
クレジットカードの暗証番号やサインレス決済について解説
2025.06.25
クレジットカードの暗証番号とは?入力がいらないサインレス決済や注意点を解説
クレジットカードの暗証番号やサインレス決済について解説
2025.06.25
これまでクレジットカード決済には暗証番号やサインによる本人確認が必要でしたが、昨今はクレジットカード決済をする際に暗証番号入力やサインがいらない「サインレス決済」が普及しています。サインレス決済ならカードを提示するだけで支払いが完了できるので便利でスピーディーな決済方法と言えます。スーパーやコンビニなどで手軽に支払いができる利便性がある一方、「セキュリティが心配」と感じる人もいるかもしれません。
ここでは、そもそも暗証番号とはどのようなものかを解説するとともに、暗証番号不要のサインレス決済について利用方法や注意点などを詳しくご紹介します。
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クレジットカードの暗証番号とは
クレジットカードの暗証番号は、カードを申し込む際に設定する4桁の数字のことです。
暗証番号は、カードの不正利用を防ぐセキュリティ機能のひとつです。カードを申し込む本人が決定するもので、基本的に第三者が知ることはできません。そのため、クレジットカードでの支払い時に暗証番号を入力することは、「カードの名義人本人である」という証明にもなります。
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暗証番号の入力が必要なシーン
暗証番号を入力する必要があるおもなシーンとしては、実店舗でお買い物をした際にクレジットカードで決済する時や、ATMでキャッシングサービスの利用時、駅の券売機できっぷを購入する時にクレジットカード決済する場合などが挙げられます。正しい暗証番号を入力することで支払いや手続きが完了します。
暗証番号を忘れたらどうなる?
暗証番号を忘れてしまい、暗証番号の入力が必要なシーンで正しい番号が入力できない場合、原則としてクレジットカードは利用できません。
過去にはPINバイパス(暗証番号入力スキップ)があり、暗証番号の代わりにサイン(署名)でも決済ができましたが、現在ではPINバイパスが廃止され、ICクレジットカードはサインで本人確認を行うことができなくなりました。クレジットカードの暗証番号は、必ず利用者本人が覚えておく必要があるのです。
クレジットカードの暗証番号を確認する方法
「うっかり暗証番号を忘れてしまった」ということがあるかもしれません。万一、クレジットカードの暗証番号を失念してしまった場合は、慌てずに正しい番号を確かめることが大切です。
暗証番号の確認方法はカード会社によって異なりますが、一般的な確認方法として挙げられるものは以下の3つとなります。
まずは、カード会社が郵送する「暗証番号通知書」を確認しましょう。「暗証番号通知書」の送付によって通知される場合は、約1週間から10日ほどかかることもあるため、あらかじめ留意が必要です。
また、カードが送付されたときの書類に暗証番号が記載されていることもありますので、申込時の書類を見返してみるのもよいでしょう。
書類が見つからない場合は、コールセンターへの問い合わせなどで照会する方法があります。最近では、公式サイトのマイページやスマートフォンアプリなどからも照会できる場合があります。
暗証番号を何回も試すとロックがかかることがある
クレジットカードはセキュリティ上、複数回暗証番号を間違うとロックがかかるしくみになっています。一度ロックがかかったクレジットカードは再度使用することができず、再発行の手続きが必要となることが一般的です。暗証番号を忘れたときは手当たり次第に何度も番号を試すのではなく、まずはカード会社へ照会するようにしましょう。
なお、三井住友カードの場合、暗証番号を確認するには、ウェブのVpassか「Vpassアプリ」、コールセンターへの電話などで照会手続きを行うことができます。
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暗証番号の変更はできる?
