ニュースリリース

2022年5月30日

長良川鉄道にて、Visa のタッチ決済を導入

 

~キャッシュレス運賃収受器「LV-700」国内初~

2022年5月30日

長良川鉄道にて、Visa のタッチ決済を導入

 

~キャッシュレス運賃収受器「LV-700」国内初~

  • 長良川鉄道株式会社
  • 三井住友カード株式会社
  • レシップ株式会社
  • QUADRAC 株式会社
  • ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社

長良川鉄道株式会社(本社:岐阜県関市、代表取締役社長:日置敏明)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西幸彦)、レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本眞)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田昌幸)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)は、長良川鉄道の運行する路線の車内において、三井住友カードが提供する公共交通向けソリューション「stera transit」を導入します。これにより、Visaのタッチ決済による交通利用が6月1日より可能となります。


今回の取り組みでは、岐阜県が全国に誇る名川“長良川”の沿線を走り流域の四季折々の景色が楽しめる長良川鉄道に、Visaのタッチ決済を導入することで、多くのお客様にストレスフリーの観光体験を提供いたします。

長良川鉄道 イメージ

長良川鉄道 路線図  http://www.nagatetsu.co.jp/route/

車内に設置されるキャッシュレス運賃収受器は、レシップ製の「LV-700」が採用されています。「LV-700」は、小型で防滴性能を備え、耐久性、メンテナンス性に優れていることから、鉄道車両内の設置において、乗客の利便性、事業者の運用、維持管理が容易となります。レシップは、鉄道用ワンマンシステムにて国内シェア約90%の導入実績があり、「LV-700」は既に運用されているワンマン運転車両用の運賃収受機器と連携できることを特徴としています。また、「LV-700」はクレジットカードなどのカード決済だけでなく、FeliCaやQRコード決済にも対応できるため、今後の様々なキャッシュレス決済への拡張性も期待できます。

 

更に、QUADRACが提供する交通決済クラウドサービス「Q-move」と接続して決済処理を行うため、安心・安全でスピーディーな運賃決済が可能で、お客様の乗降履歴は降車後、すぐにQ-moveサイトで確認することが出来ます。

<キャッシュレス運賃収受器「LV-700」設置イメージ>

設置場所 イメージ

<Visa のタッチ決済乗降履歴確認方法>

交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供する QUADRAC の Q-move サイトにアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご覧いただけます。

Q-move サイト https://q-move.info/

Q-move サイトイメージ

<Visa のタッチ決済について>

VISAロゴ イメージ

Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。既に海外では広く普及しており、アメリカを除く全対面取引の70%がタッチ決済で行われております。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、7,100万枚、ご利用可能な端末数も100万台を超えており(2022年3月末現在)、公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入、国内においても18道府県24プロジェクト(本件含む)が進行中で、幅広いシーンで拡大しています。

一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。

<stera transit について>

steraロゴ イメージ

決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。

「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

<各社役割>

●長良川鉄道株式会社:鉄道の運行、乗客への案内

●三井住友カード株式会社:キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)

●レシップ株式会社:キャッシュレス決済用システムの開発・提供

●QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済及び認証に関するSaaSプラットフォーム(Q-move)の提供

●ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション

今後も、お客さまにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、更なるキャッシュレス化の推進に努めてまいります。

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