カードローン入門
虫歯の治療費が払えない場合の対処法や進行度別費用の目安

虫歯治療にかかる費用は、虫歯の状態や治療方法によって異なります。中には、「虫歯を治したいけど、治療費が払えるか心配」と悩みを抱えている人もいるかもしれません。
虫歯の治療費を用意できない場合、どのような対処法があるのでしょうか。本記事では、歯科医院での治療費の支払い方法や、虫歯の進行度別の費用相場について解説します。
- 目次
虫歯の治療費は公的医療保険の範囲
虫歯の治療は公的医療保険制度の対象となり、2~3割の自己負担で治療を受けることができます。
虫歯の状態が初期から軽度であれば安価で済むことが多いものの、進行度によっては通院回数が多くなり、費用がかさむことも少なくありません。
また、公的医療保険の適用には対象となる診療方法や材料が定められており、それ以外の治療については自由診療となり、全額自己負担で支払わなければなりません。
例えば、表面に凸凹の少ないセラミックなど高品質で美観に優れた材料を使用したり、虫歯の抜歯が必要となってインプラントを入れたりする場合は、公的医療保険制度の対象外となるため、保険診療に比べて費用が高額になる傾向にあります。
また、自由診療の場合は、治療を受ける歯科医院によって費用が異なることも特徴です。後から「治療費を支払えない」ということにならないように、治療をスタートする前に費用の目安や予算などを歯科医とよく相談するようにしましょう。
進行度別の治療費の相場
虫歯治療の費用は進行度や診療方法によって異なりますが、公的医療保険制度の対象であれば2~3割の自己負担で済みます。
ここでは、虫歯の治療費の相場について、進行度別に確認していきましょう。
なお、中には、「歯科医院によって費用が高い、安い」という話を耳にすることがありますが、保険診療は全国一律の費用が定められていますので、「同じ治療なのに病院によって費用が異なる」ということはありません。
初期(C1)の虫歯治療費の相場
C1とは、歯の表面にあるエナメル質が虫歯によって溶けている状態です。虫歯の初期段階に該当するため、痛みを感じることはあまりないでしょう。
C1の治療では虫歯部分を削って、削った部分に詰め物をします。削らずに治療する場合には、フッ素を塗って虫歯が進行しないようにすることもあります。
費用はおよそ1,500~3,000円で、安価で済むことがほとんどです。
軽度(C2)の虫歯治療費の相場
C2とは、エナメル質の下にある象牙質まで虫歯が進んでいる状態です。
象牙質はエナメル質に比べると柔らかく、虫歯の進行も早い傾向にあります。この頃から、冷たいものを食べたり飲んだりしたときに痛みを感じることも出てきます。
C2の治療では、C1と同じく虫歯部分を削って詰め物をする方法のほかに、型取りをした銀歯などを被せる治療も行われます。費用の目安は2,000~1万円程度です。
中度(C3)の虫歯治療費の相場
C3は、象牙質の下の神経にまで虫歯が進行している状態です。C3になるとズキズキとした痛みがあり、歯にも大きな穴があることから、ひと目見て虫歯だということが分かるようになります。
多くの場合は歯の神経を抜く根幹治療を行い、その後に銀歯などを被せますので、複数回の通院を行わなければなりません。費用の目安は7,000~2万円程度で、被せ物の材質によって費用が異なります。
重度(C4)の虫歯治療費の相場
C4は、歯の根の部分だけが残っている重度の状態です。健康な歯の部分が残せるようであればC3と同様に根管治療を行うこともありますが、抜歯となるケースが多いでようです。費用の目安は7,000~2万円ほどです。
抜歯後の処置に関しては、インプラント・入れ歯・ブリッジを使用し、別途費用が発生します。
費用は目安です。治療内容によって別途費用がかかります。
虫歯の治療費が払えない場合の対処法
虫歯は進行度が深いほど多くの治療が必要となり、治療費も高くなる傾向にあります。とはいえ、健康のことを考えると、「治療費が払えそうにないので治療を受けない」ということはおすすめできません。
治療費の捻出に悩むときは、「クレジットカードで支払う」「クレジットカードのキャッシング枠を利用する」といった方法を検討してみましょう。歯科医院によっては、虫歯の治療費に特化したデンタルローンを取り扱っているところもあります。