一般的に、クレジットカードを申し込んだ際に設定した暗証番号を忘れてしまった場合でも、番号の変更は可能です。ただし、クレジットカードのなかでもICチップが付いている「ICカード」の暗証番号を変更するには、カードの再発行が必要となりますので注意しましょう。
三井住友カードの場合、ICカードの暗証番号を変更には、「暗証番号変更届」の請求を行い、記入したうえで返送する必要があります。再発行の期間の目安は1週間~10日が目途で、その後、新しい暗証番号のカードが登録している自宅住所に郵送されます。
「サインレス決済」なら暗証番号の入力なしで支払いができる
本人確認のサインや暗証番号の入力なしにクレジットカードで支払うことを「サインレス決済」と言います。コンビニやスーパーなどの会計に行列ができやすい場所で、できるだけお客さまを待たせないための手段のひとつとして導入されています。
クレジットカードを専用端末にかざすだけで決済できる「タッチ決済(非接触型決済)」もサインレス決済のひとつです。
似たような決済手段として、電子マネーのタッチ決済もありますが、電子マネーは支払いの前に必要な分の残高をチャージしておかなければなりません。その点、クレジットカードは口座から引き落とされるので、チャージする必要がなく、スムーズでスピーディーです。
サインレスで便利なタッチ決済
電子マネーによるタッチ決済のほかに、VisaやMastercard®ではクレジットカードを端末にかざすだけで支払いが完了するタッチ決済を利用することができます。サインや暗証番号の入力も不要であるため、スマートに会計を済ませられる利便性があります。
また、タッチ決済はカードだけでなく、スマホやスマートウォッチでも利用可能です。Apple Payや Google Pay™ にクレジットカードを登録しておけば、端末にかざすことで支払いが完了します。
いつも持ち歩いているデバイスを財布代わりにすることができ、より便利なキャッシュレス生活を楽しめることが大きな魅力です。
クレジットカードのサインレス決済ができる条件とは?
とても便利なクレジットカードのサインレス決済ですが、利用するには条件があります。それでは、どのような場合や条件なら利用できるのか、以下にまとめたので、利用する前によく確認しておきましょう。
利用できるのは契約を結んだお店だけ
サインレス決済ができるお店は、事前にクレジットカード会社とサインレス決済の契約を結んでいるお店だけです。現在では、デパートやスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ショッピングセンターの食料品売場、高速道路料金所など、スムーズな支払い処理が求められる店舗や場所で利用されることが多いようです。
三井住友カードでサインレス決済ができる百貨店、スーパー、ショッピングセンター・駅ビルなどについては、取り扱い店舗の一例を以下のページでご案内しています。参考までにご確認ください。
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少額決済に限られる
サインレス決済を行えるのは、一般的に少額の決済の場合に限られています。業種や加盟店などによっても異なりますが、サインや暗証番号の入力を求められることがあります。
サインレス決済はスムーズに買い物ができるので非常に便利ですが、不正利用される可能性もゼロではありません。そのリスクヘッジとして、サインレス決済で利用できるのは少額の決済に限られているのです。
三井住友カードでは不正利用対策として、「カード不正利用検知システム」という業界最高水準の不正利用検知システムを導入しており、24時間365日不正利用がないか、お客さまのカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を行っています。万が一、不審な動きがあった際は、その取引を一旦不成立にしたり、直接連絡して本人確認を行ったりと、不正利用の可能性のある事態を事前に発見できる体制を整えていますので、ご安心ください。
ネットショップの利用では暗証番号は不要
ネットショッピングの支払いでクレジットカードを利用する場合は、基本的にサインレス決済となります。一般的には、カード番号や有効期限、セキュリティコード(CVV)といったカード情報の入力で支払いが完了します。
また、近年では、より安全性の高い認証方法が導入されています。ネットショッピングでは、「EMV 3-Dセキュア」という本人認証サービスが導入されている加盟店が多くあります。「EMV 3-Dセキュア」はクレジットカード会社が必要と判断した場合に追加認証を行い、追加認証には1回の決済につき1度限り有効な「ワンタイムパスワード」が発行されることが多いです。受信したワンタイムパスワードを送信することによって認証されるシステムで、安全性がより高まります。
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クレジットカードのサインレス決済をする際の注意点
サインレス決済を利用する際に注意しなければならない点があります。以下で詳しく解説します。
サインレス決済は1回払い
サインレス決済ができるのは1回払いのみです。分割払いやリボ払いはできません。もし分割払いやリボ払いをしたい場合は、サインや暗証番号の入力をする必要があります。
利用金額は定期的に確認
サインレス決済が簡単で楽だからといって多用してしまうと、いつの間にか利用金額がかなりの額になっていたなんていうこともあります。毎月の利用明細書はもちろん、日々、使用した金額はメモをとるなど、確認する癖をつけましょう。
クレジットカードを利用するのなら、利用金額を定期的に確認するとよいでしょう。例えば、三井住友カードの場合、「WEB明細」を利用すれば、ウェブ上で利用金額を確認することができるのでとても便利です。また、「Vpassアプリ」でもお支払い金額やご利用明細、保有Vポイントなどがご確認いただけます。
暗証番号の設定や管理をしっかりする
サインレス決済ができない場合は従来どおりのクレジットカード決済をしなければならないので、暗証番号が必要になります。
暗証番号は不正利用を防ぐために重要なものです。普段から暗証番号を忘れることなく管理しましょう。また、忘れてしまった場合の確認方法や再設定の方法をあらかじめ把握しておくと安心です。
