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カードローンの選び方とは?初心者が知っておくべきポイントを紹介!
冠婚葬祭やレジャーなど、まとまったお金が必要なときにお金を借りられるカードローンは、アクティブな現代人にとって便利なサービスです。しかし、自分のライフスタイルに合わせてカードローンを活用するには、まずその特徴やメリットについて知っておく必要があります。
ここでは、カードローンの初心者に向けて、基礎知識や選び方のポイントについて解説します。
- 目次
カードローンとは?
カードローンとは、銀行などが提供する融資専用のカードです。カードを使ってATMで現金を引き出したり、自分の口座へ振込みして借入れたりすることができます。発行元によって「銀行系」「信販・クレジット系」「消費者金融系」と大きく分類することができます。それぞれの違いと特徴について見ていきましょう。
金利の低さが特徴「銀行系カードローン」
銀行系カードローンは、メガバンクや地方銀行、信用金庫などの金融機関が提供しているカードローンです。消費者金融系のカードローンと比較すると、適用される最高金利は低めに設定されている点で安心感があります。
審査は最短で当日に結果が出る場合もありますが、カードが届くまでに時間がかかり、実際にお金を受け取れるのはお申し込みから1週間くらい先になる場合があります。ただし、同じ銀行系でも、カードが届く前に融資を受けられるものもあります。自社や提携ATMの多さもあって、利便性は高いといえるでしょう。
銀行系と肩を並べる安心感「信販・クレジット系カードローン」
信販・クレジット系のカードローンの特徴は、銀行系とほぼ同じです。信販会社やクレジットカード会社が提供している点が異なるだけで、最高金利は銀行系と同レベルで低めに設定されています。長期の借入れや繰り返しの借入れを考えている場合は、支払い金利の総額を低く抑えることができますのでおすすめです。
審査や融資にかかる時間も銀行系と同じくらいです。中には、融資まで最短で当日という商品もあり、カードの発行会社によって時間の差がありますので、申し込む前に融資までの時間を確認しておきましょう。
融資までのスピードで選ぶなら「消費者金融系カードローン」
消費者金融系のカードローンは融資までの早さが特徴で、新規のお申し込みでも審査は約30分、融資を受けるまでの時間は最短でお申し込みから1時間、遅くとも2日後には可能という商品もあります。
ただし、銀行系、信販・クレジット系と比較すると、最高金利が高めに設定されているケースもあり、その場合は長期の借入れには向いていません。しかし、無利息期間を設けている会社もありますので、急にお金が必要になった場合など、突発的なニーズに活用できるでしょう。
押さえておきたいカードローンの基礎知識
カードローンを利用するにあたって、知っていたほうが良い基本的な知識について解説します。
カードローンは、サービスの提供元によって、少しずつ内容に違いがあります。詳細は各会社に問い合わせたほうが確実ですが、金利の見方や返済方法の用語についてなど、基本的な情報はあらかじめ知っておきましょう。
発行元によって、適用される法律が違う
一口に「カードローン」といっても、銀行や信販・クレジットカード会社、消費者金融業者と、さまざまな発行元があります。このうち、銀行は「銀行法」という法律が適用され、そのほかの信販・クレジットカード会社、消費者金融業者は「貸金業法」という法律が適用されています。
そのため、同じカードローンというサービスであっても、適用される法律によって、運用する側のルールに違いがあります。
カードローンを利用する際に、利用者側が意識する必要はありませんが、こうした違いがあるということを知っておきましょう。
なぜ数値に幅があるのか?金利の見方を知っておこう
カードローンを初めて利用するときに、まず気になるのは金利でしょう。
ほとんどのカードローンでは、金利は1.5%~15.0%というように、かなり幅のある数字で表記されています。それは、カードローンの金利は利用枠によって変わるからです。利用枠とは、借入れできる=利用できる金額の範囲を指します。金利は、利用枠が小さい場合は高く、利用枠が大きくなると低くなる傾向があります。
カードローンのサービスを提供している会社ごとにシステムは異なりますが、借入利用枠ごとに金利が設定されていることが多いです。例えば、借入利用枠が50万円以下は15.0%、60万~100万円は12.4%、110万~300万円未満は9.8%というようなものです。カードローンの発行には審査がありますので、自分の希望した利用枠で借入れできるとは限りません。審査によっては、希望していた利用枠より減額され、最高金利が適用される場合がありますので、申し込む際は最高金利が適用されても問題ないよう想定しておきましょう。
カードローンの返済方法
借入金の返済は、多くの場合、契約時に登録した銀行口座からの引き落としになります。
返済額は、あらかじめ決めておいた固定額である場合もあれば、借入残高によって上下する場合もあります。毎月の返済額について、カードローンのサービスを提供している会社ごとに情報を開示していますが、月々の返済額がいくらになるかは毎月の家計に直接影響を及ぼすものですので、いくらまでなら返済にあてられるのか計画を立てて、契約前に確認をしておきましょう。
このほか、臨時収入が入ったときやボーナス時などに、臨時返済もできます。たとえ少しずつでも臨時返済を重ねていくと、借入残高は確実に減っていきますし、その分、利息の負担も軽くなります。当初の見込みよりも短期間で、しかも利息の総額を抑えることができますから、上手に利用しましょう。
審査基準は会社によって異なり、申し込んでみないと分からない
カードローンに関する情報サイトでは、よく「審査が甘いカードローンはどこ?」という話が出てきます。会社によって審査基準は異なりますが、審査基準を緩くしてカードローンを発行していたら、返済できずに破綻する事例が頻発し、借りる側もカードローンの提供者も、双方に不利益になります。そのため、審査基準は異なりますが、どこの会社の審査が甘いと言い切れるものではありません。
実際のところ、各社の審査基準は公開されていません。総量規制(借入金額は年収の3分の1まで)のように各社共通の基準はあるものの、最終的には各社独自の基準に則って判断をし、申し込み者を平等に見て、厳正な審査が行われているのです。つまり、審査に通るかどうかは「申し込んでみないと分からない」というのが答えなのです。
ネット上にはさまざまな情報が飛び交っていますが、それらの情報を気にするよりも、それぞれのカードローンを提供している会社のサービスや返済方法、特徴を見比べて、自分にフィットしているかを確認のうえで申し込みましょう。
カードローンはどこを見て選ぶべきか?