ここからは、虫歯の治療費が払えない場合の対処法を紹介していきましょう。
クレジットカードで払う
病院での治療費は現金での支払いが多いイメージですが、近頃ではクレジットカードでの支払いに対応している病院も増えています。
厚生労働省の「令和4年度医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」によると、回答した病院のうち60.9%がクレジットカードによる決済を導入しており、多くの病院でクレジットカードによる治療費の支払いができることが分かります。
クレジットカードは支払いのタイミングを約1ヵ月先延ばしすることができるので、「急な出費が続いて家計に余裕がない」というときに便利な支払い方法です。
また、治療を受ける前は「どれくらいの費用がかかるのだろう」ということが分からず、現金の準備に困ることも少なくありません。その点、クレジットカードは現金を用意しておく必要がないので、診療前に手間がかからないのも大きなメリットです。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
手元に現金がない場合は、クレジットカードのキャッシング枠を利用するのもひとつの方法です。
クレジットカードにはキャッシングサービスが付帯されており、ATMで借り入れを行うことができます。キャッシングサービスはすぐに現金の引き出しが行えるだけでなく、基本的に使い道の制限がないので、急な歯のトラブルなどで歯科医院にかかったときに便利な方法です。
ただし、クレジットカードのキャッシング枠は、事前に申し込みを行っていなければ利用することができません。クレジットカードを発行する際にキャッシング枠の申請を行っていない場合は、キャッシング枠の追加申し込みが必要となります。
キャッシング枠の申し込みはオンライン上で行えるところもありますので、詳しくは利用しているカード会社へ確認してみましょう。
デンタルローンを利用する
虫歯の治療費の支払いには、デンタルローンを活用する方法もあります。
デンタルローンは歯科医院での治療費の支払いに特化したローン商品で、病院を通じて申し込みを行うことが一般的です。金利は一般的なローンに比べて低く設定されていることが多く、金利負担が心配な人にも利用しやすい商品といえます。
虫歯の治療は公的医療保険制度の対象となっていますが、使う材質や治療方法などによっては保険診療の適用外となり、費用が高額となるケースも少なくありません。「見た目の美しさにもこだわりたいけど、まとまった治療費を用意できない」という場合は、デンタルローンの取り扱いがないか歯科医院で相談してみましょう。
なお、デンタルローンの利用には審査が必要となります。審査結果が出るまでに時間がかかることもあるため、申し込み手続きは余裕を持って行うことがおすすめです。
カードローンを利用する
カードローンは、銀行や消費者金融などが提供するローン商品です。
多くのカードローンはスマートフォンやパソコンからの申し込みに対応しており、スピーディーに審査が行われます。中には即日融資が受けられるカードローンもありますので、「急いで治療を受けたい」という人に便利な方法です。
また、カードローンは審査結果によって借入額の上限が設定されますが、その範囲内であれば何度でも借り入れが行うことができます。予定より治療費が増えた場合も追加で借り入れができるので、柔軟に利用できるのも安心につながるポイントです。
無料低額診療事業を利用する
「所得が低い」など経済的な理由によって診療を受けることが難しい場合は、「無料低額診療事業」が適用されるケースがあります。
無料低額診療事業とは、生計困難者が適切な医療を受けることをサポートするための制度で、適用されると無料もしくは低額で診療を受けることができます。無料低額診療事業を行う医療機関の中には、歯科医院も含まれており、医療費の支払いが難しい人でも虫歯の治療を受けられるかもしれません。
詳しくは利用する歯科医院や福祉事務所、社会福祉協議会などに相談してみましょう。
カードローンとデンタルローンの違いは何ですか?