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クレジットカードの暗証番号の注意点
カードのサインレス決済が可能な店舗であっても、暗証番号の入力やサインを求められることがあります。ここで、クレジットカードの暗証番号についての注意点を確認しておきましょう。
第三者に推測されにくい暗証番号に設定する
覚えやすい4桁の数字となると組み合わせが限られかもしれませんが、特に、生年月日や電話番号、同一数字の連続といったものは第三者に推測される可能性も高く、不正利用のリスクが高まります。
なお、三井住友カードのように、あらかじめ生年月日や電話番号の一部、同じ数字の連続は暗証番号に設定できない会社もあります。暗証番号はカード利用者以外が推測できないような独自の組み合わせを考えましょう。
厳重に管理する
暗証番号をクレジットカードに直接書き込んだり、暗証番号を書いたメモをカードと一緒に保管したりしないよう注意しましょう。カードの紛失・盗難に遭った場合、不正利用されてしまうリスクが高まります。
また、ATMや店舗レジで暗証番号を入力する際も、手元やタッチパネルを盗み見されないように、周囲や背後には注意しましょう。
他人に教えない
クレジットカードの暗証番号は、基本的に本人だけが知っているように管理しましょう。たとえ家族や親しい友人などの緊密な間柄であっても、暗証番号を教えてはいけません。
また、昨今では、警察官やカード会社、自治体職員などを装って、暗証番号を聞き出す詐欺もあります。信頼できそうな肩書きであっても、他人に暗証番号を教えることは絶対にやめましょう。
サインレス決済でおすすめの三井住友カード
三井住友カードでは、暗証番号を入力する必要がなく、サインレス決済ができるクレジットカードをご用意しています。ここからは、サインレス決済対応の、便利でおすすめの三井住友カードをご紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードです。タッチ決済にも対応しているので、支払いの際に暗証番号を入力する手間が要らないため、初めての方でも安心・安全です。
クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでの買い物もスムーズです。年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
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三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
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対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
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海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
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年間100万円のご利用で
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飲食店でスマホの
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年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
クレジットカード払いはサインレス決済でスムーズに
かつてはクレジットカード決済に暗証番号とサインは必須でしたが、現在はサインレス決済が広まっています。少額の日常的な買い物で、スムーズでスピーディーに支払いができるのはとても便利です。ただし、サインレス決済は利用に関して条件もあります。よく確認しておきましょう。
サインレス決済の普及によって暗証番号の利用頻度は下がっても、ATMでのキャッシングや駅券売機でのきっぷの購入など、必要なシーンがあります。また、使わないからといって管理を怠ると、不正利用のリスクを高めてしまいます。ICチップが付いているクレジットカードの暗証番号変更には、カードの再発行が必要で手間も時間もかかるため、暗証番号は引き続き厳重な管理を心がけましょう。
よくある質問
Q1.クレジットカードの暗証番号とは?
クレジットカードの暗証番号とは、カードを申し込む際に設定する4桁の数字のことです。暗証番号は、カードの不正利用を防ぐセキュリティ機能のひとつで、カードでの支払い時に番号を入力することで「カードの名義人本人である」という証明になります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.暗証番号を何回も試すとどうなる?
クレジットカードの暗証番号を複数回間違うと、セキュリティ上、ロックがかかるしくみになっています。一度ロックがかかったクレジットカードは再度使用することができず、再発行の手続きが必要となることが一般的です。暗証番号を忘れたときは手当たり次第に何度も番号を試すのではなく、まずはカード会社へ照会するようにしましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.クレジットカードは暗証番号なしで使える?
暗証番号の入力なしにクレジットカードで支払うことを「サインレス決済」と言います。クレジットカードを専用端末にかざすだけで決済できる「タッチ決済(非接触型決済)」もサインレス決済のひとつです。コンビニやスーパーなどの会計に行列ができやすい場所で、できるだけお客さまを待たせないための手段のひとつとして導入されており、暗証番号は必要ありません。
詳しくは以下をご覧ください。
Apple、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。
Google Pay は Google LLC の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2025年6月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。