カードローンについての基本的な知識を知ったところで、次にカードローンの選び方についてご説明します。
カードローンの内容を細かく比較していくと、いろいろな違いがあります。どのカードローンが自分に合っているのかを、しっかり判断しましょう。
最も大きな判断ポイントは金利
カードローンというサービスは、単発の借入れよりも、ある程度の長期にわたって複数回の借入れと返済を繰り返すことを前提に設計されています。長期の借入れとなれば、やはり金利は重要ポイントです。お金を借りる場合、借りた分の手数料として利息が発生します。利息は金利(利率)から算出され、長い期間、そして大きな金額を借入れる分、利息金額は多くなります。
金利で比較するならば、やはり銀行系と信販・クレジット系のカードローンがおすすめです。自身の支払能力も考慮し、より低い金利で借りられるものを選びましょう。
返済方式や返済方法で選ぶ
カードローンの返済方法は、会社ごとに違いがあります。
カードローンを提供している会社によりますが、基本的にはリボ払いがほとんどです。リボ払いには種類があり、どの種類のリボ払いを採用しているかで、同じ金額を借りても利息金額が変わってきます。
返済方法は、基本的には口座引き落としですが、ATMによる返済ができるなど、各社さまざまな方法を用意しています。ATMの場合、条件次第では手数料がかかってしまう場合がありますのでご注意ください。
長期的には銀行系&信販・クレジット系、短期なら消費者金融系
前述しましたが、カードローンにおいて、銀行系と信販・クレジット系に目立った差はなく、消費者金融系は少し違った性質を持ちます。
銀行系と信販・クレジット系のカードローンの場合、借入れをする利用枠によって、適用利率が段階的に設定されています。例えば、100万円までなら金利12.4%、300万円までなら金利9.8%という具合です。しかし、消費者金融系では、こうした設定が明確になっていないところが多くなっています。例えば、「借入額50万~500万円で、金利4.5~15.0%」といった表記になっており、300万円借りたとしても金利が15.0%になる可能性があり、申し込む前に金利の目安が分かりにくい面があります。
しかし、多くの業者が「30日間無利息」など、無利息期間を設定しています。このほか、消費者金融系のカードローンは、融資までのスピードが最大のメリットです。審査は最短30分、融資までに1時間という会社もあります。
長期的に何度も借入れをしながら、ライフイベントに備えて計画的に利用したい場合は銀行系や、信販・クレジット系のカードローンを、短期で「急にお金が必要になったが、月内には確実に返せる」などの場合は、消費者金融系のカードローンを選ぶと便利ではないでしょうか。
カードローンは日々の生活を彩る方法のひとつ
銀行系、信販・クレジット系、消費者金融系。さまざまなカードローンがありますが、大切なのは「自分のニーズにフィットしているかどうか」を見極めて利用することです。自分のライフスタイルに合ったカードローンを選んで、無理のない範囲で利用することが肝心です。
カードローンは、必要に応じて不足を補い、日々を豊かに過ごせる商品として各社から提供されているサービスです。毎日をより楽しく、生活を彩るためにも、カードローンを賢く利用してみてください。
よくある質問
Q1:カードローンとは何ですか?
カードローンとは、銀行などが提供する融資専用のサービスのことです。多くの場合はカードを使ってATMで現金を引き出したり、自分の口座へ振込をして借入れたりすることができます。カードレスタイプのカードローンもあります。
Q2:カードローンは必ず借入できるのですか?
カードローンは申し込み後に審査があり、審査結果によって借入額が決まります。そのため、借入ができない場合もあります。審査基準は会社によって異なり、各社とも厳正な審査を行っています。
Q3:カードローン選びのポイントは?
カードローンを選ぶ際のポイントは、金利や返済方法です。融資のスピードもチェックしましょう。金利が低めで比較的融資までのスピードが早くおすすめなのは、信販・クレジットカード会社が発行するカードローンです。
モビットカードローン貸付条件
利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 |
最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、 合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
利率 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
---|---|
資金使途 | 自由 |
ご利用枠 | 800万円 |
遅延損害金 | 年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
ご返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
ご返済期間・回数 | 最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると弊社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月) |
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