クレジットカードを初めて持つ人に知ってほしい注意や対処法
2023.06.02
クレジットカードを初めて持つ人に知ってほしい注意や対処法
2023.06.02
社会人の必須アイテムでもあるクレジットカード。日々のお買い物から公共料金の支払いまでさまざまな場面で利用することができ、とても利便性の高い一方で、使い方を間違えてしまうと思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。そこで、初めてクレジットカードを利用する際に注意すべきことについて、詳しく解説していきます。
クレジットカードは毎日のお買い物や公共料金の支払いで利用できる便利なサービスですが、利用にはいくつかの注意点があります。クレジットカードを利用するにあたり、どのような注意点があるのか詳しくみてみましょう。
支払い期限を守る
クレジットカードを使って支払った金額は、引き落とし日に、指定した銀行口座から引き落とされます。銀行口座の残高が不足していると、支払い遅延となってしまうため注意しましょう。支払いが遅れるとクレジットカードの利用が制限されたり、信用情報機関に支払い遅延の事実が記録されたりする場合があります。信用情報に記録が残ってしまうと、新しくクレジットカードを作る際の審査結果に影響する可能性があります。
毎月の支払い日までには、確実に口座へ入金を済ませておきましょう。
締め日と引き落とし日を覚えておく
クレジットカードに設定されている「締め日」「引き落とし日」をそれぞれ確認しておくことも大切です。
クレジットカードの利用金額は1ヵ月ごとのカード利用額を集計する「締め日」にまとめられ、「引き落とし日」に口座から引き落とされる形でカード会社に支払われます。
例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」の場合、毎月16日から翌月の15日までの利用分が集計され、翌月10日に支払うことになります。締め日と引き落とし日を覚えておけば、例えば購入日を15日から数日後ろにずらすだけで、支払いを1ヵ月後ろにずらすことも可能です。
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利用状況を確認する
クレジットカードを利用する際は、「うっかり使いすぎてしまう」という点に注意が必要です。
クレジットカードは現金・デビットカードと違い、財布や口座に残高がなくても支払いができてしまいます。利用状況をよく確認しないままでは、使いすぎて翌月以降の支払いができなくなってしまうことも考えられます。
クレジットカードの利用状況は、こまめにチェックできるアプリでの確認がおすすめです。また、カード会社で提供されている「使いすぎを防止するサービス」を利用するのも良いでしょう。
三井住友カードなら、1ヵ月の利用金額の合計が指定した金額を超えたタイミングで、使いすぎをお知らせしてくれる「使いすぎ防止サービス」を利用できます。
詳細は以下をご確認ください。
利用可能枠や口座残高を確認する
クレジットカードには、一定期間のあいだで利用できる上限金額(利用可能枠)があります。利用可能枠の金額までしか利用できないため、使いすぎると支払いのタイミングによっては、クレジットカードを利用できなくなってしまいます。本当に必要なときにカードが利用できるよう、利用可能枠に対して余裕を持った使い方をすることが大切です。また、毎月の利用額を支払える残高が口座に残っているかも併せて確認しておきましょう。
利用可能枠はクレジットカードの種類や個人ごとに変わるため、カードを受け取った時点で最初に確認しておきましょう。
利用限度額を超えてしまったら?
クレジットカードの支払いに利用できる限度額を超えてしまった場合、支払いを行うまで一時的にクレジットカードによる支払いができなくなります。ふたたびクレジットカードを利用するには、以下のような方法があります。
引き落とし日に利用額を支払った場合、支払った金額の分だけ利用可能枠が復活します。また、引き落とし日の前でも、限度額を引き上げることでクレジットカード利用を再開することもできます。利用限度額の引き上げには所定の審査があるものの、クレジットカードの利用再開を急ぎたい場合にはカード会社に相談してみるのもひとつの方法です。
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カードは他人に貸さない
クレジットカードは、他人に貸したり渡したりすることがないように注意してください。
クレジットカードを使えるのは審査を通過した本人のみであり、たとえ配偶者や子供などの家族であっても貸し借りすることはできません。貸し借りはカード会員規約で明確に禁止されていて、違反した場合にはクレジットカードを使えなくなる場合もあります。
暗証番号は他人に教えない
クレジットカードを作成する際は「暗証番号」を設定しますが、この情報は絶対に他人に教えないようにしましょう。
カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合、暗証番号を知っている人に不正利用される可能性があります。カード会社では不正利用された場合に一定の補償を受けることができますが、暗証番号が使われたうえで不正利用されたケースでは基本的に補償を受けられません。
インターネット上での扱いに注意する
クレジットカードはネットショッピングなどでの決済に大変便利ですが、誤った使い方をしてしまうと、不正利用されるリスクが伴うことを理解しておくことも大切です。しっかりとセキュリティ対策をしてから利用しましょう。
また、ブラウザやOSはできる限り最新のものにしましょう。最新のものでないと、セキュリティが十分でないケースがあります。
クレジットカードの利用にはメリットだけでなくさまざまな注意点もあります。上記の内容をしっかりと理解したうえで、正しい使い方を心がけましょう。
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暗証番号を設定するときの注意点
これまでにご紹介したクレジットカードを使ううえでの注意点のほか、暗証番号を設定する際にも注意が必要です。
クレジットカードを申し込む際に設定する暗証番号は、誕生日や連番など他人に推測されやすい番号は避けるようにしましょう。そして、クレジットカードに暗証番号を記入したり、クレジットカードの保管場所に暗証番号のメモを残したりすることは絶対にしないように気を付けましょう。
三井住友カードでは、生年月日や電話番号(自宅・携帯)、またはそれらの組み合わせおよび「0000」~「9999」の4桁の同一番号は漏えいのリスクが高いと考え、設定できないようになっています。
暗証番号の管理が不十分な場合、補償が受けられない場合があります。
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暗証番号を忘れてしまった場合は?
