旅行中の豆知識
キャッシュレス決済ができるクレジットカードは、今や海外旅行の必需品です。しかし、国内で使用する場合とどのような違いがあるのか、手数料などが高額になるのではないかと、不安に感じている人も少なくないかもしれません。
ここでは、海外旅行におけるクレジットカード手数料の計算方法と、便利な使い方をご紹介します。また、帰国後に確認しておきたいポイントと、海外手数料がおトクなクレジットカードについても併せて見ていきましょう。
日本国内におけるクレジットカードの1回払いは手数料がかかりませんが、海外でクレジットカード決済をすると、1回払いでも海外手数料が発生します。これは、カード会社が利用店へ料金を支払う際に、日本円から現地通貨に換算するための事務処理コストで、1回の決済ごとに必要になります。
日本円を外貨に両替する際には、自国通貨と外国通貨の交換比率である為替レート(基準レート)を基準に取引が行われます。また両替1回につき発生する両替手数料は、両替所などによって異なりますが、為替レートに手数料を含めた、両替レートとして提示されているのが一般的です。
クレジットカード決済においても同様で、事務手数料は国際ブランドによって利率が異なり、為替レートに加算されていることが大半です。そのため、利用前に各国際ブランドが提示する為替レートを確認しておくことで、手数料を抑えたおトクな利用が可能になります。
三井住友カードの事務手数料は、国際ブランドのVisa、Mastercard、銀聯カードで比較すると次のようになります。
横にスライドしてください
国際ブランド | Visa | Mastercard | 銀聯カード |
---|---|---|---|
事務手数料 | 2.20% | 2.20% | 2.50% |
なお、為替レートは、1日のうちでも常に変動するため、クレジットカードの国際ブランドでは、その日の為替レートをもとにした基準レートを定めています。
海外でクレジットカードを利用する際には海外手数料が必要となるものの、次のようなメリットがあります。
クレジットカードは、海外での利用データがカード会社に届いた日の基準レートで円に換算されます。換算のタイミングは利用日から数日程度のタイムラグがあるため、カード利用日よりも基準レートが下がっていれば、思っていたよりも安く商品を購入できることがあります。
チップの支払いや屋台での買物など、クレジットカードが使えない場面では現地通貨が必要になります。もし、手持ちの現金が不足している場合でも、クレジットカードがあれば、キャッシング機能を利用して最寄りのATMから現地通貨を必要な額だけ引き出すことができます。
キャッシングの利息は日割りで計算(※)されるため、年利18%の場合で1万円分キャッシングした場合、1日あたりの利息は約「4円」です。そのため、両替手数料よりもおトクに現地通貨を用意することができる場合もあります。
キャッシングの利息=利用額×年利÷365(うるう年の場合は366)×利用日数
不正利用が発生した場合、三井住友カードでは「三井住友カード会員規約」の第14条(会員保障制度)にもとづき、特別なケースを除いて、紛失・盗難の届け出日の60日前からその損害を補償しています。
必ず会員規約を、改めてご確認いただきますようお願いいたします。
クレジットカードの利用で貯まるポイントは、海外利用であっても同様に貯めることができます。ポイント還元率の高いカードであれば、クレジットカード決済時の海外手数料分をまかなえるくらいのポイントがつく場合もあり、現金を両替するよりもおトクになります。
海外でホテルやレンタカーを利用する際、保証料(デポジット)を請求されることがあります。これは、ホテルのチェックアウト時や車の返却時に戻ってきますが、旅の始まりにまとまった額を預けると、資金が心もとなくなってしまいます。
そのようなときクレジットカードがあれば、提示するだけでデポジットとして認められるため、現金を預ける必要がありません。
三井住友カードのナンバーレスカードの場合は、カード番号がわかるように準備しておきましょう。ただし、施設によってはデポジットの受付ができない可能性がありますので、ご注意ください。
クレジットカードは、海外旅行保険や空港のラウンジ利用、現地のショップで使える優待といったさまざまなサービスが付帯しているものが多く、持っているだけで安全で快適な海外旅行をサポートしてくれます。ただし、クレジットカードの種類によってサービスに利用条件がありますので、旅行前に確認しておきましょう。
滞在中の支払いでどのくらいの海外手数料がかかったのかは、帰国後に明細を見ることで確認できます。その際、利用金額に間違いがないか、身に覚えのない請求が混ざっていないかなど、利用控えと照らし合わせながら不正利用の有無も併せて確認しましょう。
なお、郵送による利用明細は、届くまでに一定の時間を要します。三井住友カードなら、WEB明細で手軽に確認できるため、被害の早期発見はもちろん、引き落とし日に備えた資金の準備も、ゆとりを持って行えるようになります。
海外旅行時や海外のネットショップ利用時に三井住友カード プラチナプリファードで買物をすると、利用額の2%がポイント還元されます。通常のポイント還元1%と合わせて合計3%のポイントを獲得できるため、外貨での決済が多い人にはおトクなカードとなっています。
また、海外旅行中のケガや病気、さまざまなトラブルを補償する海外旅行損害保険や、国内旅行や出張に安心の国内旅行損害保険、三井住友カードで決済して購入した商品が壊れたり、盗まれたりした際に、その損害を補償するお買物安心保険といった、カード付帯保険サービスもご利用いただけます。
カード付帯保険は、カードの種類により補償内容や保険金額、適用条件などが異なります。
実際の保険金のお支払い可否は、普通保険約款および特約などに基づく保険会社の審査がございます。
家族特約の補償内容は本会員と異なります。
特約店での宿泊予約で更におトクに!
ポイント特化型のプラチナカード
三井住友カード
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年会費:
33,000円(税込)
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※2
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※3
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両替時にある程度の手数料が発生してしまうのは、避けることができません。しかし、事務手数料の低いクレジットカードを利用したり、現地通貨をキャッシングで調達したりすることで、海外手数料や金利を節約することができます。
海外旅行は大きな金額を使用することも多くなりますから、クレジットカードを上手に活用すれば、手数料を大幅に抑えながらポイントも貯めることができるでしょう。
2020年9月時点の情報なので、最新の情報ではない可能性があります。