ニュースリリース

2022年5月25日

西日本鉄道でVisaのタッチ決済による実証実験

 

~福岡の観光地への移動がスムーズに~

2022年5月25日

西日本鉄道でVisaのタッチ決済による実証実験

 

~福岡の観光地への移動がスムーズに~

  • 西日本鉄道株式会社
  • 三井住友カード株式会社
  • QUADRAC株式会社
  • ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社

西日本鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:林田 浩一)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)は、西日本鉄道の電車(以下、西鉄電車)において、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による改札機通過に関する実証実験を7月15日(金)より開始します。


Visaのタッチ決済による改札機通過 イメージ

Visaのタッチ決済とは、Visaのタッチ決済機能のあるカードやスマートフォン等を機器にかざすことで、決済をスピーディに完了する仕組みです。今回の取り組みでは、福岡の観光の中心となる西鉄福岡(天神)や太宰府などの西鉄電車5駅の改札口に、Visaのタッチ決済に対応した専用改札機または簡易読み取り機を設置いたします。この取り組みにより、券売機で切符を購入したり、ICカードにチャージしたりすることなく鉄道乗車が可能になり、券売機やのりこし精算機前の密回避や大きな手荷物をお持ちの場合でもスムーズにご利用いただけます。

Visaのタッチ決済は、世界で約500以上の公共交通機関に導入されており※、一般的な乗車方法として認知されています。(※2021年年次報告書による)国内の乗客のみならず、世界で広く普及する乗車手段を導入することにより、今後次第に回復が期待されるインバウンド観光客にとっても、便利に安心してご旅行を楽しんでいただける環境づくりの一環として期待されます。

今後、本格導入を目指し、お客様のご意見を伺いながら、対象駅拡大などについて検証を進めてまいります。

この機会にVisaのタッチ決済にて西鉄電車をご利用いただければと思います。

概要

概要

専用改札機または簡易読み取り機を設置した西鉄電車の5駅において、Visaのタッチ決済機能のあるカードやスマートフォン等を入場時と出場時にかざすことで、改札通過と運賃精算を行うことができます。なお、対象駅以外ではVisaのタッチ決済のご利用はできません。

【実証期間】2022年7月15日(金)~2023年3月末(予定)

【対象者】Visaのタッチ決済機能付きカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマホ等をお持ちの方

【対象駅】西鉄福岡(天神)、薬院※、大橋※、太宰府、西鉄柳川※

簡易読み取り機設置駅

対象駅 イメージ

【イメージ】

専用改札機・簡易読み取り機 イメージ

【Visaのタッチ決済乗降履歴確認方法】

交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイト(https://q-move.info/)にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご覧いただけます。

【各社役割】

西日本鉄道株式会社:旅客鉄道の運行、乗客への案内

三井住友カード株式会社:キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供

QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済及び認証に関するSaaSプラットフォーム(Q-move)提供

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション

<Visaのタッチ決済について>

Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要※で、スピーディかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。既に海外では広く普及しており、アメリカを除く全対面取引の70%がタッチ決済で行われております。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、7,100万枚、ご利用可能な端末数も100万台を超えており(2022年3月末現在)、公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入、国内においても17道府県23プロジェクト(本件含む)が進行中で、幅広いシーンで拡大しています。

一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。

<stera transitについて>

stera transitロゴ

決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。

「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

もっと三井住友カードについて知る

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