学生向けクレジットカードの限度額・利用可能枠の上限は?増枠方法も解説
2024.08.27
学生向けクレジットカードの限度額・利用可能枠の上限は?増枠方法も解説
学生向けクレジットカードの限度額・利用可能枠の上限は?増枠方法も解説
2024.08.27
クレジットカードは、高校生を除く満18歳以上であれば学生であっても作ることができます。買い物や支払いに便利なクレジットカードですが、利用のときに知っておきたいのが限度額についてです。
学生向けクレジットカードでは、どれくらいの金額が上限とされているのでしょうか。
ここでは、学生向けクレジットカードの限度額や増枠する方法について解説します。利用可能枠の上限を超えたときの対応についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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学生が作れるクレジットカードの利用限度額はいくら?
学生がクレジットカードを作成する場合、その限度額は10万~30万円程度と低めに設定される傾向にあります。本来、クレジットカードは名義人の属性や信用情報をもとに審査が行われます。そのため、年収が高い人はその分限度額も高い傾向にあります。
ただし、学生の場合は収入がないケースも少なくありません。この場合は、例外として親権者の属性や信用情報に基づいて審査が行われます。しかし「親権者の支払い能力=本人の支払い能力」ではないため、限度額は低めに設定されることが一般的です。
なお、クレジットカードの限度額は、引き落とし日に支払いが完了したタイミングでリセットされます。
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限度額はクレジットカードで支払うことができる上限
クレジットカードの限度額とは、カードを利用できる上限額です。限度額には「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠が含まれており、それぞれの利用合計額を限度額内に収める必要があります。
例えば、ショッピング枠30万円、キャッシング枠10万円のクレジットカードの場合、このカードの限度額は30万円となります。そのため、キャッシング枠10万円のうち5万円をキャッシングすると、ショッピング枠としての利用可能額は25万円となります。
ただし、キャッシングをしなかった場合は、ショッピング枠として30万円まで利用することが可能です。
利用限度額が30万円までが多い理由
学生がクレジットカードを作る場合、上限額は高くても30万円程度とされています。これは、十分な信用情報がないことがひとつの要因です。
学生は初めてクレジットカードを作ることが多く、審査の際に「これまで期日に遅れることなく支払いを行ってきたか」という支払い実績を確認することができません。そのため、カード会社としては限度額を低めに設定せざるを得ないのです。
また、割賦販売法による定めも限度額が低く設定される要因です。割賦販売法とは、クレジットカードの過剰な利用による消費者被害防止を目的としている法律のことです。支払い能力を超えたクレジット契約を禁止する「過剰与信防止義務」が定められており、例外措置として、限度額が30万円以下のクレジットカードについては、過剰な債務や延滞などがないことを確認する簡易的な審査で発行できるものとされています。
これにより、収入が少ない学生でも限度額が30万円以下であれば発行しやすいしくみとなっています。
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学生のクレジットカード利用限度額を増やす方法
「卒業旅行の代金をクレジットカードで支払いたい」、「大学で使うパソコンを買い替えたい」というときは、現在のクレジットカードの利用限度額では足りないことがあるかもしれません。その場合は、「増枠申請をする」、「複数のクレジットカードを使い分ける」などといった方法で利用限度額を増やすことができます。
ここでは、利用限度額を増やす主な3つの方法について確認していきましょう。
増枠申請をする
増枠申請には「一時的な増枠」と「継続的な増枠」の2種類があります。一時的な増枠は「海外旅行へ行く」、「家電を買い替える」など、利用代金の増額が見込まれる際に、一時的に上限額を引き上げる方法です。一方、継続的な増枠は、引き上げた上限額がそのまま継続される方法です。
利用シーンや目的に応じて、ニーズに合った増枠申請の方法を選びましょう。
ただし、どちらも審査が必要で、学生の増枠については上限が設けられている場合があります。また、クレジットカードを作ってから間もない場合は増枠申請をできないこともあるため注意が必要です。
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複数のクレジットカードを使い分ける
クレジットカードの限度額は、1枚あたりに設定されている上限額です。そのため、複数のカードを使い分けることも1つの方法です。例えば、限度額が30万円のカードを異なるカード会社で2枚持っていれば、合計で60万円まで利用することができます。同じカード会社で2枚持っていた場合、各カードの限度額を合算するのではなく、限度額が高いカードの金額が適用されます。
ただし、複数枚のクレジットカードを使い分ける際は、支払い能力を超えて使わないように注意が必要です。もし利用代金が膨らんで支払いができなければ、信用情報に傷をつけてしまうリスクがあります。
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利用実績を定期的に作って信用を高める
学生の場合は、登録されている信用情報が少ないことから、カードの作成当初は限度額が低めに設定されます。しかし、定期的にクレジットカードを利用し、きちんと期日どおりに利用代金を支払っていると、「遅れることなく利用代金を支払う契約者」という実績を積み上げられます。