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合、カード会社に連絡して確認しましょう。
クレジットカードの裏面にはヘルプデスクの電話番号が記載されており、多くのカード会社では24時間無休で問い合わせに対応しています。
また、カード会社によっては会員専用のウェブサイトで確認することも可能です。
三井住友カードでは、WEBサービス「Vpass」または電話にて手続きすることで、約1週間から10日で登録住所に「暗証番号通知書」が郵送されます。
暗証番号がロックされてしまったら?
暗証番号の入力を一定回数に渡って間違えた場合、クレジットカードがロックされて利用できなくなります。「何回間違えるとロックされるか」という情報はどのカード会社も公表していません。もしロックされてしまった場合は、カード会社に連絡しましょう。
カードの利用明細に身に覚えのない請求があったら?
クレジットカードを紛失したり暗証番号が他人に知られたりした場合、本人が知らないところで不正利用されるリスクがあります。
不正利用されてしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。対処方法をみていきましょう。
不正利用されたと気づいたときの対処法
不正利用されていることに気が付いたときは、迅速に対処することが大切です。
具体的には、以下の流れでカードの利用停止手続きを行うことになります。
カード会社は、利用者から不正利用の連絡が入ると、該当するクレジットカードの利用停止を行い、不正利用の調査を行ってくれます。実際に不正利用が判明した場合、保障制度を利用して被害額の補償を受けることが可能です。不正利用されたクレジットカードは無効になり、新しいクレジットカードが届きます。
三井住友カードの不正利用に対する取り組み
三井住友カードでは、不正利用による被害を防ぐため、さまざまな取り組みを行っています。
業界最高水準の不正検知システムによって、24時間365日いつでもクレジットカードの不正利用がないかをモニタリングしています。万が一不正利用された場合でも、特別なケースを除いて「紛失・盗難の届け出日の60日前から」損害を補償します。
補償がされるケースとされないケースに関しては以下の記事で詳細に解説しているので、合わせてご確認ください。
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不正利用に備えて、即時にカード利用の制限・解除をVpassで行うこともできます。
詳細は以下をご確認ください。
クレジットカード選びのポイント
初めてクレジットカードを持つ方のなかには、「自分にはどのカードが合っているか」という点で悩む方も少なくありません。クレジットカードを選ぶ際は、以下のようなポイントを比較検討しましょう。
クレジットカードに設定されている年会費はクレジットカードごとにさまざまであり、年会費が永年無料のカードもあれば、年間数千円~数万円の年会費がかかる場合もあります。
また、ポイント還元率もカード選びで重要な比較ポイントです。
例えば、5,000円のお買い物をしたとき、ポイント還元率が0.5%のカードだと貯まるポイントは25ポイントです。一方、ポイント還元率が1%のカードの場合は50ポイントが貯まります。還元率が高いほど効率的にポイントを貯めることができるため、クレジットカード選びでは特に重視して比較検討したい項目です。
また、ポイント還元率を重視するなら、通常の還元率の高さだけで決めるのではなく、特定の店舗での利用でお得にポイントが貯まるクレジットカードを選びましょう。
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初心者におすすめの三井住友カードとは?
ここで、セキュリティの高さやポイント還元率の高さから、初心者の方におすすめできる三井住友カードのクレジットカードをご紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(CL/カードレス)
お申し込みから決済、利用状況の管理まで、すべてをスマートフォンからの操作で完結できるのが大きな特徴。カード番号・有効期限といったカード情報の確認や利用状況の管理は、Vpassアプリから可能です。Vpassアプリは生体認証ログインにも対応しているため、なりすましや不正利用を防ぎ、安心・安全にご利用いただけます。
スマホ一台で身軽にお買い物
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三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
(CL/カードレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
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おすすめポイント
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飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
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最高
2,000万円
※1 即時発行ができない場合があります。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)なら、ポイント還元率が最大7%!
