ETCカードにプリペイド式が存在しない理由とおすすめのカードを紹介
2026.03.26
ETCカードにプリペイド式が存在しない理由とおすすめのカードを紹介
ETCカードにプリペイド式が存在しない理由とおすすめのカードを紹介
2026.03.26
プリペイド式のETCカードは現在発行されておらず、存在しません。これは、チャージ残高不足による渋滞や事故のリスクがあり、高速道路の安全な運用を妨げる可能性があるためです。
現在発行されている個人向けETCカードは、大きく分けて「クレジットカード付帯のETCカード」と「ETCパーソナルカード」の2種類です。中でもクレジットカード付帯のETCカードは年会費無料のものが多く、利用料金に応じてポイントが貯まる、家族カードでも追加発行できるなど、さまざまなメリットがあります。
ここでは、プリペイド式ETCカードが存在しない理由と、利用できるETCカードの種類やメリットについて詳しく解説します。
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プリペイド式のETCカードが存在しない理由
事前に前払いで必要金額をチャージするプリペイド式のETCカードが発行されていない理由は、プリペイド式カード特有のリスクが高速道路の安全性や円滑な運用を妨げる可能性があるためです。
懸念される具体的なリスクや理由について詳しく見ていきましょう。
残高不足で渋滞を引き起こす
仮にプリペイド式のETCカードだった場合、プリペイドにチャージされている金額が残高不足だと、渋滞を起こすおそれがあります。
プリペイドカードの特性上、チャージ残高が不足していると決済が完了しません。不足している場合はいったん停止し、チャージをするか、現金やクレジットカードなど別の手段で料金を支払う必要があるため、渋滞の原因となります。
ETCシステムは料金所での停止をなくし、スムーズな通行によって渋滞を緩和することを目的として導入されました。プリペイド式では残高不足による停止が頻繁に発生する可能性があり、本来の目的に反してしまいます。そのため、プリペイド式は適していないのです。
事故のおそれがある
プリペイド式のETCカードでは、料金所ゲートで重大な事故を起こす危険性があります。
ドライバーが、残高が十分にあると思い込んでゲートに進入した場合、実際には残高不足でゲートが開かず、急停車を余儀なくされます。この急停車により、車両がゲートのバーに衝突する事故や、後続車両に追突される事故が発生する可能性があるのです。
特に高速道路の料金所では、時速20㎞以下に減速するとはいえ、車両は一定の速度で進入するため、急停車は非常に危険です。このような事故リスクを避けるため、プリペイド式のETCカードは発行されていません。
偽造カードが横行する
プリペイド式のETCカードが発行されると、偽造カードが横行するおそれがあります。
かつて高速道路で使用されていたハイウェイカードが廃止された理由の1つに、「偽造カードの横行」があります。金融庁の資料によると、偽造ハイウェイカードによる被害額は推定約300億円とされています。
(出典)金融庁「金融庁金融研究研修センター フォーラム「金融機関と情報セキュリティ」概要報告」を参考
別ウィンドウで「金融庁」のPDFを開きます。
上記ウェブサイトは予告なく変更、または削除される可能性があります。その場合は金融庁ホームページからご確認ください。
別ウィンドウで「金融庁」のウェブサイトへ遷移します。
このような巨額の被害を受けた経験から、同様の偽造リスクを避けるため、プリペイド式のETCカードは発行されていないのです。
現在発行できる個人向けのETCカード
現在発行できる個人向けETCカードは大きく分けて2種類あります。「クレジットカード付帯のETCカード」と「ETCパーソナルカード」です。それぞれ発行条件や費用、特徴が異なるため、自分の状況に合ったカードを選ぶことが大切です。以下の表で違いを確認しましょう。
クレジットカード付帯のETCカードは、クレジットカード会社が発行するETCカードです。クレジットカードの追加カードとして発行され、ETC利用料金はカード利用代金と合わせて後払いで請求されます。年会費無料のものが多く、ポイントも貯まるため、お得に利用できます。また、家族カードを発行した場合は、家族会員名義のETCカードをそれぞれ発行できます。
一方、ETCパーソナルカードは、クレジットカードを持っていない人でも申し込めるETCカードです。事前に保証金を預けるデポジット型のカードですが、このデポジットはプリペイド式の前払金とは異なり、通行料金には使えません。実際の利用料金は、毎月指定の金融機関口座から引き落とされるしくみです。
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ETCカードを作成する方法
個人向けのETCカードを作成する方法は、大きく分けて3つあります。クレジットカードの保有状況や審査の可否によって、選べる作成方法が異なるためです。
これらは法人向けのETCカードとは異なり、個人が利用することを目的としたカードです。それぞれ発行条件や申込手順が異なるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
