クレジットカードのボーナス一括払いとは？メリット・デメリットや注意点を解説

ボーナス一括払いは、夏や冬のボーナスの時期に合わせてまとめて支払いを行う方法です。それでは早速、ボーナス一括払いのしくみを、ほかの支払い方法と比較しながら見ていきましょう。

クレジットカードには、5種類の支払い方法があります。カードの締め日までに利用した金額を、次回の引き落とし日に支払う「1回払い」が一般的ですが、ご利用金額を均等分割して2回で支払う「2回払い」も手数料がかからず便利です。

• 夏に支払う場合：12月16日から6月15日のご利用金額を、8月のお支払い日に支払う。
• 冬に支払う場合：7月16日から11月15日のご利用金額を、翌年1月のお支払い日に支払う。

ボーナス一括払いは、利用日から支払い日まで期間が空くため、「いつ口座から引き落とされるのか」という点を必ず確認しておきましょう。

ボーナス一括払いは、「ボーナス」という名称がついているものの、ボーナスの支給がない人でも利用可能です。

ボーナス一括払いの最大のメリットは、やはり「支払いを先延ばしにできること」です。

例えば、1月にした買い物をボーナス一括払いにして8月に支払う場合、約7ヵ月支払いを先延ばしにできる計算です。1回払いや2回払いでは、締め日の翌月に支払いが発生するため、ボーナス一括払いではさらに支払いを延長できることがわかります。

とくに高額な買い物をする際は、「ボーナスが入ってから支払いたい」ということもあるでしょう。ボーナス一括払いは、収支に余裕がある月まで支払いを延長できるため、まとまった支払いや急な出費があるときに便利です。

1回払い、2回払いと同様に、ボーナス一括払いは手数料がかかりません。リボ払いや分割払いは毎月の支払い額を抑えられるメリットはあるものの、その分、手数料がかかってしまいます。

「支払いを先延ばしにしたいけど、なるべく手数料を抑えたい」という場合は、手数料ゼロのボーナス一括払いを利用するとよいでしょう。

ボーナス一括払いでも通常の利用と同様にポイントが貯められます。まとまった支払いに利用した場合は、多くのポイントが還元される楽しみがあります。
貯まったポイントは景品と交換したり、カードの支払いに充当したりと、自由に活用できるのも嬉しいメリットです。

クレジットカードの利用限度額はボーナス一括払いの金額も含まれます。例えば、利用限度額30万円のクレジットカードで、25万円の商品をボーナス一括払いで支払うことにした場合、夏・冬のお支払いまでは残りの5万円しか利用できないことになるのです。

また、クレジットカードの通常の利用限度額とは別に「割賦取引利用可能枠」が設定されている場合があります。通常の利用限度額は、利用しているクレジットカードに対する利用額の上限ですが、割賦取引利用可能枠は、ボーナス払い（ボーナス一括払い）やリボ払い、分割払いなどに対して適用される利用枠です。通常の利用枠と同程度の金額の場合もあれば、低く設定されていることもあります。割賦取引利用可能枠はカード会社のアプリや明細書などで、あらかじめ確認しておきましょう。

ボーナス一括払いは、加盟店によっては利用できない場合があります。基本的に、支払い金額が大きくなる百貨店や家電量販店ではボーナス一括払いに対応しているものの、飲食店やコンビニなどでは利用できないことがあるため留意しておきましょう。

特に、まとまった支払いでボーナス一括払いを使う際は、事前に利用できる店舗か、利用期間もあわせて確認しておくとよいでしょう。

ボーナス一括払いは、利用できない期間がある点にも注意が必要です。利用期間はカード会社によって異なりますが、夏と冬の利用対象期間が切替わる1ヵ月ほどはボーナス一括払いを利用できないことが一般的です。

例えば三井住友カードの場合、6月16日～7月15日、11月16日～12月15日、それぞれの1ヵ月間はボーナス一括払いがご利用できないのでご注意ください。

「ボーナス一括払いを利用後に予定外の出費が続き、支払いが厳しくなってしまった」ということが起こる可能性はゼロではありません。もし支払いが滞ると、お支払いが確認できるまでクレジットカードの利用ができなくなったり、会員規約に基づいて遅延損害金の請求連絡がきたり、契約内容の変更・契約解消となったりすることもありえます。

なお、支払いの際に1回払いを設定した場合、あとからリボ払いや分割払いに変更ができますが、原則、ボーナス一括払いへの変更はできません。

三井住友カードでは、お買い物をしたあとに「2回払い」や「ボーナス一括払い」に変更することはできませんが、支払い方法をあとから変更できる「あとからリボ」と「あとから分割（3回払い以上）」があります。変更の手続きはウェブサイトのVpassもしくはVpassアプリからできます。

ボーナスが支給されるかどうか、その支給額がどれくらいかは、企業の業績・実績に従って決まるものです。ボーナスは、必ず毎年2回もらえると決まっているわけではなく、金額も一定ではないことは念頭に置いておきましょう。

また、ボーナスが支給される場合も、期待していた支給額に達しない可能性もあります。ボーナスが出ることを見越して一括払いを使いすぎてしまうと、利用金額によっては支払いが厳しくなってしまうので注意しましょう。

ボーナス一括払いを活用して、よりショッピングを楽しみたい。そんな方におすすめの三井住友カードをご紹介します。

通常、毎月のご利用金額の合計200円（税込）ごとに、Vポイントが1ポイント付与（0.5％還元）されますが、対象のコンビニ・飲食店で三井住友カード（NL）・三井住友カード ゴールド（NL）をスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7％になります。

ボーナス一括払いは、収支に余裕のある月まで支払いを延長できる便利な方法です。分割払いやリボ払いと違って手数料もかからないため、支払いの負担が大きくなる心配もありません。「今すぐに買いたいものがあるけれど、ボーナスが入ってから支払いたい」というときは、ボーナス一括払いの利用を検討してみましょう。

ボーナス一括払いは、夏や冬のボーナス時期に合わせてまとめて支払いを行う方法です。支払う時期はカード会社によって異なりますが、8月、または翌年1月に設定されていることが一般的です。なお、「ボーナス一括払い」という名称がついているものの、ボーナスの支給がない人でも利用できます。

詳しくは以下をご覧ください。

ボーナス一括払いの最大のメリットは、支払う時期を先延ばしにできることです。例えば、1月にボーナス一括払いで利用した分を8月に支払う場合、約7ヵ月支払いを延長できることとなります。

また、ボーナス一括払いは手数料がかからないのも大きなメリットです。「支払いを先延ばしにしたいけど、手数料は抑えたい」という方は、ぜひボーナス一括払いを活用しましょう。

ほかには、ポイントが還元される楽しみもあります。

詳しくは以下をご覧ください。

ボーナス一括払いを利用する際には注意が必要な点があります。まずは、クレジットカードの利用限度額はボーナス一括払いの金額も含まれるので、利用限度額を圧迫する場合があるということです。また、「利用できない店舗がある」「利用できない期間がある」といった点もデメリットといえるでしょう。

詳しくは以下をご覧ください。