通常、毎月のご利用金額の合計200円(税込)ごとに、Vポイントが1ポイント付与(0.5%還元)されますが、対象のコンビニ・飲食店で三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)をスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7%になります。
ポイント還元率はご利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
一部、ポイント加算対象とならない店舗、および指定のポイント還元率にならない場合があります。
一部、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済がご利用いただけない店舗があります。
Google Pay™ で、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。
お店側で高額のご利用を制限されている場合があります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は最大7%還元の対象となりません。
詳細は以下ホームページをご確認ください。
クレジットカードが届いたらやるべきこと
クレジットカードが手元に届いたら、まずやるべきことが4つあります。
カードに記載された情報を確認する
まずはカードに記載された以下のような情報を確認しましょう。
ローマ字で刻印された自分の氏名、クレジットカードがいつまで使えるかを示す有効期限を確認しましょう。
なお、ナンバーレスのカードなど、カード券面に有効期限が記載されていない場合もありますので注意してください。
券面に記載がない一部の三井住友カードの有効期限は、Vpassアプリから確認できます。
同封されている書類に目を通す
同封されているカードの台紙や書類にも目を通しておきましょう。
利用可能枠や会員情報など、重要な情報が記載されています。カード会社のウェブサービスへのログインに必要な情報や、利用規約なども記載されている場合があるため、捨てずに保管しておいてください。
カードの裏面にサインをする
必ず裏面に自筆で署名(サイン)を記入します。
サインがないクレジットカードは紛失・盗難時に第三者が勝手にサインを書き込んで、不正利用に使われるリスクが高まるだけでなく、補償が受けられない場合があります。
なお、サインは原則好きな字体で書くことができます。ただし、カードに記載したものと決済時のサインは同じであることが重要です。
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カード会社のオンラインサービスに登録する
カード会社によっては、会員向けのオンラインサービスを用意しています。クレジットカードが手元に届いたあと、早めに会員登録しておくことをおすすめします。
オンラインサービスに登録しておくことで毎月の利用額や利用可能枠、利用残高などを確認できます。カード会社によっては、オンラインサービス上で暗証番号の確認も可能です。
三井住友カードでは明細のご確認や緊急の連絡までオンラインで完結する「Vpass」をご利用いただけます。
三井住友カードの「Vpassアプリ」とは
カードの利用状況やポイント残高がいつでも確認できます。さらに、VpassアプリとMoneytreeを連携することで、毎月の収支を確認できる家計管理機能を搭載。クレジットカードも銀行も、ポイントも電子マネーも、これひとつで管理することができます。
クレジットカードを使ううえでの注意点をおさえて、安心・安全に使おう
クレジットカードを安全に利用するには、暗証番号・パスワードを適切に管理することが第一です。
わかりにくい番号に設定する、カードに直接書き込まないといった基本的な注意点を守るだけで、不正利用のリスクを軽減させることができるでしょう。万が一不正利用をされた際は、スピーディーな利用停止とカードの再発行を行うことが大切になります。
三井住友カードではVpassアプリ上で利用停止や登録情報の変更手続きが行えるため、クレジットカードを受け取ったらすぐに登録することをおすすめします。
よくある質問
Q1.クレジットカードを利用するうえでの注意点を教えてください。
クレジットカードを利用するうえでは、「締め日を確認して支払い期限を守ること」「利用状況や、口座の残高を確認しておくこと」「他人にカードを渡したり暗証番号を教えたりしない」といったことが注意点として挙げられます。暗証番号・パスワードが知られると不正利用される可能性があるため、それらが他人に渡らないように注意が必要です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.身に覚えのない請求がされたときの対処法を教えてください。
身に覚えのない請求がされている場合、まずカード会社に連絡をしてカードの利用停止の手続きを行いましょう。そのうえでクレジットカードの再発行を行います。不正利用であることが確定したあとは、カード会社による補償を受けることが可能です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.クレジットカードが発行されたあとは何をすればいいですか?
クレジットカードが発行されたら、まずはカードに記載された情報を確認しましょう。同封されている書類も、利用規約などの重要情報が記載されているので捨てずに保管しておきます。次に、カードの裏面にサインをすることも重要です。サインがないカードは、万が一不正利用をされても補償が受けられない場合があります。
詳しくは以下をご覧ください。
Apple、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。
Google Pay は、 Google LLC の商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
2023年6月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。