,300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる会員サービスです。トランジットなどの空き時間を、プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジで過ごすことができます。さらに、国内の提携ホテル・旅館での優待料金や部屋のアップグレードなど、充実のサービスが魅力の「プラチナホテルズ」サービスも利用できます。
プラチナカードには、旅行傷害保険、航空便遅延保険など、各種保険が付帯されています。海外・国内旅行傷害保険は、旅費をカードで支払わなくても自動付帯され、最高1億円の補償を受けられます。ショッピング補償は、カードで購入した商品について、年間最高500万円まで破損・盗難などによる損害が補償されます。
コンシェルジュサービスによって、航空券・ホテル・レストランの予約などを24時間・年中無休で対応してくれます。急な出張や来客などが多いビジネスパーソンには、うれしいサービスです。観光プランの提案やチケットの予約、海外でケガをした場合の緊急アシスタンスサービスの紹介までしてくれるため、仕事以外にプライベートを充実させる目的で利用することもできます。
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法人ゴールドカードとプラチナカードは、それぞれ年会費やカード利用枠、付帯サービスが異なるため、目的に合ったカードを選択する必要があります。同じ「法人ゴールドカード」という名称でもカード会社によって今後のランクアップの可能性やサービスの充実度、年会費の高さが変わります。
それぞれのカードのサービス内容を総合的に比較して、コストパフォーマンスが高い法人カードを選びましょう。
ゴールドカードは年会費を払う代わりに一般カードより充実したサービスが受けられるカードです。プラチナカードはゴールドカードよりさらに年会費が高い分、より手厚いサービスが受けられます。
どちらを選ぶか迷っている場合は、「年会費」「カード利用枠」「旅行傷害保険・ショッピング補償」の違いを比較することをおすすめします。
詳しくは以下をご覧ください。
クレジットカードの審査基準は法人でも個人でも公表されていないため、それぞれの明確な審査基準を知ることはできません。ただ、法人カードは一般カードと違い、会社の設立期間や財務状況も重要な審査対象に含まれるのが一般的です。
詳しくは以下をご覧ください。
ひとくちに法人ゴールドカードといっても、カード会社によってサービス内容は異なります。比較する際は「ステータス性」「今後のランクアップの有無」「出張向けサービスや補償サービスの充実度」「年会費に見合うサービス内容か」「ポイントは貯まりやすいか」などを基準に比較してみましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
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