カードローン入門
カードローンお申し込みの流れ――審査から利用開始まで全体の手順を解説
カードローンを申し込んでから手元にカードが届き、使えるようになるまでには、どのようなステップを踏むのでしょうか。
この記事では、カードローンを利用したい場合にどんな書類をそろえればいいのかなど、お申し込みから利用開始までの流れを解説します。
- 目次
カードローンのお申し込みから利用開始までのプロセス
カードローンのお申し込みから利用開始までは、大きく5つのステップに分かれています。
■カードローンをインターネットで申し込む場合
<カードローンの利用開始までの主なステップ>
1. カードローンお申し込み前の事前準備
2. カードローンのお申し込み
3. 必要書類の提出
4. 申込者の審査とカード発行
5. カード受け取り、利用開始
利用開始までの流れの中で申込者が行うことは、「事前準備」と「お申し込み」、そして「必要書類の提出」です。
では、それぞれのステップについて、その概略を説明します。なお、細部についてはカードローンを提供する会社ごとに違いがありますので、事前にウェブサイトで確認する、方法を問い合わせるなどしておきましょう。
1. カードローンお申し込み前の事前準備
カードローンのお申し込みにあたり、事前に準備しておく物をご紹介します。
なお、カードローンを提供している各社により詳細は異なりますので、申し込む際には必ず確認してください。
金融機関の通帳やキャッシュカード
カードローンにお申し込みをするとき、同時に借入金の入金や返済に使用する銀行口座を設定します。利用する予定の金融機関の口座名義や口座番号(ゆうちょ銀行の場合は通帳番号)が分かる物を用意しましょう。
なお、インターネットで申し込む際、金融機関によっては、お支払い口座をそのままウェブ上で設定できます。これは、カードローンを提供している会社に、金融機関が対応している場合に可能ですので、対応していない場合は、書面を記入して郵送による手続きを行います。カードローンを提供している各社のウェブサイトで、利用したい金融機関が対応しているかを確認しましょう。
年収証明書類
年収証明書類(収入証明書類)は、申込者の収入状況を把握するための書類です。
下記の、どちらかの条件に該当する場合に提出を求められます。
・借入希望枠が50万円を超える場合 借入希望枠が50万円を超える場合は、収入証明書の提出を求められます。
・借入希望枠と、ほかの貸金業者も含めた借入残高の合算が100万円を超える場合
これから申し込むカードローンと、現在契約している他社のカードローン利用枠の合計が100万円を超えるときは、年収証明書類の提出を求められます。
年収証明書類として認められる物は次のとおりです。
<年収証明書類の例>
・源泉徴収票
・給与支払明細書
・確定申告書
・納税通知書
・年金通知書
・所得証明書
・青色申告決算書
すべてコピー、または写真撮影した物を提出
いずれも、最新年度や直近の書類を使いますが、給与明細書などは「直近2ヵ月分」などと指定されることもあります。提出条件にあてはまる場合は、本人確認書類とともに、事前に準備しておきましょう。
本人確認書類
基本的に本人確認書類が求められる場合はあまり多くはありません。しかし、オンライン上で口座設定ができなかった場合など、状況によって書類の提出が求められる場合があります。本人確認書類として認められる物として、次の書類が挙げられます。すべてコピー、または写真撮影した物を提出します。
<本人確認書類の例>
・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証
・住民票
・公共料金の領収書(電気、ガス、水道、電話、NHKのいずれかひとつ)
本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなど、基本的に顔写真入りの物を求められます。顔写真入りの本人確認書類がない場合は、カードローンの申込先によっては、2種類以上のコピーが必要になる場合がありますので、確認しておきましょう。また、発行日や領収日が6ヵ月以内の書類を求められる場合が多いですので、なるべく直近のものを用意してください。
2. カードローンのお申し込み
カードローンのお申し込み方法には、スマートフォンやパソコンからのインターネット申し込みのほか、電話によるお申し込み、ローン契約機によるお申し込みなど、カードローンを提供している各社でそれぞれ用意しています。
スマートフォンの操作やパソコンでの操作が手慣れているのであれば、インターネット申し込みが手軽で時間もあまりかかりません。電話でのお申し込みでも「24時間受付・即時審査」というスピード対応をしている会社もあります。また、お申し込みの際には、同時に金融機関口座の設定を行う会社がほとんどです。