カードローンとデンタルローンはどちらもローン商品の一種ですが、資金の用途や借り入れ条件などに違いがあります。下記の表で比較してみましょう。
横にスライドしてください
カードローン | デンタルローン | |
---|---|---|
資金の用途 | 原則自由 | 歯科医院での治療費に限定 |
追加の借り入れの可否 | 可能 | 不可 |
借入金利 | 3.0~18.0%前後 | 3.8~8.8%前後 |
融資スピード | 最短即日 | 1週間程度が多い ただし即日融資が可能な場合もある |
借入上限額 | 最大800万円程度 | 最大500万円程度 |
借入期間 | 特になし | 数年~10年程度 |
デンタルローンは歯科医院での治療費に特化したローン商品ですが、カードローンは借り入れた資金を自由に使うことができます。借入上限額の範囲内であれば追加の借り入れもできるので、自分の収支に合わせて柔軟に活用できるのが大きな魅力です。
虫歯の治療費負担を抑えるためには
虫歯の治療は公的医療保険制度の対象となり、2割~3割の自己負担で治療を受けられます。ただし、虫歯の進行度合いによっては複数回の通院が必要となり、治療費がかさんでしまうことも珍しくありません。
さらに、「虫歯を抜歯した後にインプラントを入れる」など自由診療での治療を選ぶと、さらに医療費が高額となり、まとまった費用の準備が必要となります。
なるべく虫歯の治療費の負担を抑えるためには、普段から正しい生活習慣を身につけることはもちろん、かかりつけの歯科医院で定期的な検診を受け、虫歯の予防・早期発見に努めるようにしましょう。
なお、歯科医院の保険診療で高額の治療費がかかった場合は、医療費控除の適用を受けられる場合があります。デンタルローンやクレジットカードを利用して支払った分も対象となりますので、歯科医院での契約書や領収書を手元に保管しておいてください(金利の支払いは医療費控除対象外)。
カードローンを検討しているなら審査スピードが早いSMBCモビットがおすすめ
虫歯の治療費の支払いには、SMBCモビットのカードローンのご利用が便利です。
お申し込みから最短15分で融資完了
SMBCモビットでは、お申し込みから最短15分で融資が完了します。
デンタルローンの中には、本審査の結果が出るまでに1週間ほどかかることもあり、「なかなか治療を始められない」ということも少なくありません。その点、SMBCモビットならスピーディーに手続きが完了するため、「なるべく早く虫歯の治療を始めたい」というときにも安心です。
原則即日融資が可能ですので、急きょ歯科医院にかかるというときにも便利なカードローンです。
最短15分で融資完了:お申し込みの時間帯や審査の状況により、融資完了までにお時間がかかる場合があります。
手続きはWEBで完結
SMBCモビットは、パソコンやスマートフォンからの申し込みに対応しており、WEB上で手続きが完結します。
スマホアプリなら24時間申し込み手続きができ、審査書類の提出もアプリ上で行うことができます。来店不要で手続きが行えることから、仕事の休憩中や移動時間など空いた時間を活用して申し込み手続きを行うことも可能です。
ローンのご返済時にVポイントがたまる
SMBCモビットのカードローンでは、返済時にVポイントをためることができます。
たまったポイントはチャージして買い物に使ったり、支払金額に充当したりするなど、さまざまな使い道が用意されています。銀行や証券でのサービスに利用することもできますので、自分に合った使い道を見つけられるでしょう。
なお、Vポイントをためるためには、SMBCモビット公式スマホアプリから「Vポイント利用手続き」を行う必要があります。
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よくある質問
Q1:虫歯の治療費が払えないときはどうしたらよいですか?
虫歯の治療費が払えない場合は、クレジットカードでの支払いやキャッシング枠・カードローンでの借り入れ、デンタルローンの活用などを検討してみましょう。「所得が低い」など経済的な理由がある場合は、無料低額診療事業を活用できるケースもあります。詳しくは医療機関や福祉事務所などで相談してみることをおすすめします。
Q2:カードローンは虫歯の治療費に使えますか?
カードローンは基本的に資金の使い道に制限がないため、虫歯の治療費に使うことができます。借入上限額の範囲内であれば追加の借り入れも行えるので、予定より治療費が増えてしまったときにも便利です。
Q3:デンタルローンとは何ですか?
デンタルローンは歯科医院での治療費の支払いに特化したローン商品で、病院を通じて申し込みを行うことが一般的です。金利は一般的なローンに比べて低く設定されていることが多く、金利負担が心配な人にも利用しやすい商品といえます。
モビットカードローン貸付条件
利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 |
最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、 合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
利率 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
---|---|
資金使途 | 自由 |
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 | 最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると弊社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
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