クレジットカードのセキュリティコード(CVV)とは?確認方法や不正利用対策について解説
2023.10.19
クレジットカードのセキュリティコード(CVV)とは?確認方法や不正利用対策について解説
クレジットカードのセキュリティコード(CVV)とは?確認方法や不正利用対策について解説
2023.10.19
クレジットカードの利用にあたって、セキュリティコードの入力を求められることがあります。セキュリティコードは、クレジットカードの不正利用を防ぐ役割があります。
ここでは、クレジットカードがどのように安全性を担保しているのか、セキュリティコードをはじめとした不正利用対策について解説します。
セキュリティコード(CVV)とは?
クレジットカードには、第三者の不正利用を防ぐための「セキュリティコード」というしくみが導入されています。セキュリティコードとは、クレジットカードごとに設定されている3桁から4桁の番号のことです。
ネットショッピングをする際、クレジットカード決済を選択すると、セキュリティコードの入力を求められます。セキュリティコードを入力することで、カードが手元にあることを証明することが可能です。
なお、セキュリティコードは英名の「Card Verification Value」の頭文字からCVVと呼ばれることもあります。
セキュリティコードはスキミング防止に有効
セキュリティコードは、スキミングをはじめとするクレジットカードの不正利用を防止するために生まれました。スキミングとは、クレジットカードに記録されている情報を盗み取り、偽造クレジットカードを作って使用するという悪質な犯罪です。かつてのネットショッピングでは、クレジットカード券面に記載されたカード番号や氏名、有効期限を入力するだけで決済することができましたが、スキミングによる不正利用が急増したことからセキュリティコードの入力が求められるようになりました。
セキュリティコードはクレジットカードの磁気情報に含まれていないため、万が一スキミングされてしまった場合でも、不正利用ができません。
ただし、クレジットカード自体を盗まれてしまうと、セキュリティコードを含むすべての情報を知られてしまうため、スキミングによる不正利用を防げなくなってしまいます。クレジットカードの取り扱いや管理には十分注意するようにしましょう。
セキュリティコードの桁数と確認方法
セキュリティコードは、3桁または4桁の数字になります。国際ブランドによって桁数が異なりますので、確認しておきましょう。
例えば三井住友カードで扱っているVisaやMastercard®の場合、セキュリティコードの桁数は3桁です。プラスチックカード裏面のサインパネルに表示されている3桁の数字がセキュリティコードに該当します。
三井住友カード(NL)などのナンバーレスや三井住友カード(CL)などのカードレスのタイプは、Vpassアプリで確認できます。
セキュリティコードの注意点
セキュリティコードは、スキミングによる不正利用を防ぐためのセキュリティ対策です。そのため、セキュリティコードを他人に教えたり、コードをメモや写真に残したりしてしまうと、情報漏洩のリスクが高まることになるので注意しなければなりません。ここからは、セキュリティコードを取り扱う際の注意点について解説します。
印字が消えてしまう
クレジットカードの券面に記載されているセキュリティコードは、印字が薄れて読めなくなるケースがあります。セキュリティコードは、カード番号のように凹凸に刻印されているのではなく、インクで印字されているため、摩擦熱などによって印字が薄れてしまうので、消えないよう注意が必要です。
なお、三井住友カード(NL)なら、券面にはセキュリティコードが記載されていないため、印字が消えてしまう心配がありません。アプリで、いつでもセキュリティコードを確認できますので、大変便利です。
入力しないと買い物ができない場合がある
セキュリティコードは、ネットショップのクレジットカード決済画面か、カード会社のマイページログイン画面にて入力が求められます。カード番号や有効期限と別に、セキュリティを保護するため、入力しなければお買い物ができない可能性があります。
クレジットカード決済を行うためにも、事前にセキュリティコードの記載内容を確認した上で、正しく入力するようにしましょう。
フィッシング詐欺が多発している