カード会社は定期的に利用状況をチェックしたうえで、限度額を見直しているため、見直しが行われる際に、より大きな限度額を自動的に設けてもらえる可能性があります。
反対に、利用代金の支払いが遅れたり、債務整理を行ったりした履歴があると、カード会社からの信頼度が下がる要因になるため注意しましょう。
限度額を超えたらどうなるか
限度額を超えてしまうと、クレジットカードの利用ができなくなります。クレジットカードの限度額がリセットされるのは次の引き落としのタイミングで、支払った金額だけ限度額の枠が復活するしくみです。
三井住友カードを例に詳しく説明しましょう。
例えば、1月20日に利用限度額が30万円の三井住友カードを、限度額の30万円まで利用した場合、締め日は2月15日でお支払い日は3月10日になります。すでに限度額まで利用しているため、3月10日に支払いが完了するまではこのカードは利用できません。
支払いが完了すると、再び限度額の30万円まで利用することが可能になります。
必要なときに「限度額を超えていて使えない」ということにならないように、計画的にクレジットカードを利用するようにしましょう。
利用限度額を超えないようにするための予防策
利用限度額を超えないようにするためには、定期的に利用明細を確認することが大切です。利用明細は、紙で送られてくるもののほかに、会員向けサイトやスマートフォンアプリですぐに確認できます。
「思ったよりも利用代金が膨らんでしまった」という事態を防ぐためには、「週に一度利用明細を確認する」などといったルールを作っておくとよいでしょう。
また、カード会社によっては、スマートフォンアプリでカード利用の通知を受け取ることもできます。通知はリアルタイムで届きますので、不正利用に気付きやすいのもメリットのひとつです。
三井住友カードなら、スマートフォンアプリで利用状況の確認が可能
三井住友カードの「Vpassアプリ」なら、クレジットカードの利用状況やご利用可能額などがいつでも確認できます。日々の買い物などでクレジットカード払いをした最新状況を把握できるため、便利に活用できるでしょう。
さらに、VpassアプリとMoneytreeを連携することで、毎月の収支を確認できる家計管理機能を搭載。クレジットカードも銀行も、ポイントも電子マネーも、これひとつで管理することができます。
三井住友カードの便利なサービス
三井住友カードでは、カードのご利用内容をリアルタイムにお知らせする「ご利用通知サービス」を提供しています。
ご利用通知サービスは、カードをご利用いただいた利用先や日時、金額などをアプリのプッシュ通知・メール・LINEでお知らせする機能です。身に覚えのないご利用についてもすぐに把握できるので、安心してクレジットカードをご利用いただけます。
また、三井住友カードでは「使いすぎ防止サービス」も提供しています。使いすぎ防止サービスは、1ヵ月のご利用金額が指定金額を超えたタイミングでお知らせが届くサービスです。
通知金額は1万円(税込)以上から設定できますので、限度額が低いクレジットカードでも便利にご利用いただけます。ご予算の範囲内でクレジットカードを使うためにも、ぜひ使いすぎ防止サービスをご活用ください。
学生にもおすすめの三井住友カード
学生でも作れるおすすめの三井住友カードを紹介します。ポイントが貯まりやすく、アプリをダウンロードすれば、ネットで使用状況が確認できるなど使いやすい機能もつけられます。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)・(CL/カードレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できる、スタンダードなクレジットカードです。
券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスカードのため、初めての方でも安心・安全。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。
スマホだけで完結したいという方は、プラスチックカードが発行されないカードレス(CL)もご用意しております。
学生におすすめのクレジットカード
学生におすすめのクレジットカード
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~10% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
学生ポイント
対象のサブスクで
ポイント
最大10%還元 4
学生ポイント
LINE Payのチャージ&ペイを
ご利用で
ポイント
最大3%還元 4
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 学生ポイント加算の条件・上限については必ずホームページをご確認ください。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
学生におすすめのクレジットカード
学生におすすめのクレジットカード
三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
(CL/カードレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~10% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
学生ポイント
対象のサブスクで
ポイント
最大10%還元 4
学生ポイント
LINE Pay(チャージ&ペイ)
LINE Payの利用で
ポイント
最大3%還元 4
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)なら、ポイント還元率が最大7%!