ここでは、個人向けETCカードの3つの作成方法について、それぞれの特徴と手順を詳しく解説します。
クレジットカード付帯のETCカード
クレジットカード付帯のETCカードの作成方法は、以下のとおりです。
クレジットカードを持っていない場合は、まずクレジットカードを申し込みましょう。申込時に「ETCカードも一緒に申し込む」という選択ができるカードもあります。審査に通過するとクレジットカードが発行され、その後ETCカードも発行されて手元に届きます。
すでにクレジットカードを持っている場合は、審査不要でETCカードの追加が可能です。カード会社指定の方法で申し込みを行います。例えば、三井住友カードの場合、Vpassアプリや会員サイトから簡単に申し込みができます。
なお、ETCカード発行までの期間はカード会社によって異なりますが、新規でクレジットカードを作成する場合より、すでにクレジットカードを持っていて追加発行するほうが少し早く発行される傾向があります。
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家族カードに付帯するETCカード
新規でクレジットカードやETCパーソナルカードを作るのが面倒な場合、家族にクレジットカードを持っている人がいれば、家族カード会員になることでETCカードを発行できます。
家族カードとは、本会員のクレジットカードに紐付く追加カードのことです。家族カード会員になると、審査不要でETCカードを申し込めるため、手続きが簡単です。また家族カードの中には、本会員のクレジットカードと同等の特典が付帯するものもあります。
三井住友カードの場合、Vpassアプリや自動音声応答サービスから「ETC家族カード申込書」を請求し、手続きを行うことで、家族カード会員名義のETCカードが発行されます。
一部お申し込みができないカードもあります。
家族カード
家族カード
ETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードを作成する場合、申込書への記入が必要です。ETCパーソナルカード事務局の公式サイトから申込書を印刷するか、サービスエリアなどで入手しましょう。必要事項を記入し、本人確認書類のコピーとともに郵送で提出します。
申込書が受理されるとデポジットの振込案内が届き、デポジットを振り込むとカードが発行されるしくみです。申込書の郵送やデポジット振り込みの手続きがあるため、発行までには通常1ヵ月程度かかります。
ETCパーソナルカードのメリットは、クレジットカードのような与信審査がなく、16歳から発行できる点です。一方で、デポジット(平均利用月額の4倍)を預ける必要があることや、年会費1,257円(税込)がかかること、発行までに時間がかかることなどのデメリットもあります。
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ETCカードはクレジットカード付帯のものがおすすめの理由
クレジットカード付帯のETCカードには、条件により年会費が無料、ポイントが貯まる、申し込みが簡単など、さまざまなメリットがあります。ここでは、クレジットカード付帯のETCカードをおすすめする理由を紹介します。
クレジットカード付帯のETCカードには、年会費無料、または初年度無料や年1回以上の利用で無料になるものが多く、コストを抑えてETCを利用できます。
また、クレジットカード付帯のETCカードは、高速道路の利用料金もクレジットカードのポイント還元の対象です。貯まったポイントは買い物や商品交換、マイルへの移行など、さまざまな用途に使えるため、お得といえるでしょう。
さらに、クレジットカードの「家族カード」を発行すれば、その家族カードに対してもETCカードを追加発行できます。ETCの利用はETCカード名義人が運転、もしくは同乗していることが原則のため、人数分のETCカードを用意しておくと安心でしょう。
多くのクレジットカード会社では、会員専用ウェブサイトやアプリからETCカードの申し込みができるので、その点も忙しい方にとってはメリットでしょう。申込書を取り寄せて郵送する必要がないため、スムーズにETCカードを入手できます。
そのほか、多くのカード会社では補償制度が用意されていることもメリットです。万が一、カードが不正利用された場合でも、付帯元クレジットカードの会員保障制度などにより被害に対する補償を受けられます。このような手厚いサポート体制があり安心して利用できる点も、クレジットカード付帯のETCカードの大きなメリットです。
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三井住友ETCカードの特徴
三井住友カードのETCカードは、年1回以上のETC利用で年会費が無料になる、お得で使いやすいETCカードです。
前年度に一度もETC利用のご請求がない場合は、ETCカード年会費550円(税込)のお支払いが必要となります。
ETCシステムに対応した料金所をスムーズに通過でき、利用料金に応じてVポイントが貯まります。特に三井住友カード プラチナプリファードなら、ETC利用で3%のポイント還元(通常のポイント分を含む)が受けられ、非常にお得です。さらに、ETCマイレージサービスに登録すれば、道路事業者のマイレージも貯まるため、ダブルでポイントを貯められます。