セキュリティコードを狙ったフィッシング詐欺が多発しています。フィッシング詐欺とは、クレジットカード会社や金融機関のふりをして偽ったメールを送信し、偽サイトへ誘導して個人情報を取得する詐欺のことです。セキュリティコードの情報を盗まれてしまうと不正利用につながってしまうので、下記のようなあやしいページではクレジットカード情報やセキュリティコードを絶対に入力しないようにしましょう。
フィッシング詐欺の可能性があるページやリンクの一例
最近はフィッシング詐欺が巧妙化して、本物のサイトと区別がつきづらいケースも増えています。個人情報を入力する前に、ドメインやURLなどを見てあやしいサイトでないか必ず確認するようにしましょう。
上記はフィッシング詐欺の一例です。弊社のクレジットカードをお使いの方で、あやしいと思った際は下記ページをご一読のうえ、三井住友カードへお問い合わせください。
三井住友カードの不正利用に対する取り組み
クレジットカードの不正利用に対処するために、三井住友カードではセキュリティ対策が導入されています。どのような内容なのか、解説していきましょう。
カード不正利用検知システム
カードが不正利用されていないかどうか24時間365日、「不正利用検知システム」でモニタリングしています。
万が一、不審なカード取引の可能性があると判断した場合は、取引を不成立としたり、カード会員へ直接連絡してご本人の利用かを確認したりして、カードが不正に使われないようにしています。不正利用の可能性のある事態を事前に・早期に発見できるため、安心してクレジットカードをご利用いただけます。
不正利用に対する保障制度
万が一カードを誰かに利用されてしまった場合のために「会員保障制度」があります。
特別なケースを除き、カードの利用停止の手続きをした日の60日前から損害が補償されます。
身に覚えのない明細について問い合わせすると、約1週間でSMS(ショートメッセージ)や電話にて連絡があります。不正利用と判断された明細の請求は、お引き落としとならないよう事前に取り消しされます。また、もし事前の取り消しが間に合わず、お引き落としされてしまった場合は口座へ約2週間で返金が行われます。
あんしん利用制限サービス
お客さまが設定した取引区分の利用を制限することができるサービスです。
盗難などのトラブルが発覚したタイミングで制限をかけることで、不正利用の可能性を最小限にとどめることができます。
例えば、すべての利用を制限することもできますし、ネットショッピングだけの利用を制限することもできます。また、カードを利用しないときはオートロックで機能を制限しておき、利用するときだけVpassアプリで一時的に制限を解除するといった対策も可能です。事後の対策だけでなく、普段から万が一の盗難に対する対策を立てておけるのが、三井住友カードの大きな特徴になっています。
もしもカードの盗難や紛失に気づいたときは、「カード紛失・盗難受付デスク」を利用しましょう。「カード紛失・盗難受付デスク」に問い合わせると、24時間365日いつでもすぐにカードを利用できない状態にすることができます。手続きは、インターネット上で完結することができるので、スピーディーに対応することができます。
普段あまり意識をしないだけに、こういったサービスは見落としがちですが、もしも盗難に遭ったときのために、「カード紛失・盗難受付デスク」の手続きページのURLをスマートフォンなどにお気に入り登録しておくと良いでしょう。
ご利用通知サービス
カードを利用した際に、利用内容をメールおよびアプリでのプッシュ通知、LINEでリアルタイムにお知らせします。
不正利用された場合も通知ですぐに気づくことができるため、被害の拡大を防ぐことができます。
手続きはインターネット上で完結するので、不正利用対策を強化するためにもぜひご登録ください。
スキミング対策に効果的なICチップ搭載
発行するほぼすべてのクレジットカードにICチップをつけて、スキミングに対するセキュリティ対策を行っています。
スキミングは、クレジットカードの磁気ストライプから情報を不正に盗み取るわけですが、ICチップであれば、内部の情報を高度に暗号化しているため、安心してクレジットカードを利用できます。
さらに、ICカードは4桁の暗証番号で決済が完了するため、サインの記入に比べてスムーズな会計が可能です。決済処理の時間も従来から大幅に短縮されており、「セキュリティ」「利便性」の両方の面でメリットがあります。
不正利用対策には三井住友カードのナンバーレスやカードレスのカードがおすすめ!