通常、毎月のご利用金額の合計200円(税込)ごとに、Vポイントが1ポイント付与(0.5%還元)されますが、対象のコンビニ・飲食店で三井住友カード(NL)・三井住友カード(CL)をスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うと、ポイント還元率が通常のポイント分を含んだ7%になります。
ポイント還元率はご利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
一部、ポイント加算対象とならない店舗、および指定のポイント還元率にならない場合があります。
一部、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済がご利用いただけない店舗があります。
Google Pay™ で、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。
お店側で高額のご利用を制限されている場合があります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は最大7%還元の対象となりません。
詳細は以下ホームページをご確認ください。
学生だけが得をする!学生ポイントならポイント最大+9.5%還元
三井住友カードを持つ学生の皆さまに向けたサービスの「学生ポイント」は、特定加盟店で利用すると最大+9.5%のポイント還元。さらに、分割払いを利用した際に発生する分割手数料を、全額相当ポイントで還元するサービスです。面倒な手続きやエントリーは一切必要なく、対象カードを本会員として保有する学生であれば誰でも適用されます。
また、学生ポイントの対象カードなら、対象のコンビニ・飲食店でスマホでのタッチ決済利用でポイントは最大7%(※1、2)還元されますから、日常の利用でポイントがどんどん貯まっていくでしょう。
ポイント加算には条件・上限があります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※1:商業施設内の店舗など、一部加算対象とならない店舗、および指定の還元率にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、Vポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2:通常のポイント分を含んだ還元率となります。
特定加盟店の利用で最大+9.5%ポイント還元!
対象のサブスクリプションサービス(サブスク)の月額利用料金や携帯料金のお支払いを対象のクレジットカードで支払うだけで、ご利用金額の合計200円(税込)につき1ポイント(0.5%)が貯まる通常のポイント分に加え、最大9.5%ポイントが還元されます。
また、三井住友カードのVisaブランドのカードで利用できる、LINE Payのチャージ&ペイの利用で、通常のポイント還元率0.5~1%に加え、最大2.5%がポイント還元されます。
<サブスクリプションサービス>
Amazonオーディブル、Amazonプライム(※1)、DAZN(※2)、dアニメストア、Leminoプレミアム、Hulu、U-NEXT、LINE MUSIC(※3)
<携帯料金>
au、povo、UQ mobile、docomo、ahamo、SoftBank、LINEMO、Y!mobile、LINEモバイル、y.u mobile
<QRコード決済>
LINE Pay(※4)
※1: Amazonプライム会費、Prime Student会費もポイント加算の対象となります。
※2: DAZN for docomoも対象となります。
※3: LINE MUSICでポイント加算を受けるためには、対象カードをLINE Payアカウントに登録後、LINE MUSICのお支払い方法にアカウント登録した対象カードを選択する必要があります。
※4: LINE Payのチャージ&ペイのみがポイント加算の対象となります。学生ポイントの対象カードは、チャージ&ペイ利用におけるLINEポイント還元の対象となりません。
分割払いの手数料を全額相当ポイント還元!
就活の準備や卒業旅行など、高額なお買い物が必要なときに無理なく支払いができるのが分割払いです。通常、分割払いを利用すると、購入した金額に加えて分割手数料を支払わなくてはなりませんが、学生なら、この手数料の全額相当がポイント還元されます。
購入時に分割払いを指定するほか、三井住友カードで利用できる「あとから分割」でも、分割手数料が全額相当ポイントとして還元されますので、上手に利用してみましょう。
付与されるポイントは、毎月50,000ポイントが上限となります。
<学生ポイント適用期間例>
2024年3月ご卒業の場合
2024年12月末日までのご利用分:学生ポイント対象期間
2025年1月以降のご利用分:学生ポイント対象期間外
対象サービスは、2023年7月時点のものです。
ポイント加算や特典付与の条件・上限については、三井住友カードのホームページをご確認ください。
学生ポイント対象クレジットカードを家族カードとして保有している場合、もしくはその他ご職業(副業)を「学生」と申告している場合は、当サービスは対象となりません。
すでに対象カードを本会員として保有している方は、ご卒業予定年の12月末日のご利用分まで自動的に当サービスの対象となります。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)は当サービスの対象となりません。
クレジットカードの利用限度額は、信用情報に問題なければ増枠が可能
学生向けのクレジットカードでは、限度額が10万~30万円程度と低めに設定される傾向にあります。ただし、定期的に利用実績を積み上げていくことで、後から限度額の増枠ができるケースもあります。
まずは、クレジットカードの利用代金をきちんと期日どおりに支払い、信用情報に傷がつかないよう心がけましょう。そのためには、利用通知サービスなど利用代金を管理するための機能を活用することがおすすめです。
よくある質問
Q1.学生がクレジットカードで買い物に使える金額はどれくらいですか?
学生がクレジットカードを作成する場合、その限度額は10万~30万円程度であることが一般的です。クレジットカードは属性や信用情報をもとに審査が行われますが、学生の場合は収入が低いケースも少なくありません。そのため、利用限度額は低く設定される傾向にあります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.利用限度額とはどういうものですか?
クレジットカードの限度額とは、カードを利用できる上限額です。限度額には「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠が含まれており、それぞれの利用合計額を限度額内に収める必要があります。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.利用限度額を増やすことはできますか?
クレジットカードの限度額は、増枠申請を行うことで引き上げてもらうことができます。一時的な増枠と継続的な増枠の2種類がありますので、ニーズに合った申請方法を選びましょう。また、複数のクレジットカードを使い分けたり、利用実績や収入を増やして信用情報を積み上げたりすることも有効です。
詳しくは以下をご覧ください。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
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2024年8月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。