3. 必要書類の提出
カードローンのお申し込み手続きを終えた後に、手続き完了の通知が申込先から届きます。
通知にある案内に従って、本人確認書類や、必要と判断されれば年収証明書類を提出します。必要書類は、パソコンやスマートフォンから画像をアップロードして提出したり、FAXや郵送で提出したりするなど、各社でさまざまな方法が用意されています。
4. 申込者の審査とカード発行
カードローンを提供している会社は、お申し込みを受けると、会社内部で審査を行います。提出された書類と申込内容、さらに申込者ご本人の信用情報を照会して、融資をしても問題がないか・いくらまで融資が可能かを審査します。
信用情報とは、クレジットやローンなど、信用取引に関する個人の情報のことです。個人の信用情報を専門に扱う信用情報機関という組織が管理しています。
審査が完了すると、その結果が申込者ご本人にメールや電話などで伝えられます。
5. カード受け取り、利用開始
審査が通ればカード発行手続きが行われ、ローン契約機での受け渡しあるいは郵送で、申込者ご本人の手元に届きます。カードを使用しないカードレスタイプの場合、会社により郵送物が異なりますが、SMBCモビットでは郵送物はありません。スマホアプリを利用した取引となります。
カードを受け取ったら、銀行やコンビニのATMですぐに利用可能です。最近では、実際にカードを受け取る前に、登録した金融機関の口座に、借入金を振り込んでくれるサービスを行っている会社もありますので、チェックしてみましょう。
以上が、お申し込みから利用開始までの一般的な流れです。銀行系や信販・クレジット系、消費者金融系など、提供会社ごとに細かな点で違いがありますので、各社のウェブサイトなどで確認しましょう。
カードローンのお申し込みを済ませたら、あとは待つだけ
カードローンのお申し込みから利用開始までの期間は短縮化が進み、現在では最短で「お申し込み当日に利用OK」というところも登場しています。ここまでスピードアップしていても、カードローンを提供する会社内では、厳重な審査が行われていることには変わりません。
カードローン申込者が注意すべき点は、事前の書類の準備と、記入や入力の際に書き間違いなどのミスがないようにすることです。スムーズな手続きが行われるよう、書類不足や記入漏れがないように、お申し込み時にしっかり注意を払いましょう。なるべく早く借入れしたい場合には、なおさら焦りは禁物です。
よくある質問
Q1:カードローンを申し込むとき、何をすればいいですか?
「申し込み前の事前準備」と「お申し込み」、そして「必要書類の提出」をしてください。
申込者は下記の1~3のステップを行えばOKです。お申し込みを済ませたら、あとは待つだけ。審査が通れば、ご利用いただけます。
<カードローンの利用開始までの主なステップ>
- カードローンお申し込み前の事前準備
- カードローンのお申し込み
- 必要書類の提出
- 申込者の審査とカード発行
- カード受け取り、利用開始
Q2:カードローンの申し込みで必要な書類は何ですか?
カードローンをお申し込みいただく前に、下記の必要書類を準備してください。
- 金融機関の通帳やキャッシュカード
借入金の入金のために必要です。
- 年収証明書類
審査のために必要です。源泉徴収票や確定申告書、納税証明書などで構いません。
- 本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などを準備しておきましょう。
Q3:カードが届く前に融資してもらえますか?
カードローンのSMBCモビットであれば、カードがお手元に届く前に借入金をお振込みいたします。
最短で、カードローンのお申し込みの当日中にはご融資可能です。
モビットカードローン貸付条件
利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 |
最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、 合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
利率 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
---|---|
資金使途 | 自由 |
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 | 最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると弊社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
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