不正利用検知システムや不正利用に対する保障制度が充実している三井住友カードなら、万が一の盗難や紛失による不正利用の心配なく、安心してお買い物を楽しめます。
ここでは、「ナンバーレス」「カードレス」のしくみによって、セキュリティ機能がさらに向上しているおすすめの三井住友カードをご紹介します。
三井住友カード(NL/ナンバーレス)
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。
クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
年会費永年無料のナンバーレスカード!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 1・2・3
ポイント
最大7%還元
即時発行可能!
最短10秒4
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※3 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※4 即時発行ができない場合があります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード(CL/カードレス)
お申し込みから決済、利用状況の管理まで、すべてをスマートフォンからの操作で完結できるのが大きな特徴。カード番号・有効期限といったカード情報の確認や利用状況の管理は、Vpassアプリから可能です。Vpassアプリは生体認証ログインにも対応しているため、なりすましや不正利用を防ぎ、安心・安全にご利用いただけます。
スマホ一台で身軽にお買い物
スマホ一台で身軽にお買い物
三井住友カード
(CL/カードレス)
三井住友カード
(CL/カードレス)
年会費: |
永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~100万円 |
国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
即時発行可能!
最短10秒1
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
海外旅行傷害保険 5
最高
2,000万円
※1 即時発行ができない場合があります。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※5 事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード ゴールド(NL/ナンバーレス)
満20歳以上の方が利用できるゴールドカードです。三井住友カード(NL)同様、券面には、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されない、安心・安全のナンバーレス。
三井住友カード ゴールド(NL)には、毎年の年間利用額に応じたポイント還元や条件付きで年会費が永年無料になる特典があります。
使うほどおトクなゴールドカード
使うほどおトクなゴールドカード
三井住友カード
ゴールド
(NL/ナンバーレス)
三井住友カード ゴールド
(NL/ナンバーレス)
年会費: |
5,500円(税込) 条件付きで永年無料 |
ポイント還元率: |
0.5%~7% |
---|
限度額: |
~200万円 | 国際ブランド : |
---|
おすすめポイント
年間100万円のご利用で
翌年以降 1
年会費永年無料
対象のコンビニ・
飲食店でスマホの
タッチ決済ご利用で 2・3・4
ポイント
最大7%還元
年間100万円のご利用で
毎年プレゼント 1
10,000ポイント
※1 対象取引や算定期間などの実際の適用条件などの詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※4 通常のポイント分を含んだ還元率となります。
※ 本カードのご利用には、スマートフォンでのVpassアプリのダウンロードが必要です。
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
クレジットカードのセキュリティについて把握しておこう
クレジットカード利用についての漠然とした不安は、セキュリティ内容を知ることで取り除かれるのではないでしょうか。三井住友カードでは不正利用に対するモニタリングや補償が充実しているだけでなく、カードの利用制限や利用通知など、不正利用を未然に防いだり即座に発見できたりするしくみも充実しています。
さらに、カード番号やセキュリティコードが表示されない「ナンバーレス」や、カード自体が発行されない「カードレス」なら、盗難や不正利用の不安はさらに小さくなるはずです。クレジットカード利用に不安がある方は、ナンバーレスやカードレスの三井住友カードを検討してみましょう。
よくある質問
Q1.セキュリティコード(CVV)とは?
セキュリティコードとは、クレジットカードのスキミングによる不正利用を防止するためのコードのことです。ネットショッピングのクレジットカード決済画面や、カード会社のマイページログイン画面で、本人認証のために入力が求められます。なお、CVVはセキュリティコードの英名「Card Verification Value」の頭文字です。
詳しくは以下をご覧ください。
Q2.セキュリティコードの桁数は?
クレジットカードのセキュリティコードは、3桁から4桁の数字で記載されています。セキュリティコードはインクで印字されているケースが多いため、摩擦熱などによって印字が薄まってしまうおそれがあるので注意が必要です。国際ブランドごとに桁数が異なり、例えば三井住友カードで扱うVisaやMastercardは3桁で構成されます。
詳しくは以下をご覧ください。
Q3.セキュリティ対策にはどのようなものがある?
三井住友カードのセキュリティ対策には24時間365日不正利用を監視する「カード不正利用検知システム」や、不正利用された代金をカード会社へ届出を行った60日前から損害を補償する「会員保障制度」などがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
「LINE」はLINE株式会社の商標または登録商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
2023年10月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。