インターネットから24時間いつでも申し込みが可能で、通常2週間程度で手元に届きます。また、万が一盗難などの被害に遭って不正利用された場合は会員保障制度に基づき、特別なケースを除き、カードの利用停止の手続きをした日の60日前からの損害が補償されるため、安心して利用できます。
カード付帯保険は、カードの種類により補償内容や保険金額、適用条件などが異なります。
実際の保険金のお支払い可否は、普通保険約款および特約などに基づく保険会社の審査があります。
ETCカード
ETCカード
ETCカードが発行できる!おすすめの三井住友カードを紹介
クレジットカード付帯のETCカードを発行するなら、付帯元のクレジットカード選びが重要です。ここでは、ETCカードを発行できる三井住友カードの中から、特におすすめのカードを紹介します。
三井住友カードは年会費無料のものから高還元率のカードまで幅広いラインナップがあり、自分の利用スタイルに合わせて選べます。それぞれの特徴やメリットを確認して、最適なカードを見つけましょう。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
高校生を除く満18歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
また、三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
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おすすめポイント
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。カード番号・有効期限・セキュリティコードが券面に表記されない、安心・安全のナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
なお、三井住友カード プラチナプリファードなら、ETCの対象加盟店利用で+2%還元になるため、通常のポイント分を含むと3%還元でお得に貯まります。
ETCカードを作るならクレジットカード付帯のものが便利でお得
プリペイド式のETCカードは、渋滞や事故のリスク、偽造カードの問題などから、現在発行されていません。
個人向けのETCカードにはクレジットカード付帯のETCカードとETCパーソナルカードがあります。どちらもETCを利用できますが、クレジットカード付帯のETCカードは年会費無料が多い、ポイントが貯まる、申し込みが簡単、家族カードでも発行できるなど、より多くのメリットがあります。
ETCカードを作るなら、便利でお得なクレジットカード付帯のETCカードを選ぶことをおすすめします。
よくある質問
Q1.プリペイド式のETCカードはありますか?
プリペイド式のETCカードは現在、存在しません。プリペイド式のETCカードが存在しない主な理由は3つあります。渋滞を引き起こす可能性があること、残高不足による急停車で事故のリスクがあること、偽造カードが横行しやすくなるおそれがあることです。これらの理由から、安全性と利便性を考慮して、プリペイド式のETCカードは発行されていません。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.クレジットカードがなくても作れるETCカードはありますか?
ETCパーソナルカードは、クレジットカードを持っていなくても作成できます。デポジットを事前に預けることで発行されるETCカードで、クレジットカードのような与信審査がありません。ただし、平均利用月額の4倍のデポジットが必要なことや、年会費1,257円(税込)がかかること、郵送での申し込みからカード発行までに約1ヵ月かかることなどのデメリットがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.クレジットカード付帯のETCカードとETCパーソナルカードはどちらがおすすめですか?
クレジットカード付帯のETCカードがおすすめです。クレジットカード付帯のETCカードは、条件によって年会費が無料になるものもあり、ETCマイレージ以外にクレジットカード独自のポイントも貯まります。また、家族カードを発行すればその家族カードにもETCカードを追加発行できます。ウェブやアプリから簡単に申し込みが可能なものも多く、申し込みに手間がかかりません。さらに、不正利用検知システムなど最新のセキュリティ対策があり、万が一の際には補償制度も用意されています。
詳しくは以下をご覧ください。
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Google Pay は、 Google LLC の商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
2026年3月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。